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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
フツウを脅かす冷たい風
●●●過ぎた力は巻戻る●●●
後日、彼らのろっこんは強化された分が無くなり、もともとの弱いろっこんとなった。
風切は腕を振れば風が発生するが、素早く動かしたときに団扇でゆっくり凪いだ程度の風がでるだけだ。
虎折も不機嫌なまま笑うと、彼の周り多少寒くなるが、知覚できない程度だ。
「無害な力になったとしても、やった事は変わらない」
「ユリもトキオも無事みたいデスし、三件落着って所デス」
「あぁ、一件落着だ」
ザ・ストレイトは病室が見える隣のビルの屋上から彼らを見ていた。
朗らかに笑うマリナはフェンスを飛び降り、ザ・ストレイトと並ぶ。
彼らは彼らでフツウに溶け込んでいく。
ゆりの見舞いを終えた勇樹は安心していた。
特に異常はないが、2、3日は安静に、とのことだった。
事件のあらましをしつこく聞かれたが、大丈夫ですよ、と押し切った。
「俺は悪を許さないッス。絶対に」
「あの時も言ったが、裁く側が裁きに感情を挟むな」
「分かってるッス。あれは調教ですよ…痛みを知ればやられる気持ちが分かるでしょ？」
「…裁きはあくまで罪にふさわしい罰を与える事だ」
手を強く握りしめる勇樹。
風切と虎折を捕らえた後、【ジャスティス・ヒート】で燃やそうとしたが、斗南に止められてしまった。
見舞いに居合わせた斗南は帰り道をともに行き、困った風に頭をかく。止めた時と、同じように。
日常と非日常が共にある彼らもまた、フツウに戻っていく。
「あ！ コーンポタージュ代、もらってないです！」
「は？ なにをいきなり…」
「あの氷の後、あげましたよね？ 乙なもんですねーって！ はい、500円！」
「そういえばそんなこと言ってたような気がするが…本気か？」
困惑する庚に迫る梢。
結局クローネとどこで知り合ったかを聞けずじまいであった。
そんな中、あたたまるでしょ？と梢はコーンポタージュを皆に振る舞っていた。
確かにあの戦闘の後では、助かったのだとか。
彼がお金を払ったかは、また別のお話。
「お姫様、無事だったみたいね？」
「うん、ブジダッタヨー！」
「人が多かったから、病室の前からみただけだが」
「ふふ。助かって良かったわね、本当」
「マッタクダネー」
「風使いと氷使い、鉄も無事だな」
タイミング良く会った蛇那伊、武道、銀丸の三人は道ばたでそんな話をしていた。
面倒見の良い彼女には逆に心配してくれる人も多かったらしく、短期間入院でも多くの人が来ていた。
互いに関係者の状態を確認しあったあと、それじゃ、とそれぞれの生活へと戻っていった。
「あんなことした理由…力を持ちすぎたから、っていうのが大きそうだね」
「新しいおもちゃ見つけたら、そりゃ遊びたくなるだろうよ」
「だが、それを許していたらフツウは守れない」
「うん。放ってはおけないよね」
「言われなくてもわーってるよ。ま、二度と出来ねぇだろうよ」
「ああ、そう願いたい」
折に会った若菜、不二夫、刀も安心を共有する。
自動販売機で買った飲み物を口にしながら話す彼らはフツウを語る。
彼らの思いは寝子島の未来を担うようになっていくのだろう。
「無事でなにより、だな」
「…すみません。お見舞いに来てもらって」
「気にするな。事件を解決したというのが重要だ」
「そう、ですね…これで寝子島がまた一歩平和になりました」
ろっこんの影響で極度の疲労感に襲われた時尾も病院に運ばれていた。
修はその見舞いに来ており、時尾は申し訳なさそうにしながらもどこか誇らしげであった。
自分達が事件を解決できたからではない。自分達の大切な人達に脅威が及ばなく出来たからだ。
アダムは廃墟が凍ったとき、自らのろっこん【ÆDUST】を使った。
手の指から色のない炎を出現させる事が出来るその能力で氷漬けを避けていた。
その後、屋上へ行き、凍っている虎折に近づき、彼の脚あたりの氷に触れ彼の脚に「التمرد」と焼き込んだ。
何事か言っている修を無視し、少しだけ満足げに屋上を後にし、次の根城を探しに消えた。
こうして、陰ながら彼らは寝子島のフツウを守ったのであった。
後日、彼らのろっこんは強化された分が無くなり、もともとの弱いろっこんとなった。
風切は腕を振れば風が発生するが、素早く動かしたときに団扇でゆっくり凪いだ程度の風がでるだけだ。
虎折も不機嫌なまま笑うと、彼の周り多少寒くなるが、知覚できない程度だ。
「無害な力になったとしても、やった事は変わらない」
「ユリもトキオも無事みたいデスし、三件落着って所デス」
「あぁ、一件落着だ」
ザ・ストレイトは病室が見える隣のビルの屋上から彼らを見ていた。
朗らかに笑うマリナはフェンスを飛び降り、ザ・ストレイトと並ぶ。
彼らは彼らでフツウに溶け込んでいく。
ゆりの見舞いを終えた勇樹は安心していた。
特に異常はないが、2、3日は安静に、とのことだった。
事件のあらましをしつこく聞かれたが、大丈夫ですよ、と押し切った。
「俺は悪を許さないッス。絶対に」
「あの時も言ったが、裁く側が裁きに感情を挟むな」
「分かってるッス。あれは調教ですよ…痛みを知ればやられる気持ちが分かるでしょ？」
「…裁きはあくまで罪にふさわしい罰を与える事だ」
手を強く握りしめる勇樹。
風切と虎折を捕らえた後、【ジャスティス・ヒート】で燃やそうとしたが、斗南に止められてしまった。
見舞いに居合わせた斗南は帰り道をともに行き、困った風に頭をかく。止めた時と、同じように。
日常と非日常が共にある彼らもまた、フツウに戻っていく。
「あ！ コーンポタージュ代、もらってないです！」
「は？ なにをいきなり…」
「あの氷の後、あげましたよね？ 乙なもんですねーって！ はい、500円！」
「そういえばそんなこと言ってたような気がするが…本気か？」
困惑する庚に迫る梢。
結局クローネとどこで知り合ったかを聞けずじまいであった。
そんな中、あたたまるでしょ？と梢はコーンポタージュを皆に振る舞っていた。
確かにあの戦闘の後では、助かったのだとか。
彼がお金を払ったかは、また別のお話。
「お姫様、無事だったみたいね？」
「うん、ブジダッタヨー！」
「人が多かったから、病室の前からみただけだが」
「ふふ。助かって良かったわね、本当」
「マッタクダネー」
「風使いと氷使い、鉄も無事だな」
タイミング良く会った蛇那伊、武道、銀丸の三人は道ばたでそんな話をしていた。
面倒見の良い彼女には逆に心配してくれる人も多かったらしく、短期間入院でも多くの人が来ていた。
互いに関係者の状態を確認しあったあと、それじゃ、とそれぞれの生活へと戻っていった。
「あんなことした理由…力を持ちすぎたから、っていうのが大きそうだね」
「新しいおもちゃ見つけたら、そりゃ遊びたくなるだろうよ」
「だが、それを許していたらフツウは守れない」
「うん。放ってはおけないよね」
「言われなくてもわーってるよ。ま、二度と出来ねぇだろうよ」
「ああ、そう願いたい」
折に会った若菜、不二夫、刀も安心を共有する。
自動販売機で買った飲み物を口にしながら話す彼らはフツウを語る。
彼らの思いは寝子島の未来を担うようになっていくのだろう。
「無事でなにより、だな」
「…すみません。お見舞いに来てもらって」
「気にするな。事件を解決したというのが重要だ」
「そう、ですね…これで寝子島がまた一歩平和になりました」
ろっこんの影響で極度の疲労感に襲われた時尾も病院に運ばれていた。
修はその見舞いに来ており、時尾は申し訳なさそうにしながらもどこか誇らしげであった。
自分達が事件を解決できたからではない。自分達の大切な人達に脅威が及ばなく出来たからだ。
アダムは廃墟が凍ったとき、自らのろっこん【ÆDUST】を使った。
手の指から色のない炎を出現させる事が出来るその能力で氷漬けを避けていた。
その後、屋上へ行き、凍っている虎折に近づき、彼の脚あたりの氷に触れ彼の脚に「التمرد」と焼き込んだ。
何事か言っている修を無視し、少しだけ満足げに屋上を後にし、次の根城を探しに消えた。
こうして、陰ながら彼らは寝子島のフツウを守ったのであった。
あとがき
担当マスター：
御宮 久
ファンレターはマスターページから！
【夏に雪？】ちょっとお前らこれ見てくれよ【画像あり】
20XX/XX/XX カテゴリ：心霊現象 コメント：（ 151 ）
1：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:kAko1212sa
俺んちからちょっとした所に数年前に取り壊しが決まってたビルがあるんだけど、
変な音が聞こえて気になって見に行ったら、辺りが凍ってたんだよ。
不思議に思って近付いたら銃撃ったような音が響いたと思ったら雪が降ってきたんだ。
とりあえず雪は撮ったんだけど、それ以上行くのは怖くて帰ったよね。
なぁ、これ雪に見えるだろ？ 俺の幻覚じゃないよな？
【この画像は削除されました】
5：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Naoy361bs
>>1
アニメの見過ぎ乙
13：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Gonzs1dsm
>>1
なわけねーだろｗｗｗ
雪が降る気候じゃねぇしｗｗｗ
32：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Koto995sr
>>13
いや、ホントだよ！
画像見ればわかるって！
【この画像は削除されました】
55：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Gonzs1dsm
などと意味不明な供述をしており、主は錯乱状態にある様子です。
79：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:pieR0834f
ピクニックでも行ってたのかな。「さくら」ん状態だし。
80：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Naoy361bs
>>79
座布団全部持って行って
81：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Gonzs1dsm
>>79
座布団1枚没収だわ
85：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:pieR0834f
>>80 >>81
お前ら仲良いなｗｗｗ
151：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Naoy361bs
>>1
結論：釣るならもう少しちゃんと釣りましょう
20XX/XX/XX カテゴリ：心霊現象 コメント：（ 151 ）
1：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:kAko1212sa
俺んちからちょっとした所に数年前に取り壊しが決まってたビルがあるんだけど、
変な音が聞こえて気になって見に行ったら、辺りが凍ってたんだよ。
不思議に思って近付いたら銃撃ったような音が響いたと思ったら雪が降ってきたんだ。
とりあえず雪は撮ったんだけど、それ以上行くのは怖くて帰ったよね。
なぁ、これ雪に見えるだろ？ 俺の幻覚じゃないよな？
【この画像は削除されました】
5：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Naoy361bs
>>1
アニメの見過ぎ乙
13：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Gonzs1dsm
>>1
なわけねーだろｗｗｗ
雪が降る気候じゃねぇしｗｗｗ
32：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Koto995sr
>>13
いや、ホントだよ！
画像見ればわかるって！
【この画像は削除されました】
55：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Gonzs1dsm
などと意味不明な供述をしており、主は錯乱状態にある様子です。
79：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:pieR0834f
ピクニックでも行ってたのかな。「さくら」ん状態だし。
80：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Naoy361bs
>>79
座布団全部持って行って
81：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Gonzs1dsm
>>79
座布団1枚没収だわ
85：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:pieR0834f
>>80 >>81
お前ら仲良いなｗｗｗ
151：以下、名無しにかわりましてにゃんこがお送りします 20XX/XX/XX ID:Naoy361bs
>>1
結論：釣るならもう少しちゃんと釣りましょう
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2014年08月28日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年09月04日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年09月04日 11時00分
