this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
酒は飲んでも飲まれるな
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
22
つぎへ >>
木陰にいた
頼木 雨
は、急なめまいに襲われた。どうしようもなく頭がくらくらする。そして、猛烈に人肌が恋しい気分になってきた。また何か、寝子島に怪現象が―――? そう思った瞬間、雨は自分のことより先に、
花風 もも
の身を案じた。雨は、もものことが気がかりで、散歩に出た彼女にこっそりついていっていたのだった。そう、純粋に彼女を心配する気持ちから。
はたして、ももの足元も急に覚束なくなり、道端に座り込んでしまった。僕がいて良かった―――雨は急いで駆け寄り、ももの手を取った。
「大丈夫?」
「雨、君……?」
雨を見上げるももの目の焦点は合っていない。
「急に体がおかしくなったんやろ。僕も頭がふらふらする。でも、心配ないよ。君は、僕が守る」
「雨君……」
ももはゆっくりと、両手を雨の背中に伸ばした。やはり、彼女もどこかおかしくなってしまったらしい。雨はされるがままになっていた。このまま甘えさせて満足させてあげれば、気持ちも落ち着くだろう。
雨はももを抱き抱え、近くのベンチに連れて行って一緒に座った。
「ねぇ、雨君……。好き。……大好き。だから、僕のこともっとぎゅっと抱きしめて……このまま離さないで」
おっとりとした普段の彼女からは想像もつかない言葉だったが、雨は不思議と抵抗なく受け入れた。むしろ、とても嬉しく、満ち足りた気分だった。
「君が幸せなら、僕も幸せ―――君の幸せは、僕の幸せ。君の幸せのためなら何だってする。絶対に、離さへんよ。君のお願いなら、ずうっと傍にいたげるよ」
雨はももの背中をさすった。雨を抱くももの手の力が強くなった。雨は、返礼のように一層強く抱きしめた。
「……嬉しい。雨君に、こんなに大切にしてもらえるなんて」
「花風さんのことは、誰にも渡したくない。君は優しいから、それにつけこんで近づく人もいる。そんな人のことは絶対許さへん、憎くて憎くて仕方なくなる」
「雨君、もっとお話して……雨君の声、子守唄みたいで安心するの」
「うん。僕が君を好きな気持ちは、君のお姉さんにも負けへん。君が傷つくんは、何よりも嫌や―――君を傷つける奴は、絶対に近づけさせへん」
「本当?」
「本当やで。この気持ちに、嘘はない」
「ねぇ、雨君。ずっと夢に見てたけど、勇気がなくてできなかったことがあるの。でも、今ならできる気がする―――」
「それは、何?」
ももは答えなかった。答えがわりに、彼女は雨の頬に、そっと唇をつけた。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
22
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
酒は飲んでも飲まれるな
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月22日
参加申し込みの期限
2014年08月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!