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◇この世界に色を
いったん場面は戻り、シーサイドタウン駅。
真夏の路面に粉雪が舞う。
ろっこんの性質上、人目の多い場所では強い効果は期待しにくい。
雪はベンチを覆い尽くすには至らないが、それでも夏の暑さをいくらか紛らわせていた。
じっとしてばかりいるのも手持ち無沙汰ですから――。
そういって恋々出が小さな雪だるまを作りはじめた。
雪の量がすくない分は、濡れた新聞紙をちぎって丸めて核にして補う。
「雪だるまにも個性があるものなのですよ……単に雪が足りなかったのもありますが」
大きいものと小さいものをひとつずつ。
ある程度形になったのを見て、彼女は鞄からカラフルな小瓶をとりだした。
「おや、それは何だい?」
「カラーシュガーというものですよ。本来は製菓用ですが、こういう使い方も楽しいかと思いまして」
手にとり、ぱらぱらと雪だるまの上にまぶしていく。
雪だるまの肩に、胴に、頭に、異なる色のカラーシュガーをふりかけていけば、
色味のなかったスノーマンはたちまちお洒落なマーブル模様へと変身した。
「よろしければおやつ代わりに召し上がって下さい」
「じゃあ頂こうかなー」
なんて言って佐藤が手を伸ばしたのは差し出されたシュガーではなく、雪だるまのほう。
「……食べるのでしたらご自由にどうぞ?」
「そこは止めてほしかったなぁ」
冗談をいって笑いながらシュガーをひとつまみ分、口へと運ぶ。
暑さで疲れ気味だったからか、カラフルな砂糖は先ほどの缶コーヒーよりも数段甘く感じた。
砂糖がとけてほんのり色づいた手のひらを軽くハンカチで拭きながら、他人ごとのように佐藤がつぶやく。
「きっと今、凄くカラフルなんだろうね」
なんとなく明暗に分かれているのがわかるくらいで、彼の目に色彩豊かな雪だるまの姿は映っていない。
佐藤の感慨深げな――どこか寂しげともとれる言葉を聞いても、
恋々出は何らおかまいなしで色付き砂糖をふりかけていく。
彼女の姿に見入っていれば、自分の網膜にも色が映るだろうか。
楽しそうな姿を目に焼き付けるように、佐藤は微笑みながら眺めていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月15日
参加申し込みの期限
2014年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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