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◇爆走ベビーカー
母親の手から離れたベビーカーがこちらに向け勢いよく滑ってくる。
はじめは楽しそうにガラガラを振っていた赤ちゃんも異変を察知し、
泣き声をあたり一帯に響かせていた。
「そこの二人! 頼む、そいつを止めてくれ……!」
御剣が必死に後を追いかけるが、暴走するベビーカーをうまく止められない。
「たすけ、なきゃ……!!」
「あれはシャレにならないのです!」
さっきのロミーと同じ手段で止められはしないか。
隣乃は急いで投げれるものを探したが、勢いづいたあのベビーカーは消しゴムでは止まりそうもない。
「ロミー、なにかなげれるものをよこすのです!」
「う、えっと……これでいい?」
頭にかぶっていたうさみみ帽を手渡すと、隣乃は一瞬ためらいながらも受け取った。
「あとでキレイにしてかえすのです!」
合言葉を唱え、大事な帽子が傷つかないようできるだけ低く放る。
うさみみ帽はベビーカーの真下に落ち、ふんわり優しく車輪をくるんだ。
勢いを落としたベビーカーを御剣がつかみ、完全に停止させる。
「助かった……俺一人じゃ多分止めきれなかったよ。ありがとう」
後から追いついてきた赤ちゃんの母親が、息を切らしてわが子の顔を覗きこむ。
赤ん坊が無事なのを見て涙ぐみ、三人に深々と頭を下げる。
「本当にありがとうございます。突然足元が滑ったかと思うとこの子、私の手から離れてて、もうなんてお礼を言っていいか……」
言葉をつまらせながら、母親の女性は何度も感謝の言葉を口にしていた。
ひとしきり感情の波がおさまったところで、一役買ってくれた帽子を女性が拾い、静かにはたいて手渡してくれた。
まだ粘着性は残っているが、いずれ元通りになるだろう。
「もし汚れが酷ければうちでお洗濯しておきますから、どうぞ後でいらして下さいね」
「う、うん……ありがとう」
自分たちの行動で、赤ちゃんを助けられた。
それだけでも十分なのに、感謝の言葉のオンパレードで、ロミーには少しくすぐったく感じた。
「もうこれ以上、事故が起こらないといいんだが……」
そう御剣が言った矢先、何か動物が地面をひっかく音が。
「ふみゃーあっ」
にっちもさっちも行かなくなった猫が、車道を縦横無尽に走っていくのが見えた。
あきらかに要レスキューである。
「ああもう、次から次へと!」
「いってるそばからこれなのです!」
慎重に路面を踏みしめ、三人は猫の救助に向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月15日
参加申し込みの期限
2014年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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