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【九夜山】
九夜山で相次ぐ不祥事。動物たちが負傷しているのが見つかったり、遭難者が出ている、今年の夏。警察や登山警備隊の調査や捜索も難航していた。
(全て悪いもれいびの仕業に違いない)
そう予感する者が何人かいる。その内の1人が
日暮 ねむる
だ。彼は九夜山の林の中を駆けている。怪しい影を追っていた。
彼と並走するようにもう1人。ねむるよりも体は一回り大きいが、身のこなしはいい。
「……」
伊織 源一
。黙々と事件の核に迫ろうとしている。
ねむると源一、どちらも九夜山の騒動を鎮めようとしている、もれいびだ。
「街で噂になっているナンパに装った誘拐とも、関係しているのかな」
ねむるのつぶやきに対して源一は首を少し捻るだけ。
(朴訥というか……底知れない力を感じる人だな)
影は獣道を進んでいく。見つからないよう慎重に追う2人。
意表を突いて、彼らの斜め後方から一本の矢が飛んでくる。
「!」
風の切る音に源一がいち早く気づいた。矢の動きを目視した瞬間、源一のろっこん「転(まろばし)」は発動する。スロー化した矢を鷲掴み。ねむるに刺さる数メートル手前で矢は食い止められた。
(なんて反射神経……そういう力なのか)
源一の力に驚く一方、彼がいなかったらと思うと戦慄が走る。
「二重尾行か」
矢の飛んできた方を見る源一。敵も2人いたのだ。
「ちっ、ダメだったか」
追っていた男が2人の前に立ちはだかる。手に持つペットボトルから水を飲む。
「もう一発来るぞ」
源一の予言通りまた矢。各々跳び退くねむると源一。
さらにペットボトルの男が手の平をねむるに向ける。
(うお……)
手から水球が鋭い速度で放たれ、中空のねむるに衝突した。水とはいえ勢いがあるとダメージはでかい。
(く……どっちも遠距離系か、やっかいだな)
「俺が矢の奴をやる」
短く言う源一に、ねむるは小さくうなずき応えた。二手に分かれる。
ねむると水球の男は対峙する。
「なぜこんないたずらを?」
「自分の力を試したいからさ」
ヘラヘラとした面。ねむるは睨みをきかせる。
「それだけ?」
「あとはあんたみたいな、俺らと同じもれいびを誘い込むため」
「?」
「どうだい俺たちの仲間にならないか。面白い能力の奴らが集まれば、世界だって覆せるかもだぜ」
ふ。と、小さく笑むえむる。
「ご免だね(こいつは許せそうにないな)」
「そうかい」
2人の頭上を鳥が羽ばたく。男は水を再び含むと、手の平を緩やかに飛ぶ鳥に向けた。
「やめろ!」
懐からペイント銃を出し撃つ。
「ちっ、そんなもん持ってやがったか」
バランスを崩しながらも水球をねむるへ放ってくるが、木を遮蔽物にして避けた。
「待ちやがれ」
「嫌だね」
今度はねむるが追われる立場になる。
矢は同じ方角から飛んでいるが、一向に射手は見つからない。
(最初、矢を掴んだ瞬間)
源一は思い出す。
(矢の実体が消えた)
今射られ続ける矢も、木に突き刺さったりなどはせず源一がかわすとどこかへ消失している。
(つまり矢自体がろっこん)
試しに矢の軌道から逸らすように変則的な動きをしてみる。矢は至る方向から飛んできた。
(なるほど)
源一は理解した。
射手は木の上にいた。
「く」
源一の姿を見失っていた。背後に気配を感じ振り返ると、向かいの木の枝に源一が立っている。
「追尾型のろっこんか」
「ばれちゃったか」
木の上から四方八方に向けて矢を飛ばしていたのだ。
「抜群の身体能力に冷静な分析、まさに武闘派だね。ぜひ仲間にスカウトしたいんだけど、どう?」
「……返答の余地すらないな」
「あ、そう」
「この距離ならろっこん発動前にお前を倒せる」
「勘違いしているな、俺の得意技は射的じゃない、木登りだ」
枝を伝いながら、身軽に木を登っていく。源一が木を飛び移った直後、相手が上空から襲いかかってきた。
「!」
源一のろっこんは「攻撃を受けている」ことさえ認識できれば発動する。相手の落下速度はスローだった。
つかみ掛かってくるのをかわし、相手の腕を掴む。
「ひっ」
過酷な環境での修行は慣れたもの。枝の上で器用に踵を返し、重心移動を心得たまま背負い投げを決め込む。
「や、やめて……!」
投げる寸でで止める。地面へ投げ落とされると思ったのだろう、相手は源一の背で気絶していた。稽古を重ねてきたからこそ、できる芸当だ。
「どこ行きやがった」
水球の男はねむるを見失っていた。
「!」
前方からペイント弾。
「そこか」
咄嗟に水を含み、ろっこんを放つ。が、そこにねむるの姿はなかった。
「うがっ」
後ろからの衝撃。ねむるのタックルが男を倒した。
「遠隔操作。固定したペイント銃の引き金を反対からワイヤーで引いたのさ」
「くそ!」
ペットボトルは手を離れ中身がこぼれだしている。
「それがないとろっこん使えないんだろ?」
「ぐ……」
後ろからしがみついたまま、相手の額を触る。ねむるのろっこん「In to the Sleep」。
「ふにゃ」
一瞬で夢の世界に落ちる。
「おやすみ」
2人の悪いもれいびは手足を縛られ拘束されている。
「まあこのまま置いておこうか」
手をパンパンと叩きながらねむる。
「いいのか」
源一の問いに、まあ仲間が助けにくるでしょ、とのん気に応える。
「九夜山を荒らす奴らはこれで始末した。あとはアジトを探してる組に任せるかね」
「うむ」
お互いを労い合い、2人は山を下りていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月14日
参加申し込みの期限
2014年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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