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●幽霊よりも怖い話?
四人目の語り手は、
碓氷 真理
だった。重音と梢が来た時、すでに教室にいた、あの女性である。
彼女はむっつりと教卓の前まで来ると、どこか挑むように他の参加者たちを見回した。
「生者の方が、幽霊よりよっぽど怖い話をしようか」
言うと、彼女は語り始める。
「ある町で、霊媒師として仕事を受けた時のことだ。依頼人の男は『最近身の回りで、不可解なことが多発している。悪霊の仕業に違いない。だから、なんとかしてくれ』と言って来たんだ。だが、調べたら、その男は浮気者の屑でな。男の浮気を苦に自殺した元彼女の兄が、復讐のためにその男を追い詰めていた、というのが真相だった。……自身の悪行から恨みを買う『因果応報』の典型だな」
言葉を切って、彼女は小さく肩をすくめた。
「……どうやって調べたかって? もちろん、男に憑いてた自殺した元彼女に聞いたんだ。……今頃は、あの男と地獄で一緒になっているかもな」
皮肉げな口調で語り終え、彼女はろうそくを吹き消すと、腰を下ろす。
「お化けというより、サスペンスかと思ったらー、最後のオチがインパクトあったねー」
葵が、小さく拍手しながら、にんまりと笑って言う。
うんうんとうなずいてから、重音は立ち上がった。
「次は、えこさんなのです」
言って、前に出ると名前と学年を告げ、語り出す。
「とある蒸し暑い夜……一人で暗い部屋でパソコンをしていたら、急に目の前を黒い影がよぎったのですー! えこさんびっくりして、飲みかけのお茶を、キーボードの上にこぼしちゃったのです! 結局、黒い影は虫だったのですけど、あれには恐怖で背筋が寒くなったのです……っ!」
一気に話すと、彼女はぺこんとお辞儀をして、席に戻った。
「あの……それで終わり……ですか?」
ちょっと困ったように、琴美が尋ねる。
「そうなのです。……これが、えこさんが体験した、一番怖い話なのですー」
重音は胸を張って答えた。
途端、ぷぷっと吹き出したのは金髪と青い目の少年と、大きな目の黒髪の少女、それに弦月だった。彼らにつられるように、他の者も笑い出す。が、重音はきょとんとした顔だ。なぜ笑いが起こったのか、今一つわかっていないらしい。
もっとも、他の四人の話に震え上がっていた者たちは、ホッと息をついた恰好だ。
それは、由貴も同じだった。
目尻ににじんだ恐怖の涙をぬぐい、噛みしめていた奥歯をゆるめて、息をつく。
隣では、ネミッサが小さく口をとがらせていた。
「怖い話って、意味が全然違うわ。……せっかく、楽しんでいたのに、興覚めじゃないの」
腹立たしげに、呟く。
だが、おかげで教室内の空気は少しなごんだものになった。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月11日
参加申し込みの期限
2014年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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