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●ビデオの映像の怪
さっそく、三台のビデオが教壇に集められ、修がモニターで録画した内容を確認し始めた。
「三台とも、奇妙な光が映り込んでいる」
ややあって顔を上げ、修は言った。
「見せて」
ほのかが言って、一台のモニターを覗き込んだ。
「……たしかに、映り込んでるわね。録画を始めたころには、もう日が落ちていたから、太陽光とは考えられないわ」
「これ、僕のかわりに話した子の映像だ」
別のビデオのモニターを眺めていた飛鳥が、声を上げる。
それを聞いて、他の者たちもそのモニターを覗き込んだ。
「うち、この子が話したあとにも思たんやけど……この子って、最初からおった?」
モニターを眺めながら言ったのは、奈々美だ。
彼女の問いに、なんとなく全員が顔を見合わせる。
「私たちは、よく覚えてないかなー。ここに着いてから、四人でおしゃべりしてたしねー」
葵が言った。
「そうでーす。……ただ、そろそろ始まるかなって時に、集まっている人たちを見て、見知った顔がいるなーとも思いましたねー」
梢もうなずいて言う。
「僕も、あんまり覚えてないかな。あ、でも……その子がいたの、見たと思う。だって、夜なのに、小学生が三人も来てるって思った覚えがあるもん」
夏朝が、来た時のことを思い出しながら言った。
「花村さんたちは、どうなんですか?」
弦月が、花村姉妹をふり返る。
「ろうそくを、二十四本用意したつもりだったってことは、この女の子も受付をしたってことですよね?」
「それが……ちょっと変なのよ」
問われて口を開いたのは、あかりだった。
「私たち三人とも、この女の子を受付した覚えがないの」
「……そうなのよ。でも、ろうそくを数える時には、どういうわけか、二十四人だと思ってたの」
ほのかも付け加えるように言う。
「順番を決めるくじの紙の数は、どうなんだ?」
訊いたのは、修だ。
「そっちは、二十一番まで作ったわ。私たち三人は、最後に話すって、最初から決めてたから」
琴美が答えて、続けた。
「今調べたら、二十一番の紙が、箱の底にくっついてたわ」
「つまり、そっちも二十四人の計算で作っていたということか」
呟いて、修は眉をひそめて考え込む。
「……ろうそくは、なぜ二十三本しかなかったんだ?」
「それは、私が一本減らしたからだ」
彼の問いに、月詠が答えた。
「話しただろう? 百物語は、九十九話で終わらせるものだと。だから減らした。もっとも、実際の人数より一本多いとは、気づかなかったがな」
「いい判断だったな。おかげで、危険を伴うような怪異は起きなかったというわけだ」
真理が、皮肉げに口を挟む。
「悪い気配は、感じられないって言うのか?」
刀が問うた。
「ああ」
真理がうなずく。
そのやりとりに、何事か考え込んでいた飛鳥が、ポンと手を叩く。
「案外、僕たちと遊びたかっただけなんじゃないかい? 子供だったし、僕のかわりに怖い話をするなんて、愁傷なところもあったわけだし」
「それじゃあ、さっきのすすり泣きは、なんなんですの?」
青ざめた顔で、華蓮が尋ねた。
「怪談会が終わって、私たちが帰ってしまうのが悲しい、とかかなー」
葵が、思い付きを口にする。
それらの会話を聞きながら、修は一つ吐息をついた。そして、あかりをふり返る。
「ビデオの内容について、『科学的な分析』を聞かせてもらえるか?」
「本当に科学的な分析をするためには、そのビデオを持ち帰って、もっとちゃんと解析する必要があるわ。ただ……今ここで、見た限りのことを言うなら、光はろうそくの乱反射ではないかしら。あの少女のこともそうだけど……この怪談会のことを知って、いたずらを仕掛けている者たちがいると考えれば、説明はつくんじゃない?」
「あくまでも、心霊現象ではないと言うわけか」
肩をすくめる修に、彼女は返す。
「そうよ。霊というものが、科学的に証明されない限り、私は『あり得ない』と言う側に立つわ」
言ってあかりは、挑むように修を見た。
「あなたも、それは頑固で頑迷な考えだ、と言うの?」
「俺は、唯物論者でもないし、神秘主義者でもない。一つの催しとして、参加しただけだ。……だから、この現象についても、どうこう言うつもりはないさ」
答えて修は、ただ肩をすくめた。
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担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月11日
参加申し込みの期限
2014年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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