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Round2【AM10:30】
一定の温度に保たれている洞窟内は、外の暑さとは関係なく、程よい涼しさを保っている。
その中を、探検隊の面々は奥へ奥へと突き進んでいた。
【A2:洞窟上部ルート】
探検隊のメンバーと分かれ、刀の姿は先ほど居た場所から右側に向かった場所に通じる通路にあった。
「次の広間は……あそこか」
ぼんやりと浮かび上がる通路の出口を確認し、刀は広間に入る一歩手前で足を止める。
室内に何が仕掛けられているか分からない以上、何の手段も無くその広間に入るつもりは刀にはなかった。
「よし、じゃあこれで――」
履いている靴を片方だけ脱ぎ、手に持った靴を広間の中に投げ入れる。
トラップが設置されているのであれば、
これで反応する可能性は多少なりとも考えられ、回避出来るかも知れない為に
。
「……大丈夫そうか?」
半円を描くように飛んだ靴は、静かに音を立て地面に落ちる。
――その様子を確認していた刀の視線には、周囲の変化は一切見て取れない。
ならば、ここには罠が無いであろうと刀は判断していた。
広間の中央付近まで投げた靴を回収し、刀はそのまま室内の探索を行い、次の広間に向かう為の通路を見つけていた。
【移動確認】
A2→A3:
御剣 刀
【B1:洞窟上部ルート】
刀と分かれたねむると朧の姿は、つい先ほどまで修達が居た広間にあった。
「霧谷さんはこっちに来たんですね」
小さく欠伸をしながら、自分の背後から姿を現した朧を見つけ、ねむるは声を掛ける。
「どっちが正解の道か、なんて分からないさ。なら、直感で移動するってのも手さね」
両手を胸の辺りの高さで広げ、おどけるような仕草で朧は答える。
今の所、ねむるは自分に付いて来た朧に対しては警戒を行っていない。
――だが、逆に朧は
ねむると一定の距離を取るように
、必要以上に近づかないようにしていた。
「とにかく調べてみましょうか。でも、変にトラップがあっても怖いですから、霧谷さんも慎重に」
「そうさねぇ。通路も見つけにゃならんし、手分けしたほうが早そうなんよ」
カラリと、軽い笑みを見せつつ、朧はそのまま広間の右側を調べ始め、ねむるは反対となる左側を調べていく。
――程なく、次に進む為の通路も見つかり、その報告の為に二人は再度合流していた。
「じゃあ僕は先に行きますけど、霧谷さんはどうします?」
進む道は二つ。
修達が向かった広間に進むルートと、海美達が居た広間に続くルート。
既に進むべき方向を決めているねむるにとって、朧がどちらを選ぶのかは多少なりとも、気にかかる事案であった。
「おや、気になる? まぁ、御剣ちゃんとは別れたわけだし、俺としちゃこのまま日暮ちゃんと一緒にって考えるんよ」
態度は変わらず、相変わらずのケラリとした笑いと共に、朧はその問いに答える。
「そうですか」
確実に信用出来るわけではないが、それでもねむるは初めから他人を疑いに掛かるつもりは無い。
その為に、朧に一言だけ返し、ねむるは海美達が居た広間に続く通路へと足を進め、朧もその後に続くように歩き出していた。
【移動確認】
B1→C1:
日暮 ねむる
霧谷 朧
【B2:洞窟上部ルート】
「ここにも、何もなかったですねー」
一旦離れた真央が合流しないまま、修と梢は隣接する広間に到着していた。
特にトラップも無く、広間内を探索した事で、既に次の広間に繋がる通路は発見している。
それらを含めた上で、梢は修に声を掛けていた。
「……あぁ、そうだな」
自分達が先ほど通った進路を確認するが、真央の姿は見えない。
――迷子になっている可能性も無くは無いが、それでもこうした事柄には率先して動くであろう真央の声が元の通路から聞こえてこないのは、どう考えてもおかしい。
小さな疑いは、大きな疑惑となっていくのを修は感じていた。
「後木さんの事ですかー?」
それらの考えを行っている修に、梢がほぼ直球となる質問を投げかける。
「違う……とは言えないな。屋敷野も思っては居るんだろう?」
「そりゃあもう。行動がちぐはぐですしねー」
無いはずのトイレ、そして30分は有に立つというのに合流もしない。
十分に疑うべき証拠があるのに、それを疑わないほうがおかしいと梢は語る。
「仕方ないか。とにかく、この先も真央が合流する可能性は低いだろう。それに――」
たとえ合流したとしても、おそらく修と梢は真央の事を信じはしない。
真央がもし守護者であるのなら、どのような手で妨害してくるのか、そちらの方が今は問題であった。
「とにかく、注意する事に越したことはないですねー」
「そうだ。気をつけて進むとしよう」
この広間にあった通路は、刀が進んだ広間に通じる道。
その通路の中を、二人は警戒する形で先へと進んでいた。
――二人の姿を見届け、先の広間と同じように真央は広間へと姿を現す。
「むぅ……もしかして、ちょっち厳しくなったのだ?」
明らかにこちらを警戒するように、背後を確認しながら通路の先に消えた二人の姿を、真央はしっかりと見ていた。
疑われるのは承知の上だが、警戒されるタイミングが少々早すぎる。
――とはいえ、ここまで割りと分かりやすい行動を取っていれば、疑われてもしょうがないが。
「とにかく先に進むのだ。がおーもしっかり着いて来るのだ!」
ぶみゃっとがおーが一声鳴き、静かに、前を歩く二人に気づかれないように一人と一匹は影の中を歩いていく。
【移動確認】
B2→A2:
八神 修
屋敷野 梢
後木 真央
(がおー)
【C2:洞窟中央ルート】
上部ルートを進む探検隊を余所に、中央ルートを進む信彦達は大きなトラブルもなく次の広間へと到着していた。
「海美ちゃん、何をやってるんだい?」
広間の探索を終えた海美が、拾った小石で地面に大きく何かを書いている事に気がつく。
「あ、これ? 矢じるしだよ!」
信彦の声に気づき、えっへんと胸を張りながら、海美は地面に書いた【それ】を信彦に見せる。
この広間で見つけた通路は二つ。
その内、自分達が向かわない【南側の通路】を指し示すように、この広間に入ってきた通路からカッコ型に90度曲げた矢印を海美は書いていたのだ。
「へぇ……なるほど。さすがだね、海美ちゃん」
感心しながら、信彦も矢印を見る。
まっすぐ、とは行かないがここまで大きく書けば、次にこの広間に入ってきた探検隊は嫌でも目にするだろう。
その上で、
選ぶ進路を自分達が進む進路から外す事が出来れば、競争相手は減る可能性もあったのだ
。
「はっは、よく知恵が回るお子様だねぇ。いやはや、末恐ろしいもんだ」
愉快げに笑いながら、瓢もその様子を見ていた。
もちろん、一切手伝わないおまけ付きで。
「ちえがまわる? それってどういういみかな?」
こっくりと首を横に傾けながら、海美はその意味を問う。
「頭が良い、ってことよぃ。もちろん、
あっしにとっていい意味で
」
「そうさ、海美ちゃんは賢い! そして俺もその手伝いをしようじゃないか!」
瓢にいい台詞を言われた事に負けじと、信彦も近くで小石を拾い、更に矢印を太くし、より見えやすくしていく。
完成した矢印を前に、満足げに海美と信彦が見た後、三人はそのままもう一つの通路へと歩き始めていた。
――以後、海美達が通った広間には、こうした大きな矢印がつけられていく事になる事も付け加えて。
【移動確認】
C2→C3:
小島 海美
八十八旗 信彦
骨削 瓢
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月12日
参加申し込みの期限
2014年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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