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寝子島に台風がやってきた
台風の夜~進撃のみどりん~(仮)
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【台風直撃中:みどりんの暴走】
加藤 神々ノ黄昏
は目を覚ました。
「どこかの家の中でございますね」
だが、その態度は冷静そのものだった。
隣には姉の
加藤 戦乙女
が気持ちよさそうに寝ていた。
「着替えさせられております。そしてベッドの上にお姉さまと私だけ。ここから導き出されるのは……」
ここの家の人、超イイ人!
「あ、気が付いたんだ~?」
そこへ2人をここへ運んできた張本人、
八城 緑里
がやってきた。
「服は今乾かしているから、って痛いっ!」
鴨居にぶつかる八城。
178cmのモデル級の高身長の宿命である。
「えへへー☆ 失敗しちゃった♪ そういえば自己紹介がまだだったねー」
おでこを摩りながら八城は笑顔を見せた。
「みどりんは八城緑里っていうんだー♪ よろしくね☆」
「あ、ご丁寧にどうも……。お姉さま、起きてくださいまし」
ロコは姉の頭をヌイグルミのフェンリルちゃんに噛み付かせた。
「いやぁだぁ! あたしは赤ずきんちゃんじゃないよぉ!? あたしのほうが可愛いもん!」
謎の理由で飛び起きた戦乙女。
八城の顔を見るなり、こう告げた。
「勝ったわ! あたしのほうが可愛い!」
「さすがお姉様。この状況の異変よりもそこへ焦点を当てるあたり、ブレないでございます」
通常運行の姉に、妹は呆れ返っていた。
そして八城から自己紹介とここまで運び込まれた経緯を聞くと、戦乙女は素直に感謝するのだった。
「助かったぁ! あのままズブ濡れになるなんて、かわいいかわいいあたしへの冒涜だもの!」
あくまでも自分が基準の戦乙女であった。
「あ、自己紹介しなくちゃ。……加藤乙女ダヨー」
自分の名前を誤魔化した。
「……私のことは、姓の加藤でお呼び下さいませ」
妹も名前を誤魔化した。
名前がキラキラしすぎてコンプレックスになっていたのだ。
「そっかー、オトメちゃんと、カトウ、ちゃ、ん? ま、いいかぁ☆」
そこはかとない違和感を感じたが、八城はスルーを決め込んだ。
「それじゃ、トメちゃんって呼んでいい?」
「おばあちゃんみたいで可愛くないー!」
戦乙女はショックのあまり硬直してしまう。
「ねぇ、その呼び方やめよ?」
「え~? トメちゃんって可愛いよ~?」
姉と巨人のやり取りを尻目に、ロコは思案する。
(台風が通り過ぎるのを待つならココにお世話になることに……。なら後でお母さまに電話をしなければでございますね……)
「あの、みどりんさま。お姉さまと同い年ということで通していただけますでしょうか? お母さまにはお姉さまのご学友という体裁にしておきたいのでございますが……」
「うんうん! オッケーだよ☆」
八城はこれを承諾した。
「小学生なら親御さんも心配してるよね☆」
「えっ?」
加藤姉妹がハモった。
「えっ?」
八城がすかさず反応した。
「私は小学4年生ですが、お姉さまはこんな貧相な体でも中学2年生でございます」
「ウッソ~!? みどりん、ビックリ~☆」
ロコの言葉に大げさに驚く八城。
「貧相な体って失礼だよー、ロコちゃん! そういうお姉さんは何歳なのー?」
戦乙女の質問に、加藤が答える。
「トメちゃんと同い年、だけど……」
「えー!?」
今度は加藤姉妹がぶっ飛んだ。
小学生にしか見えない中学生と、大学生にしか見えない中学生。
身長差とは時に残酷である。
「さっき、ロコちゃんって言ってたよね? それが妹さんの名前かな?」
八城は聞き逃さなかった。
「い、いえ、カトウで構いませんでございますです」
ロコの必死の誤魔化しを無視し、姉が空気を読まずに口を開いた。
「そう、ロコちゃん! でも本名は『神々ノ黄昏』って書いてーラグナロクっていうのー。だからロコちゃん!」
「すごい名前ー☆」
八城は目を輝かせた。
一方、ロコは目が死んでいた。
「お姉さま、よくも名前をばらしやがりましたですね?」
動揺で日本語がぶれるロコ。
「お姉さまだって、『戦乙女』と書いてヴァルキリーと読むくせにでございますよ!」
「モルスァ!?」
戦乙女は灰と化した。
このあと、2人は滅茶苦茶不毛な姉妹ゲンカを行い、仲裁に入った八城に吊り下げられるのだった。
「みんな仲良くね☆」
「「アッハイ」」
こうして、小さい少女と大きな少女たちの出会いの物語が始まった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月13日
参加申し込みの期限
2014年09月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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