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ラクガキ画伯のワンダーランド
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【承】
「何か面白いことないかねぇ?」
ふらりとシーサイドタウン繁華街をぶらつく
骨削 瓢
。
彼は暇を持て余していた。
「そういや、妙な噂を聞いたよぃ。こうやって路地裏に入ると……んん?」
なんと、都市伝説の類だと思っていた「動くラクガキ」が、今、骨削の目の前を走り去っていった!
しかも5匹ほど纏まっていたのだ。
「本当にいたなんてねぇ!? これは珍しいよぃ!」
骨削の両目が¥マークに切り替わる。
すぐさまねこったーアプリを起動してみると、何やら捕獲の動きが見られるではないか。
「こうしちゃいられないよぃ! 取り分がなくなる前に、あっしがこのラクガキたちを独り占めにするよぃ! 見世物にして一儲けしてやるさね!」
金の亡者と化した骨削、すぐさま近くの日用品店で釣り用の大きな網と麻袋を購入する。
「さぁて、乱獲するよぃ!」
骨削は嬉々として、逃げるラクガキを追い掛ける!
捕獲・駆除班は更に2手に分かれて行動中。
「下着見ちゃ嫌だよ!」
顔を赤らめながら、人通りのない路地裏でスッポンポンになる虎渡。
「服と下着、お願いっ!」
唖然としている双葉に衣服を押し付けると、虎渡は鞄からコンビニで事前に購入しておいたフライドチキンの袋を取り出す。
「いただきますっ!」
勢いよく鶏肉に齧り付く虎渡(全裸)に笑みがこぼれる。
肉が大好きらしい。
彼女の周囲だけアフリカの草原を幻視してしまいそうだ。
「一体、何のつもりだ!?」
怪訝な表情の双葉の疑問も、すぐに氷解する。
「いくよ! 変ッ身ッ! とらとラ!」
虎渡は食べ終わったチキンの骨を咥えると、なんとその体がみるみるうちに縮んでいく!
あっという間にその姿が、手のひらサイズの子虎に変わった!
彼女のろっこん「とらとラ」の効果だ!
しかし、衣服ごと変化することができないのだ。
「なるほど……。だから衣服を私に託したのか」
「ぐるぅ~! あにゃっ! がお~!(そうだよ! よーし、見つけるぞ~!)」
首に携帯電話のストラップをぶら下げた小柄な虎が、狭い隙間に入り込む。
すると、早速ラクガキたちを発見!
「がお! がおがお!(虎パンチ! 噛み付き!)」
しぱぱぱっと攻撃をすると、命中したラクガキはぽんっと小気味いい音を立てながら消滅していく。
耐久は皆無に等しい。
襲撃されて焦ったのか、まとまった数のラクガキたちが逃亡を図る!
だが、目の前に双葉の姿が!
「これも保護の一環だな」
おもむろにスケッチブックを開くと、押し寄せるラクガキたちを纏めてバチンっと挟み込む!
ぽぽぽーんっと連続して音が鳴ったあと、ゆっくりスケッチブックを開いてみる。
そこには、絵に戻ったラクガキたちの姿があった。
すかさずねこったーでこの情報を伝達する双葉は、次々と逃亡するラクガキを挟んでいく。
一方、虎渡は更に細道へ潜り込む。
すると、猫のようなウサギのような、愛らしいラクガキに出会う。
(わぁ、この子、可愛い!)
ペラペラと動く生物?は、ただ虎渡を見つめるだけだ。
「がうぅ?(もしかして、迷子?)」
その質問に対して、頷く素振りを見せる。
(親元に届けたいなぁ……)
虎渡は傷付けないように双葉のもとへ案内する。
「よし、それもか!」
だが、双葉は勘違いしてスケッチブックに挟み込んでしまった!
「ま、待って!」
挟まれたショックで人間に戻った虎渡。
「ラキガキは消さないとダメだ……、フツウじゃない事だ、皆びっくりする。けど、からん、その子、お持ち帰りしたい。とっても可愛く感じてきたんだ。出来ないかな……」
しょげる虎渡に、バツが悪そうに目を伏せる双葉。
「……すまなかった。画伯が見付かれば何とかなるかもしれない。この絵を見せて事情を話してみよう」
でも、まずは服を着てくれ、と全裸の虎渡に服を押し返したのだった。
一方、御剣と笠原は苦戦していた。
「この区画、やけに多くないか!?」
御剣が網でごっそりラクガキたちを掬っていく。
裏路地を占領するほどの数に圧倒されていた。
「もしかしたら、画伯はこの近くにいるのか?」
「かもしれないぜ……! でも、一定の数以上に増えてないみたいだ。ほら見ろ」
笠原が指差したラクガキが透明になって消えていく。
「大体、長くても10分くらいで消えるみたいだな……」
ケージに入れていたラクガキたちも、いつの間にか消えていることから、笠原の推理は正しいのだろう。
「じゃが、放っておいても全て消えないということは、その画伯、かなりのスピードでコンスタントにこいつらを生み出してるようじゃな?」
ラクガキを捕まえつつ、気になったモノには自ら書き足している金堂。
「う~む、この絵はなかなか味があっていいのう……。じゃが、わしだったらここをこうしてみるかの?」
「金堂、ちゃんと手伝ってくれ!」
御剣の声が飛ぶ。
「仕方がない!」
このままでいるわけには行かない。
排除するべき時は、非情になってやりきらねばならないのだ。
御剣の脳内にガチンッと鉄撃が下りるイメージが浮かぶ。
彼のろっこん『加速』のトリガーだ。
次の瞬間、一陣の風のように御剣の身体が駆け抜けていく!
あっという間に、ケージの中身がいっぱいになった!
「よし! やっとアスファルトが見えたな……」
「これはお見事じゃな」
「……すげぇな」
金堂と笠原も賞賛の声が漏れる。
するとそこへ、道路を横切ってこちらへやって来るラクガキが1匹。
だが、迫る自動車!
「危ない!」
笠原は咄嗟に車の前へ飛び出し、ラクガキを抱える!
「お前が危ないだろ!」
これを御剣の『加速』で救出!
「悪い、御剣。でも、1匹だけでも助けたかった……」
笠原はペラペラなびく馬もどきを地面に下ろすと、優しく語り掛けた。
「……道路横切ったら危ないだろーが。あんたら、やりたいことあんだろ? 連れて行ってやるよ。……勘違いすんな、フツウの奴らに見られたらあたしだって困るからだよ」
これに金堂も言葉を続ける。
「う~む、これだけ味のある絵を描ける者がおるのなら会ってみたいものじゃ……。そこの落書き、お前さんの創造主のところまで案内してくれぬかのう?」
すると、くるり、とラキガキは一回転して、走り出した!
だが、直ぐに止まって踊りだし始めた。
3人が付いていくと、また走り出した後に踊りだす。
「……案内してくれているのかもな?」
御剣が腕を組みながら思案し出す。
これに笠原がハッと何かに気が付く。
「そっか……。きっと、自分を描いてくれた奴のことが好きなんだ。だから、ああやって注目させて案内したかったのかもしれない……!」
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月29日
参加申し込みの期限
2013年02月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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