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【ネコミケ】行かねば。フツウに大変なネコミケ@1日目!
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◆
所変わって、再びコスプレ広場。
ふわふわ、ひらひらの魔法少女の衣装に身を包んだ
夢宮 瑠奈
と
高尾 日菜
は、ネコミケの人の多さにドキドキしっぱなし。
二人とも初めてだし、あまりネコミケのことはよく知らないし。
ただもう、目の前に居る大勢のコスプレイヤーやギャラリーの数に、圧倒される。
「これみんなコミックファンなのね……日本てすごいにゃー」
「そうだね……。こういうところは、私には無縁だと思ってたよ」
人々の熱気に、雰囲気に、瑠奈も日菜もすっかり呑まれてしまっていた。
「……はっ! あたし達もこうしてる場合じゃないよ、コス部の隅っこでコソコソやってた成果を見せなきゃ!」
我に返った瑠奈が、日菜の手をきゅっと握りしめる。
そうでなければ、何のためにこうして衣装や魔法の杖を用意してきたのか。
「う、うんっ。恥ずかしいけど、頑張るっ」
緊張した面持ちで日菜は瑠奈の手を握り返し、一歩踏み出した。
さてさて、瑠奈と日菜が今日のために準備してきたのは――
【魔法の歌姫 マジカルなはと Duet♪】のコスプレ衣装。
『マジカルなはと』は、二人が作り上げている魔法の世界の物語。
そもそもの始まりは、瑠奈が考えたお話に日菜が絵を描いて、幼稚園に寄付した絵本。
主人公のなはととたくが禁書に触れてしまったことで散らばった『歌の元』を集めるため、最後に残った『希望』――マスコットのホペも一緒に、時には協力し、時には手分けし、また時には喧嘩しながら日々を暮らし、そして今日もトラブルに巻き込まれ!
……という感じの、日常系魔法少女のお話だ。
つまり、二人の一次創作。オリジナル。
ちなみに、二人の持っている魔法の杖は『スタンドマイク型』である。歌姫だからね!
「――あ、みゆきちゃんだ」
不意に、瑠奈の視線が一点を向く。
「えっ?」
日菜がその視線を追いかければ、そこに居たのは――
凛とした出で立ちのコスプレに身を包んだみゆきだった。
ファインダーを向ける大勢のカメコ達相手に、
「左手に勝利を、右手には希望の糧と、氷の刃――ネコミケの平和は私が守る! 白雪の騎士、ノーラ・ブランネージュ!」
ノリノリで見栄を切っていた。
決めポーズに合わせて焚かれるフラッシュ。
「か、かっこいい……!」
瑠奈と日菜も、斜め後ろで瞳を輝かせた。
カメコ達の元を離れたところで、みゆきの方も瑠奈に気付いた。
小さく手を振って、小走り気味に近付いてくる。
「瑠奈ちゃんも来てたんだ。その衣装、かわいいね」
それから、日菜の方へと顔を向ける。すかさず、瑠奈が日菜とみゆきをそれぞれ紹介して、間を繋ぐ。
「日菜ちゃん、だね。よろしくね」
控えめに微笑みかけるみゆき。さっき見栄を切っていた時とは打って変わって、繊細な印象の笑顔。
日菜も柔らかく微笑み返す。コスプレしているのがまだ恥ずかしいのか、少しはにかむように。
「うん……よろしくね、みゆきちゃん」
そうして紹介も済んだところで、話が向かう先と言えばやはりというかコスプレのこと。
「みゆきちゃんは、それ何のコスプレなの? なんか、騎士っぽい感じでかっこいいねぇ」
「なにかのアニメ、なのかな?」
ううん、とみゆきは小さく首を振った。
ノーラはみゆきの自作ファンタジー漫画のキャラクター、つまりオリジナルキャラ。
「サークルの方で、漫画も売ってるから」
「そうなんだぁ。じゃあ後で買いに行こうかなぁ。ね、日菜ちゃん」
「そうだね、せっかくのネコミケだし」
顔を見合わせ笑う瑠奈と日菜に、今度はみゆきが問う。
「二人のコスプレは……魔法少女もの?」
うん、と瑠奈が笑顔で頷く。
『マジカルなはと』についての説明を聞くと、みゆきは「幼稚園に寄付かぁ」と目を細めた。
幼稚園の先生になるのが夢な彼女には、何か思うところがあるのかもしれない。
「オリジナルコスプレ仲間だね、私達」
ふと、日菜が柔らかく笑んでそんなことを口にした。
「衣装のこだわりポイントとか、あったら聞かせてほしいなぁ」
人差し指をあごにやり、宙を見るように瑠奈が言う。
せっかくの機会だし、どこの部分が難しいとか、ちょっとした工夫で安く素敵にできる方法とかの情報交換もしたい。
「いいよ。瑠奈ちゃんと日菜ちゃんも、お話聞かせてよ」
そんな風にして、お互いのコスプレのこだわりポイントやら何やらを話しだした三人。
魔法少女二人に騎士一人、と華やかで目を引く組み合わせだからだろう。
「すいません、写真撮らせてもらってもいいですか?」
そうやって、声をかけてくる人達もちらほらと。
断る理由なんてないので、勿論快くOKを。
「可愛く撮ってね」
なんて、少し悪戯っぽく笑ってみたり。
写真撮影となると、アイドルグループにも属している瑠奈はポーズもばっちり。
日菜は写真撮影となると、やっぱりまだまだ恥ずかしくて少し尻込みしてしまう。
頬を染め、カメラ目線から逸れ気味になったりする日菜に、
「ほら、日菜ちゃん。だんだん慣れてくると思うから、頑張ろ?」
ふんわりと瑠奈が笑いかける。
「慣れてくれば、だんだん楽しくなってくると思うよ」
別で写真を撮影してもらっていたみゆきも、肩越しに。
「う、うん……!」
二人の言葉に、軽く両手を握る日菜。頑張って、カメラ目線で軽くポーズを。
撮られているうちに、言われていた通り段々と慣れてくるような感覚。
瑠奈やみゆき、それに他の人達もコスプレしているというのが大きいのかもしれない。
瑠奈とだけじゃなく、一人で魔法の杖を構えたポージングとか。
「騎士と魔法少女って組み合わせ、良いと思いません?」
というカメコの思いつきで、みゆきとも一緒に。
「魔法少女と一緒なら、私はカッコ良く振る舞ってみようかな」
腰に下げたサーベルを構え、刀身に手のひらを添えるみゆき。
眉を上げて口を結んだ表情は、キリッとしていてまさしく騎士といった風。
そんなみゆきを先頭にし、瑠奈と日菜は後ろで魔法の杖を構えて歌うような格好。
その構図は、ちょうど二人の歌姫が騎士に歌を捧げ、背中を押している様。
オリジナル作品同士が、垣根を越えて綺麗なクロスオーバーを見せる。
「じゃあ、次は魔法少女のお二人でもう一度お願いできますか?」
「はーい!」
瑠奈は魔法の杖を左手に、右手は歌う時のように胸元へ。
「こんな感じ……かな?」
日菜は右手で魔法の杖を胸元に引き寄せて、左手は差し伸べるように前へ。
「お、いいですねー! じゃあ撮りまーす!」
――パシャリ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
63人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月26日
参加申し込みの期限
2014年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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