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寝子ヶ浜ビーチ☆スターズコンテスト!
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【パイオニアたち】
「あらあら。やっぱりね、指名されると思ったわ」
実行委員に声をかけられた
城山 水樹
の、第一声です。余裕しゃくしゃく、
「ま、断る理由も無いものね。ええ、喜んで出場させてもらうわ」
なんて言ってのける水樹の全身からは、満ち満ちる自信が溢れ出すかのようでした。
それもそのはず。彼女、そんな風にステージへ上がるのは、初めてじゃない……どころか、何度も経験済みだったりするのです。もちろん、水着姿での登壇だってお手の物。今度だっていつものように、自慢のプロポーションを見せ付けてあげるのみです。
会場へ案内するという委員に続いて、水樹は颯爽と浜辺を歩きます。その様には、すれ違う誰もが振り返っては、その肢体を目に焼き付けんとばかりにじっと熱い視線を注ぐのでした。
●エントリーNo.01
城山 水樹
「栄えあるトップバッターは、この方でーす! 張り切ってどーぞっ!!」
司会者、ハルさんのコールを合図に、水樹はステップを登ります。
初っ端の登場というプレッシャーなんて、彼女には無縁のもの。ステージへと立った瞬間、彼女のモードは水着ファッションショーのそれへとカチリ、切り替わり。
自然、流れるような、モデルウォーク!
ようやく登場した出場者の艶姿に、会場は、うおーっ!! と大盛り上がり。
ハルさんが、手元の資料に目を落としながら、水樹を紹介してくれます。
「エントリーナンバー1番、
城山 水樹
さん! 身長175cmの長身に、この均整の取れたプロポーション。セクシーなビキニは、今年の新作よねーこれっ。流行の最先端の波にも乗って、まさにコンテストの一発目にふさわしい、ザ・水着美女ッ! って感じよね!」
軽快な足取りで、水樹はステージの真ん中へと進みます。口元には笑み、緩やかに手を振る仕草は、こうして多くの視線に囲まれた時、自然と出てしまうもの。
「ところで彼女、見たことある! って人も、結構いたりするんじゃない? どう? お、たくさん手が上がったねー、その通り! 何と城山さんは、某雑誌で読者モデルとして活躍する、現役のモデルさんなのでーすっ!」
そうなのです。人々の視線を釘付けにするその仕草、素晴らしい笑顔は、モデルとしての活動によって培われたもの。それこそが彼女の武器であり、自信の源なのでした。
(これって、職業病ってやつかしらね?)
意識せずとも、自然とそんな風に振舞ってしまう自分に、水樹は内心、ちょっぴり苦笑いしつつ。
モデル、
城山 水樹
の本領発揮! 存分にその魅力をアピールしていきます。
ステージの真ん中へ到着したら、今度はパフォーマンスタイムです。与えられた持ち時間をどのように使うかは自由、いかに審査員へ、そして観客たちへと自分の魅力を伝えるか、その最適な方法は何か。ここでの選択が、大きく審査に影響するのは間違いありません。
そんな中、水樹が選んだものとは……歌!
(迷ったけれど……やっぱり、これよね)
流れ出す、軽妙なメロディ。ズバリ夏をテーマにした、爽快感溢れるナンバー!
水樹が口を開き、歌い始めると……観客たちは、ほうっとため息を漏らしました。伸びやかで澄んだ、美しい声。抜群のプロポーションのみならず、歌までも上手いとあっては、人々が惹きつけられないわけがありません。
水樹にとっては、歌いこんだ一曲。快晴の青空へ、彼女はリズムに乗せ、思う存分に歌声を響き渡らせるのでした。
出場者は最後に、『夏らしくアツい主張』を思い切り叫んでから降壇することになっています。これもまた、審査のための大きな判断材料となるはずです。
美声を会場へと響かせた水樹は、人々の視線を一身に受けながら、
「ふうっ。今日もものすごく、暑いね」
見上げる太陽は絶好調、水樹の肢体にも、玉のような汗粒がぽつりぽつりと浮かんでいます。その艶やかな様に、会場に集う男子たちは、ごくり、生唾。
「でも……どんなに夏の太陽が暑くたって、今日のこの会場の熱さには、叶わないんだから!」
高嶺の花、と思わせるような凛としたモデルっぷりは、ちょっぴりナリを潜め。
そこに覗くのは本来の、さばさばとした快活な水樹でした。
「もっともっと、熱くなって! このままこの会場を、火の海にしちゃおう!」
うおーっ!!
揺れる会場の熱気に、ひとつ微笑んでから。くるりと背を向け……水樹は再び凛として、ステージを降りていきました。
「現役のモデルさんかぁ……さすがにやるわね」
舞台袖で思わず嘆息しつつ、
栗原 瑞穂
はつぶやきます。
今年も開催されるコンテストを見越して、瑞穂は雑誌やテレビなどで活躍するモデルさんを参考に、密やかな練習を積んできました。重ねた本や水を入れたペットボトルを頭に乗せての特訓、目線や姿勢、歩き方、ターンの仕方などなど……しかし、彼女はそれを人に話たりはしません。あくまで内緒、秘密の練習です。
だからこそ。本物をこうして目の当たりにすれば、さすがにその迫力には、圧倒されてしまう部分もありました。瑞穂が練習してきたようなことを、空で自然にこなしてしまうのが、プロのモデルさんというものなのでしょう。
出番を終えた水樹がステージを降り、舞台袖へとやってきますと。次の出場者である瑞穂を見て、彼女はにこりと微笑みました。壇上であれほどに観客たちを魅了した彼女の、その気さくな笑顔。
「あなたが二番手ね? 会場はこの通り、あたためておいたわ。頑張ってね」
「ええ、ありがとお姉さん。精一杯やってくるわ」
ひらり、手を振って去っていく水樹の後姿は颯爽として、まさに風を切るよう。
「……負けてられないわね、これは」
とはいえ元来、負けず嫌いな瑞穂です。気後れするどころか返って闘志を漲らせて、自分を呼ぶ声に、勇んで壇上へと登っていきました。
●エントリーNo.02
栗原 瑞穂
「さーっ続いてはこちらの方、どうぞーっ!」
陽気な司会者の声に、瑞穂は足を踏み出します。
(目線は落とさず……背筋を伸ばして。頭を上下させずに……歩くっ)
足取りは軽く、それでいてぴたりとぶれず。素人のにわか仕込のモデルウォークのはずが、会場の人々は、再び現役モデルの登場だ! なんて、興奮する人も。
それほどに、瑞穂のウォーキングは様になっておりました。
「エントリーナンバー2番、
栗原 瑞穂
さん! 白いパーカーが黒のトップスをきゅっと引き立てながら、ボトムにはカジュアルなショートパンツ。サイドの編み上げからちらりと見せる、魅惑の肌は健康的に、大胆に! そして、すらりとした長身に、モデルさんばりのウォーキング。この素人さんは、侮れないぞぉ!」
やっぱり、と言いましょうか。会場からは、瑞穂が本物のモデルではないという事実に、えーっ! と驚きの声が上がりました。
しかしながら、彼女の高い身長は、少々コンプレックスでもあります。学校では時に男子とも並んでしまうほどの背の高さは、可愛いもの好きな趣味も手伝ってか、瑞穂はあまり気に入ってはいないのでした。
けれど。先ほどの水樹、今をときめく現役モデルの、あの堂々たる立ち姿。
あれを見てしまったからには。瑞穂だって、後には引けないのです。負けられないのです!
(ターンの時は……目線を最後まで、残す!)
ステージの中央で、瑞穂はくるっ、ぴたり!
びしっと決まった美しいターンに、会場からは大きな拍手が贈られました。
続いてはパフォーマンスタイム……なのですが。瑞穂は壇上へ登る前から、心に決めていました。歌や踊りの上手い人は、きっと多いことでしょう。そこへ張り合ったとしても、勝ち目は薄く……ならば!
ここはシンプルに纏めて、逆に印象に残るべき!
ぺたんとお尻を落とし、大胆に胸を強調する、このポージング!
「寝子島高校2年3組!
栗原 瑞穂
です! みんな、応援してねーっ!」
魅力的な笑顔と共に、トドメにはぱちりと、ウィンクも!
瞬間、会場は、どっと沸きあがるのでした。
最後に瑞穂は、『夏らしくアツい主張』を。
会場へ向けて声を大にして叫びたい、そんな主張は、既に決まっているのです。この場で叫ぶのは、もうこれしかない!
すう、と息を吸い込むと、瑞穂は喉の奥から声を絞り出しました。
「素敵な彼氏、募集中でーす!!」
うおおおおっと、詰め掛ける男子たちの、盛り上がりときたら!
「面白い人が好き、かな? 立候補待ってまーす、よろしくね!」
にっこり、歳相応のあどけなさも垣間見せつつ微笑んでみせれば、会場のあちこちから、俺が! 俺が! と手が上がります。
瑞穂はそれを満足げに眺めてから、悠々と、ステージを降りていきました。
練習の成果は全て、見事に出し切ったという自負。ほっとした安堵と同時に、心に満ちてくる自信。
充足感を胸に、瑞穂は出番を終えました。
「さーっ、まずはお二方にご登場いただきました。これぞ水着コンテストーってカンジ、いやーっ盛り上がってきたわね! ねっ、リッカルド町長、サンマさん!」
「ええ。
城山 水樹
さんは、まさにこの『寝子ヶ浜ビーチ☆スターズコンテスト』の開幕を飾るにふさわしい! 正統派水着美女といったところでしたね。美しいプロポーション、それを包み込む大胆なビキニ、実に素晴らしい! こんなときめきを感じるのは、実は初めてのことではありません。あれはそう、私がまだイタリアのソレントにいた頃のことです、あの時私は……」
「
栗原 瑞穂
ちゃんの健康美だって負けてないぜ! 本物のモデルと真っ向から張り合っちまう、あの度胸! 堂々たる立ち回り! オトコゴコロをくすぐる、サービス精神! 実行委員長って立場が無けりゃあ、俺も立候補しちゃうところだぜ!」
「OK、Yeah! 審査員たちのウケも、会場の沸きもグッドよ、幸先バッチリ! さーこの勢いのまま、次に行っちゃうわよー!」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
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