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寝子ヶ浜ビーチ☆スターズコンテスト!
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【哀愁と情熱の寝子ヶ浜】
ぽよんぽよん、ぽよん。
ぶるんぶるん、ぶるん。
「……………………」
とある海の家の店先を横切っていく、たわわに実った双丘たち。弾みに弾むそれらを死んだような目で見つめてから、自身の胸元を見下ろし……深い、深いため息。
鬼崎 つくし
にとって、肌も露わな水着を纏った女性たちが闊歩する砂浜は、少々酷な場所であったのかもしれません。
そんな彼女の後ろで響く、活発な声。
「『定食屋 おにざき』、営業中ですよー!」
「おなじみ炭火焼き鳥に、寝子島丼に寝子まんま丼! 寝子ヶ浜スペシャルラーメン、おまけ付きの海鮮お子様ランチ! トロピカルカップルドリンクに、一押しの『富士山牧場の採れたて玉子プリンパフェ』もありますよー! さあさあ、親子連れにカップルさんに、もちろんお一人様でもっ。どんどんいらしてくださいね!」
笑顔がまぶしい、つくしの義姉である
鬼崎 あやめ
が、張り切って店を切り盛りしておりました。オススメの『プリンパフェ』は、朝方に
白沢 絢子
先生も堪能していた逸品です。
ちなみに、このようにあやめもなかなかに豊かなお胸の持ち主ではありましたが、大好きなお姉ちゃんの持ち物であるところのそれは、どうやらノーカンのようで。つくしも他の女性たちのように、
(……もげればいいのに……)
なんて思ったりはしませんでした。
忙しく立ち回る姉を、手伝おうかな、というところで。
「つくしちゃーん!」
ぽよんぽよん、ぽよん。
ぶるんぶるん、ぶるん。
「……………………」
手をふりふり、文字通りに胸を弾ませながら浜辺を駆けてきたのは、
矢萩 槇
。つくしの親友である女の子でした。
ちょっぴり心折れそうになっているつくしをよそに、
「あら、いらっしゃい。つくしちゃんのお友達ね。いつもつくしちゃんと仲良くしてくれて、ありがとう」
「こんにちはー、つくしちゃんのお姉ちゃん!」
挨拶を交わしたあやめと槇は、ソッコーで打ち解けてしまった様子です。
あやめは、並んだ四つの巨山に打ちのめされているつくしに向き直ると、
「さ、つくしちゃん……つくしちゃん?」
「あ、え。なあに、お姉ちゃん?」
「せっかくお友達が迎えに来てくれたんだから、お店のことは任せて、遊んでいらっしゃい。ね?」
「えっ、でも、お手伝いが……」
つくしの肩に優しく片手を置き、にっこり。あやめのろっこんは、相手に触れながら微笑んで見せることで、魅了してしまうというものです。接客においてもおおいに役立っているこの力、大切な妹にたまにこうして羽を伸ばしてもらうのにも、また効果はてきめんでありまして。
つくしはうなずくと、槇と手を繋ぎ、仲良く出かけていきました。
「……さあ、稼ぎ時ね。頑張らなくっちゃ!」
妹たちを微笑ましそうに見送ると、ぐっと気合を入れ直し、あやめは接客へと戻ります。
「へへ~。何食べよっかなぁ」
とっとことっとこ。浜辺へやってきた
曖浜 瑠樹
は、わくわくとしながら辺りを眺めました。
せっかくのイベントに、お父さん、お母さんは残念ながら、お仕事で来られなかったものの。瑠樹のポケットには、お母さんからもらったお小遣いが入っています。
美味しいものでも食べてくるといい、と送り出してくれた二人の言葉に、わくわく。瑠樹は良い香りがそこらじゅうに漂う一角へやってくると、すんすんと鼻を鳴らしました。
立ち並ぶ海の家には、実に様々なメニューがずらり。目移りしてしまう状況でありましたが……その中でぴたり、瑠樹の目が捉えたものはと言いますと、
「あっ。おまけ付き、海鮮お子様ランチ……わぁ、サンマさんのストラップが付いてくるんだぁ!」
そう。ゆるキャラやぬいぐるみ、着ぐるみの類が大好きな瑠樹くん。つまりは、大のサンマさんファンでもあるのでした。
こんなものを見つけてしまったからには、これはもう、食べないわけには行きません!
瑠樹は、『定食屋 おにざき』の看板を眺めてから、店員さんらしき水着のお姉さんへ、さっそく注文をば。
「すみませーん。おまけ付き・海鮮お子様ランチひとつ、下さいなぁ!」
「はーい、いらっしゃいませ! お子様ランチね。こちらのお席で、お待ちくださーい」
あやめに案内された席にぴょこんと腰かけ、待つこと数分。
「……はい、お待ちどうさま! 海鮮お子様ランチ、おまけ付きよ」
あやめが持ってきてくれたトレイには、色とりどり、カラフルで心躍るような賑やかなメニューが並びます。魚肉のハンバーグにエビフライ、海藻サラダ。カニ入りチャーハンには、猫印の旗を立てて。デザートのフルーツゼリーは、楽しいおさかな型。そして、トレイの端っこに乗っているブリスターパッケージの中には、
「やったぁ、サンマさんだぁ!」
「ふふ、気に入ってくれた? 良かったわ」
「うんっ!」
思わず目を細めたあやめの前で、瑠樹くんは大喜び!
彼の手にしたおまけのサンマさんストラップは、可愛らしいイルカにまたがり海を行く、『イルカでGO!』バージョン。この他にも色々なパターンがあるようで、周りを見れば、瑠樹と同じ年頃の子供たちが、それぞれに違ったサンマさんストラップを持っていました。
ゆるキャラ好き、サンマさんも大好きな瑠樹は、それらも欲しくなってしまう……のかと思えば、
(ふふー。可愛いねぇ、和むなぁ)
見てるだけでも、ほっこり。ついでに彼のろっこんが周りの客たちにも影響し、『おにざき』にはふんわり、まったりな笑顔が溢れました。
と、
「……あら? あれは……」
ふいに、あやめが怪訝そうな顔を浮かべ、ぽつりとつぶやきます。彼女の視線は、水着コンテストが行われている、ステージのほうへと向けられています。
「? どうしたの?」
「あ、ごめんなさい。ちょっと、今から知っている人が出場するみたいだから……」
「ほんとっ? すごいなぁ」
瑠樹は実のところ、こうして寝子ヶ浜の海の幸を堪能するだけではなく、水着コンテストに出場するみんなを応援しにきたのでした。もちろん、壇上にいるサンマさんを間近で見るため、という理由もまた、大いにあるのですが。
「それじゃ、オレも一緒に応援するよー!」
「あら、本当? じゃ、一緒に見ましょうか」
瑠樹が着いた席は、食事をしながらコンテストを見物するのには、なかなかの好ポイント。折りしも、少しばかり注文が途絶えたこともあり、二人は揃って、あやめの知り合いだという出場者を眺めることにしました。
その頃。
「ふっ……じゃあ、行ってくるぜ。お互い頑張ろうぜッ!」
「もちろんなのだ青少年の熱い主張をぶつけてくるのだ!」
「頑張ってね、竜司先輩」
「おうっ!」
後木 真央
、
北原 みゆき
に見送られ、男は壇上へと出撃します。
彼らは、言わば同志。抑えきれない情熱、心に留めてはおけない主張を、今、声を張り上げて伝えたい!
そんな想いを胸に……男、
冴木 竜司
は、コンテストへと臨むのです。
●エントリーNo.03
冴木 竜司
「さあさあ、どんどん行きましょう、次の方っどーぞ!」
ずんずん、ずずん。ステージへと進み出た彼の姿に、会場がにわかにざわめきます。
「おおーっとぉ、これはーーー!?」
「漢は黙って!!」
「褌だわーーーきゃーーーっ!!」
司会者ハルさんの、黄色い声。
褌! 褌なのです。それも、カラーは情熱的な、赤!
「さあ、俺のオンステージだぜ!」
きらり、白い歯がまぶしい竜司は、そのままずいずいとステージの中央へ。その様はさながら男性モデルのようで、実に絵になっておりました。
「エントリナンバー、3っ! 早くも3番目にして、褌が飛び出しましたきゃーっ!
冴木 竜司
さんは、陸上部の所属! その引き締まった細マッチョな肉体は、スポーツで鍛え上げたものだそうです。やーっ会場のうら若きオトメの皆さん、眼福ですよーっこれは!」
ハルさん、嬉しそうです。会場のそこかしこからも、彼女に呼応するかのように、その肉体美へと惜しみない賞賛の声が上がりました。
確かに、鍛えに鍛えたそのカラダ。爽やかイケメンなお顔もありまして、会場の女性ウケは大変によろしく、逆に男性諸氏からは遠慮の無いシットの視線を浴びせられる、竜司くんでありました。
続きましては、パフォーマンスタイム。一体何をしてくれるのか、期待と羨望の眼差しが入り混じる中……ぐ、と、竜司が自らの褌に手をかけたものですから。
会場全体、一丸となって息を呑む、その目の前で。
「
冴木 竜司
、褌着用時にしか使えない、秘技! いっきまーっす!!」
言うが早いか、何と! 竜司は腰に纏った赤い褌を、一気に脱ぎ去り……!
あれっ?
見れば、赤い褌の下には、黄色い褌が。それだけではありません。ばばばっ! と一瞬の早着替え、褌の色はまるで信号機のごとくに赤、黄、緑と次々に変わり、最後に再び赤色に戻りました……何という早業でしょう!
「秘技……褌3枚早脱ぎッ! 決まったぜ!」
壇上の竜司の脳裏に思い浮かぶのは、いつかの
褌水泳大会
のこと。あの時は一位の栄誉に輝いた竜司でしたが、今日の彼は、それすらも越えてしまったようです。
「フフ……どうやら、またしても1ランク上の男になってしまったようだぜ」
ぎゃーっ、という、もはや声援なのか悲鳴なのか分からない金切り声には、壇上の司会者さんのものも、多分に混ざっていたような気がします。
褌の3段脱ぎという、これ以上に無いインパクトを見せ付けた竜司の『アツイ主張』に、会場中の注目が集まります。
やがて彼は口を開くと、
「
冴木 竜司
は、褌を応援しています! いいぜー褌は! 開放的で気持ちがいいし、いざという時にゃ、濡れちまっても大丈夫だ。そして何より、この、漢らしさッ!」
びしいっ、親指で自らの赤褌を差せば、再び女性たちの黄色い声。
「ぜひ皆も試してみてくれ、きっと気に入るはずだぜ!」
以上! と漢らしく締めくくり、竜司は大声援を背に受けながらステージを降りました。
「Marvelousッ! いっやー。褌! 良いモノだわねー、私も締めてみようかしらん、なんちゃってー。白沢先生! このコンテストには、きっと先生の受け持ちの生徒さんなんかも、たくさんエントリーされてると思いますが。
冴木 竜司
さん、いかがでした? ていうか褌、いかがでしたー?」
「うふふ、そうねえ。良いんじゃないかしら? 褌。とっても元気に見えるわよね! それに何だか、ウチの学校でも流行っているみたいなのよ、褌。女の子も締めてたわね~」
「えっ、マジですか? アリなの、女の子に褌って? やだもう、お姉さん困っちゃう……まーそれはさておいて、褌が流行っちゃう寝子高スゲーッ! ってことで次行ってみよーっ!」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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