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◯
西日によって、軽音部の部室がすっかり朱色に染まる。真っ赤なギターに触れる
雨寺 凛
の指も綺麗に染まっていた。
「あ、もうこんな時間か……!」
凛は我に返り、部員たちに振り返る。凛と同じように夢中になって練習している者もいたが、そわそわとし始めるものもたしかにいた。
「今日もお疲れ様ー!」
そう言って、凛は相棒のギターを置いた。
部長がギターを置いたことが、部活動終わりの合図となる。
いそいそと片付け始める部員たちを「あ、みんなは先に帰ってていいよー」と凛は制した。
「ほら、今日は私アンプとか機材も使ったし……片付けはまとめて私がやっとくから任せといて!」
でも、そんな……。最初は部員たちの間にためらう様子は見られたが、
「ほら、いいからいいから!」
凛の持ち前の明るさのお陰で、罪悪感が薄れたのだろう。彼らは一人、二人と帰路についた。
そうして朱色の部室に凛はたった一人で残った。
「さて、お片付けーっと」
凛は制服の袖をめくり、張り切って片付け始めたが――
「うわっ!」
開始3秒。
すってんころりん、そんな音が似合うほど派手に豪快に大胆に、凛は転んでしまった。
ちなみに、前のめりに倒れてしまった凛のひざ上丈の短めプリーツスカートは、見事にひらりひらりと舞い上がり聖域を晒す。
それを見ていたのは、相棒だけだ。
「いたた……」
部室の木の床で強打したため、膝小僧がジンジンと痛む。
凛は脚をさすって――その内に転けてしまった原因に気がついた。
「足にケーブルが絡まってたよ……」
なるほど、キミのせいか!
「なんて、私の不注意だよね」
もっと気を付けないとっ!
そんな風にのんびりと笑って凛は自身の脚に絡みついたケーブルをほどいていく。
「あれっ、取れないよ?」
ところが想像以上にケーブルは複雑に絡んでいて、簡単にほどけそうにない。
「えーと、ここがこうなってー……」
一本一本丁寧にその元を辿っていってみるが、
「あれー? どうなってるのこれ?」
元がちっとも見つからない。
凛の頭の中がこんがらがっていく。
そして――
「やだ、どうしよう! 余計こんがらがっちゃった!」
見事両足ぐるぐる巻のケーブルマーメイドの出来上がりだ。
「うーん、解けないなぁ、困ったなぁ」
足が使えない今、立ち上がることもできない。
「あ!」
悩んだ結果、
「これならどうだろう……?」
ほふく前進で進んでみることにした。
「うん、しょ……よい、しょ、」
どうにか部室の外までは出てみるが、何を隠そうキツイ。ツライ。
「……あ、転がったほうが楽かな?」
それは名案かもしれない。
凛は思い切って転がってみる。
「ごろごろーって……ああっ、しまった!うわあああ!」
そして階段の下まで転がり落ちてしまった。
◯
その頃、既に帰宅していた
宮祀 智瑜
は手袋を編んでいた。
「完成ですッ!」
訂正。手袋が編み上がったところだった。
智瑜のベッドの上には他にもカーディガンが編み上がっていた、
智瑜用の物にしては小さく見えるが、それもそのはず桜色のものは入院中の少女・新島 ちよちゃんにプレゼントするためのものだ。
そしてもう一つの空色のカーディガンはちよちゃんの友達のクマのぬいぐるみ『クマ』用に編んだものなのだ。
それから、今編み上がったばかりの手袋は――智瑜の片思いの相手・
桐島 義弘
先生に贈ろうと思って編んだもの。
「……喜んでくれると、いいのですが」
ありがとう嬉しいよ大切にするよ宝物だよ。
きっとそんな風にわかりやすく喜んではくれないだろう。
でもそれでも、その手にはめてくれれば、それだけで……。
智瑜は編みあがったばかりの手袋をそっと抱きしめた。
しばらくその体勢のままじっとしていた智瑜だったが。
「あ……ここ、ほつれてますね……?」
手袋のほつれに気がついて、直すために再び編み針を刺した。
編み物に慣れている智瑜だ。それほど難しい作業ではなかった。
ないはずだったのだが……。
「あれ……?」
毛糸は変な形で絡まってしまい、上手く修正することができない。
その上。
「きゃあ!」
ベッドの上でやっていたのがいけなかったのだろうか。
不安定な足場のせいで体勢を崩した智瑜は毛糸の中にダイブしてしまった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月24日
参加申し込みの期限
2014年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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