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\ オーバータイム!/
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◯
真っ赤に燃える葉が木々の枝先を飾る。そんな木々が幾本も連なって九夜山の山々は赤く染まっていた。
そんな木々の中で一際太い幹をしたモミジの樹の下。
赤い絨毯の上に御座を敷いて、
骨削 瓢
と
酒浸 朱蘭
は二人だけの宴を楽しんでいた。
舞い落ちた一枚のモミジが、平盃に注がれた透明の液体の表面を揺らす。
「うひひ~朱蘭嬢の酒はさすがだねぇ~」
「ばか! あたしは成人するまで酒には手ぇ出さないよ!」
「んなこた、わかってますよぃ」
瓢はケタケタ、まさに転げるような笑い声を上げる。
一瞬朱蘭はきょとんとしてから、
「……そりゃ、そおだ! お酒は20歳になってからだもんなぁ!」
思い出したように大声で笑った。
「ですよぃ!」
こんな状態でも二人はお酒にはノータッチ。
飲んでいるのは、水――に朱蘭のろっこんの力を使ったもの。
(あー……瓢もあたしももうすっかり出来上がっちまったなぁ……)
頭の中だけがふわふわと浮いているみたいな気分だった。
きっと本物の酒に酔ったらこんな感覚になるのだろう。
朱蘭はぼんやりとそんなことを考える。
「あは、気持ちぃー……」
口に出してみるとますますその心地よい浮遊感は強まる気がした。
「朱蘭じょー、しゅらんじょー」
そうして泥酔する感覚を楽しんでいると、瓢が朱蘭がに笑いかける。悪巧みをするような笑顔で、だ。
「どーしたんだ、瓢?」
「あっし、ちょいと小耳に挟んだんだけどねぇ~」
「おう!」
「盃を交わすと義兄妹になれるんだとさ~」
「……うん? 義姉弟?」
「そうさね、あっしらもいっちょやってみるかい!」
瓢はすっかり乗り気らしい。瓢の碗と朱蘭の盃に新しい水をなみなみと注いでいく。
「オッケーオッケーやってやるぜー!」
断る理由もない。
朱蘭は迷わず(というより考えることもなく)酒を受け取り、そして、朱蘭と瓢は互いの腕を絡めた。
「……これで、いいのか?」
「……たぶんいいんじゃないかねぇ?」
向かい合い、見つめ合い、二人は無言の内に確認する。
その一瞬だけ、わずか一瞬だけ酔いが飛んだ気がした。
「んじゃ」
「……乾杯」
朱蘭は瓢の腕越しに盃を仰ぐ。
瓢もまた、朱蘭の腕越しに碗を仰いだ。
こくんと朱蘭の喉が鳴る。
よく冷えた水は、音に合わせて朱蘭の身体の中へ染み落ちていった。
じんわりと染み込んだ水は、朱蘭の血を沸かせる。
その血が身体中を廻り、脳を熱く滾らせ、そして、また大きな浮遊感を生み出した。
世界はとてもとても軽い。
「さぁこれであっしらは兄弟だ。これからもよろしくねぇ~?」
瓢の愉快げな高笑いが山中を、脳内を木霊する。
「おうよ!」
その声を塗りつぶすかのごとく、朱蘭は景気の良い返事を返した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月24日
参加申し込みの期限
2014年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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