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ひまわりと『向日葵』
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◆
御巫 時子
は、日傘に着物でひまわり畑のそばを歩いていた。
「とても綺麗、ですね……」
ひまわりが一面に咲いている光景に、見とれてしまいそう。
少し先へ行くと、『向日葵』が見えてくる。
「ここですね……」
日傘を閉じて、店に入る。
いらっしゃいませの声に迎えられ、時子は窓際の席に座った。
ここからだと、ひまわり畑がよく見える。
その綺麗な景色を眺めながら、かき氷の宇治金時と麦茶を注文した。
暑いとやっぱり、冷たいものが欲しくなる。
ほどなく運ばれてきたかき氷を口に運べば、
「美味しいですね……。丁度良い甘さで食べやすいです……」
自然と顔がほころぶ。
ふと窓の外へ視線を向けると、鳥さんがひまわりと戯れている。
鮮やかな黄色い花弁の周りで、元気に飛び回っていた。
思わず、口元に微笑みが浮かぶ。
視線を戻して、今度は少し中を――周りのお客さんや、日向の様子を眺めて過ごす。
◆
一面に広がるひまわり畑を前に、
霧生 渚砂
は感嘆の声を上げた。
「ひまわり畑! やっぱりすごいな!」
その隣では、
霧生 深雪
がひまわり畑の様子を写メっている。
「おーひまわりめっちゃ咲いてる! 絶景だなぁ……」
渚砂は足を踏み入れ、自分よりずっと背の高いひまわりを見上げる。
「お兄さんでも余裕で埋もれてしまうじゃないか!」
外から見てわかってはけど、こうして埋もれてみると一層実感がわく。
遊びたい気持ちが、むくむくと頭をもたげ始めた。
ちょっと見た目年齢的にアレかもしれないけど、気にしない!
「此処で鬼ごっこやかくれんぼなんてしたら、早々捕まらないぞ。ちょっとだけやらな――」
畑から顔を出した渚砂の目に、甘味処を眺めている深雪の姿が映る。
これ甘味処しか見えてないやつや。
深雪が、肩越しに親指で甘味処『向日葵』を指す。
「暑いし、まずは涼んでからにしようぜ。俺腹減ったし」
「わかったわかった、まず食べようか。歩いてちょっと汗もかいたところだし」
渚砂がごそごそとひまわり畑から出て、二人はひとまず甘味処『向日葵』へ。
◆
窓際のテーブル席に着いて、お品書きを眺める。
「何頼むか……どれも気になるなぁ」
しばらく悩ましげな表情をしていた深雪は、やがて「よし」とお品書きを机に置いた。
「お、決まったのか?」
「ああ」
「何にするんだ? お兄さん、決めかねたから深雪と同じものに」
「片っ端から頼むことにする」
渚砂の手から、お品書きが滑り落ちた。
「……おいおい、食べ終わった頃には動く気力なくなるんじゃあ」
「折角来たんだから全部食いたい!」
渚砂の心配は、その一言でばっさっりだった。
「でも、そもそもそんなに食べられるのか?」
チッチッ、と深雪は指を振る。
「しょっぱい物と甘い物交互に食えば、いくらでも食えるんだぜ?」
「ふむう……。だが、しょっぱいものってあるか?」
という渚砂の疑問はよそに、深雪はお品書きの甘味を片っ端から注文した。
「ぜ、全部……ですか?」
流石に店主も、それには驚いた様子だった。
そうして運ばれてきた甘味の数々。
しかし、やけにみたらし団子の数が多い。
「そういえばたくさん注文してたな。好きなのか、みたらし団子?」
「んー、みたらし団子と甘い物交互に食えばいけるだろって思ってさ」
しれっとそんなことをのたまう深雪。
渚砂の頭には、疑問符がいくつも浮かぶ。
「み、みたらし団子ってしょっぱいかな……」
ここのは特別しょっぱい、とか?
とりあえず、渚砂は自分の頼んだ分のみたらしを一本、その一番上の一個を口に運ぶ。
……うん、美味しい。が――
「甘いぞ、これは……」
すると深雪は、首を傾げて渚砂を不思議そうな顔で見つめた。
「……? みたらしってしょっぱいだろ?」
甘辛い、とは言われるが。しょっぱい、と言う人はそうはいない。
……どうやら、渚砂の愛する弟は甘いものの基準がおかしいようだ。
しかも自覚なし。
「深雪が糖尿病にならないよう、自分が気をつけてやらないといけないようだ!」
一層不思議そうな顔になる深雪。
「糖尿病なんてならねーし。食った分だけ動けば大丈夫だろ」
お汁粉を平らげ、みたらし団子に手を伸ばした。
「そういう問題じゃないぞ深雪ー!!」
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月03日
参加申し込みの期限
2014年07月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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