一面、鮮やかな黄色に覆われていた。
晴れ渡る空の青と、鮮やかなコントラストを描き出す。
大人の背丈を悠々と越える大きさまで成長し、大輪の花を咲かせたひまわり達。
その中に足を踏み入れてみれば、周囲は茎や葉っぱで覆われて……まるで迷路のよう。
九夜山の麓に広がるひまわり畑は、見頃の時期をむかえていた。
そんなひまわり畑の傍らに、最近新しいお店ができたという。
甘味処『向日葵』。
場所柄ズバリな名前のそのお店は、おいしい甘味やお茶がひそかな評判になりつつあるとか。
店主は気立ての良いお姉さんで、そちら目当てに早くも常連化の道を辿っている人も居るとか居ないとか。
店自体はあまり大きくないけれど、ひまわり畑に遊びに行くついでに立ち寄るには持って来い。
さて、ここで一つご提案。
ひまわり畑で、あるいは甘味処で。
一日のんびり過ごしてみませんか?
皆様こんにちは、風雅宿です。
夏の花っていうと向日葵しか浮かばない私が今回お届けしますのは、ひまわり畑でのんびり夏の一日を過ごそうというお誘いです。
舞台は九夜山のふもとに広がるひまわり畑と、そのすぐ近くに新しくできた甘味処『向日葵』の二つです。
時間は朝~夕方で夜はごめんなさい、描写外となります。
*甘味処『向日葵』について
ひまわり畑の近くに最近出来たお店です。(マップで言うとJ3のあたり)
ひまわり模様ののぼりが目印。
店の窓からはひまわり畑が見えます。
店内には2~4人用の丸テーブルが幾つかと、長テーブルが幾つか。カウンター席も5席程。
メニューは団子類やあんみつ、お汁粉、くず餅、カキ氷の甘味と、緑茶、ほうじ茶、麦茶等の飲み物。団子類は持ち帰りも対応。お汁粉は冷たいのもあります。
店主として店を切り盛りしているのは、美々津・日向(みみつ・ひなた)さん。
最近25歳になったばかりの、淑やかで気立ての良いお姉さんです。
昔からひまわりの花が好きで、ひまわり畑の近くにお店を構えるのが夢だったとか。
○できること
・ひまわり畑で過ごす。
眺めるもよし、追いかけっこするもよし。誰かと眺めながら語らうもよし。
ただし3メートルくらいまで成長してるので、大人でも余裕でひまわりに埋もれます。
迷子にならないように気をつけてくださいね!
ひまわりを手折ったり、掘り返したり、そういう行為は厳禁です。
・甘味処『向日葵』で過ごす。
お友達と一緒に甘味に舌鼓を打つもよし、一人で黙々と甘味を食べるもよし。 窓からひまわり畑を眺めるでも、あるいは日向さんに話しかけてみるもよし。
ひまわり畑そっちのけで、お喋りに花を咲かせるのだってOKです。
もちろん、他のPCさんに迷惑のかかる行為、及びお店の営業妨害になるような行為は厳禁です。
尚、今回のシナリオでは『あるひまわり畑で面倒なことが起きました(http://rakkami.com/scenario/guide/467)(鳴葉ゆらゆマスター)』のような不思議なことは起こりませんのでご注意ください。
あくまでも、フツウの夏の一日です。
GAを組まれる場合、「キャラクターの行動・手段冒頭」に
「GA【GA名】」をお忘れなく!