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高梨 彩葉
はふかふかと柔らかいソファに深く腰掛け、
志波 拓郎
を待っていた。
そうしてみると、羞恥心は少しずつ冷めていき、むしろ拓郎への感謝が沸き上がってくる。
デートに誘ってくれたこと。プレゼントをしてくれること。
ああ、それなのに、恥ずかしい、恥ずかしいばかりで、なんだか申し訳ない気さえしてくる。
(……私もなにか拓郎にプレゼントしたいなぁ)
だって、彩葉も彼に喜んでほしいから。
(どうしようかな……)
目には目を、下着には下着? それともチョコレートにクッキーだから、下着なら上着?
「……よし、決めた」
試行錯誤の末、彩葉が決断したところで、拓郎がやってきた。
「待たせた……な」
「ううん! 気にしないで! それよりせっかくだから他のお店も見に行かない?」
こうして、二人はデートの続きを楽しんだ。
夕暮れ時の桜花寮の前で、拓郎と彩葉は見つめ合う。
「……これ」
「う、うん」
差し出したものは、勿論今日買ったプレゼントだ。既に中身がわかっているはずなのに、彩葉は妙に緊張しているように見えた。
けれど次の瞬間には彼女の両手はしっかりと包みを受け止めていて、
「ありがとう。大切に使うね」
笑顔が咲いた。
「……ありが……とう、彩葉、さん」
その笑顔が嬉しくて、拓郎は不器用に笑う。
そうして二人微笑み合っていると、別れがひどく惜しく思えてきた。
(もう少し、一緒にいたい)
けれどそんな言葉を口にする、勇気はない。
そんな風に思っている時だった。彩葉が拓郎を手招いたのは。
「拓郎、ちょっとかがんで」
「……こう、か?」
言われるまま、拓郎はかがむ。
すると、彩葉がスゥっと近づいてきて、頬に蕩けるように柔らかい感触がした。
甘い匂いもする。
この匂いはきっと、デート中に彩葉が食べた、チョコレートの匂いだ。
感触はすぐに消えてしまったが、残り香は、まだ拓郎をくすぐっている。
「……お礼」
彩葉が照れくさそうに笑った。
ああ、頬に、キスをされたんだ。
「…………ッ!」
今更になって、頬が――特に彩葉の唇が触れた場所が熱くなる。むず痒い熱さだ。
「えっと、駄目だったかな?」
彩葉は言葉を失う、拓郎を不安そうに見つめていた。
だったら、気持ちを伝えないといけない。
「その……うん……照れる、けど……」
ドクドクドクと心臓が騒ぐ。
素直になれ。落ち着け自分。照れくさくても、それだけじゃないのだから。
そう言っている気がする。
だから、拓郎はうるさい心臓に負けないようにその言葉を口にした。
「嬉しい……!」
「そ、そっか……良かった」
彩葉が笑った。
(よかった……喜んでくれて)
でも心臓の音がうるさすぎて、大事な声がよく聞こえなかったのだけが残念だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月20日
参加申し込みの期限
2014年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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