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TOP!~Men's Valentine's Day~
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桜花寮の前で、
志波 拓郎
は何度も時計を見てはため息をつき、あるいは意味もなく人差し指を動かしたり――珍しく落ち着きがない。
彼は
富士山 権蔵
からチラシを受け取った一人だった。
最初は下着をプレゼントするなんてあり得ないと思った拓郎だったが、彼女が喜んでくれるかもしれないわよ(権蔵談)、というひと言で――今日に至った。
(彩葉さん、喜んでくれるかな……)
下着のサイズもわからない、好みもわからない拓郎は、彼女をデートに誘い、一緒に選ぶことにした……のだが、デートというだけでも緊張してしまう。
「拓郎、おまたせ!」
とそこで彼女、
高梨 彩葉
がやってくる。
「彩葉さん……!」
「もしかして、けっこう待たせちゃった?」
「いや……そんなこと、ない。気に、しなくて……いい……よ」
「そう? なら良かった」
そう言って少し照れくさそうに笑った彩葉。
照れくささが拓郎にも伝染して、ぎこちない足取りで二人は出かけていく。
二人がやってきたのは、寝子島の若者たちに大人気のシーサイドタウン駅前ビル『miao』だった。
「それで、どこを見に行くの?」
「ウニシロに……行く……」
そう聞いた彩葉は(運動用のTシャツでも買いたかったのかな?)と思っていたのだが――
ウニシロに入ったところで拓郎は一向にメンズコーナーへ行かない。
不思議に思いながらも、彩葉は目の前にあったカーディガンが気になり、ふと手を伸ばした。
「彩葉さん……そういうの、好き、なんですか?」
「うん! カラーバリエーションがいっぱいあるから、どの色にしようか悩んじゃう」
彩葉がカーディガンから拓郎に視線を移し頷くと、拓郎の顔は真っ赤になっていた。そして唐突に口を開く。
「彩葉さんって……」
いつもより、殊更に間を置いてから拓郎は言った。
「さ、サイズ……いくつなんだ?」
「えーっと、ものにもよるけど、M~Lサイズが多いかな? Tシャツなら大きめのL」
「いや……Tシャツじゃ、なく……て」
「え、じゃあスカート?」
「それも……違う」
ではいったい何だというのか。彩葉が訝しむような顔をすると、拓郎はおもむろに口を開いた。
「実は……、」
緊張からか、生唾を飲む音が聞こえ、そして。
「下着、の……サイズを、教えて欲しいんだ」
とゆっくりと時間を掛けて、拓郎は言った。
想像をはるかに超えた拓郎の発言に、彩葉は固まってしまう。比喩ではなかった。彩葉は動くことを忘れてしまうほど驚いた。
「な、なんでそんなこと聞くの?」
やや間を開けてから、声をひっくり返して聞き返すと、拓郎はサッと視線を彩葉から逸し、ぽつりぽつりと事情を説明した。
『今日は好きな女性に下着を送る日です。でもサイズや好みがわからないので選んでください』
拓郎の説明はおおむねそんなものだった。
(……ってことは、今日は私に下着をプレゼントするために誘ってくれた、ってこと?)
知れば知るほど恥ずかしい。
恥ずかしいけれど、すごく嬉しい。
だから。
「えっとブラはその、Eの70だからこのサイズ……かな……」
彩葉は、拓郎に応える。
「そっか……」
「……う、うん」
ああ、嬉しいけど気恥しい!
「パ、 パンツはMかな」
こんなことを彼氏に言わなければいけないなんて、どんな拷問だろう!!
「好きな……デザインも、選んでくれる?」
けれど拓郎にそう言われれば、彩葉は断ることなどできなかった。
「……こ、これで」
そして結局彩葉は、薄ピンク色のセットの下着をその上に着るブルーのキャミソールで隠して、拓郎に手渡した。
「……あそこで……待ってて」
下着を受け取った拓郎は店内の休憩スペースを指さして、彩葉が拓郎の指差すそこを見ている間に、レジへ行ってしまった。
レジへ下着を出した時、ようやくまともに彩葉が選んだ下着を直視した。
(これを、彩葉さんにプレゼントするのか……)
「以上三点でよろしいでしょうか?」
(……彩葉さん、こういうのが、)
「お客様?」
「あ、はい。あ……ちょっと、待って下さい」
「ふふ、慌てなくても、大丈夫ですよ」
店員さんに笑われながらも、こうして無事に目的のものを購入した拓郎は、一人待つ彩葉の元へ向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月20日
参加申し込みの期限
2014年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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