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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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<12>
逃げ帰ってきた青龍は、
もうひとりの青龍
と合流する。
アナザー青龍――
響 タルト
は帰還した青龍にジュースを手渡した。
「おかえりなさい。どうだった?」
「そうね、あまり萌えられそうな素材がなかったわ」
青龍がジュースを飲み干していく。
喉元を通る清涼感に満足感がにじみ出る。
「ざんねーん! こっちは楽しく腐った話で盛り上がっていたよ!」
「お邪魔してますよー。おや、双子さんでしょうか?」
椿 美咲紀
は違和感なく腐ったガールズトークに興じていた。
「掛け算マスターの青龍さんは双子だった! 面白いネタかもなのです」
椿はネタ帳にスラスラとしたためていた。
「ねぇ、あの人たちなんかどう? 掛け算のしがいがありそうだよ」
アナザー青龍が指差す方向に、
浅沼 柳司
、
弓弦原 譲
、
十文字 若菜
の3人の姿が見えた。
「おや、あちらからも……車?」
てーててーと音楽を鳴らしながらカウンテックに跨る
八十八旗 信彦
と
塔尾 松生
、ナギ(
音海 なぎさ
)と小山内の3名も到着。
「おい、渚砂。あいつら2人いるんだけど……?」
「すごいな、深雪! 双子だぞ、そっくりだな!」
提督の
霧生 渚砂
と艦の擬人化コスの
霧生 深雪
まで集結。
一気に乱戦フラグが立ってきた。
曖浜 瑠樹
も縫いぐるみを操りながら駆け付けてきた。
「お姉さん達はブラックリアルに操られているんだ! ぐるみんじゃー、突撃せよ!」
なりきりながらお供の縫いぐるみたちを青龍に突っ込ませていく。
「あらあら、皆さんお揃いで? 今夜は泊まっていく?」
ゲーム内の営業スマイルで、青龍は糸のように目が細くなる。
それに塔尾が苛立ちをぶつけた。
「ふざけないで。あの料金設定おかしいって。ボッタクリもいいとこ。深層ダンジョン潜っても赤字になる原因は、あんたのとこの宿の宿泊費が圧迫してるのよ!」
そう言って鞭をいきなり振り回し始めた。
「あのゲームも面白かったしわりとあの女将さん好きだったけどね? ぼったくり値段はやっぱ納得いかないものね?」
「クレームは開発チームへ言ってくれないかしら?」
青龍はそれを光のバリアーで上手くいなす。
「俺たちも行くで!」
「命令は俺がやる。今は俺が兵長だ。……先輩は安全な場所へ」
弓弦原が十文字に避難を促した。
十文字は首を振ると、鏡を割ってろっこんを発動させた。
彼女はこうすることで、鏡の破片が散らばった範囲に防御結界を展開できるのだ。
「私はこの中にいる。2人の活躍、見守ってるね」
「分かった、先輩、気を付けてな?」
浅沼は付近のオブジェにワイヤーを射出する。
弓弦原も浅沼と逆方向にワイヤーを遠くの防火ネットに引っ掛けた。
ほぼ同時に2人は別れて挟み撃ちするために飛んでいく。
青龍は着ぐるみたちを鉄扇であしらいつつ、深雪と子猫サティの猛攻をバリアで凌いでいた。
「俺の連装砲とサティの高角砲で破れないバリアだと? つか遅ぇぞ、渚砂! 早く援護しろよ!」
「え、えっと! とりあえず全機発艦! 精霊さん、よろしくだぞ!」
渚砂提督の指揮により、何処からともなく支援艦隊が到着。
小さな精霊さんが乗り込む機体『彗星』が急降下爆撃を開始!
バリアを集中放火していく!
「無駄よ、いくら攻撃しても、このバリアは破られないわ」
青龍はくすくすと笑みを漏らした。
「このバリアの硬度は異常だな……」
弓弦原が立体駆動から刃をバリアの死角に打ち付けるが弾かれてしまう。
「諦めたらアカン! 必ず綻びがあるはずや!」
浅沼も銛を何度も打ち込むが、バリアに傷ひとつ付かない。
「みんな、無茶しないでね! 『パーティーヒール』!」
そこへナギの全体回復魔法の援護が掛かる。
「わぁ、あのコ、すごく可愛い女の子だね!」
十文字の視線が、ナギにとっては物凄く痛かった。
「ふふ、どんな攻撃もあたしには効かないの。防御力で最強のあたしに敵いっこないのよ」
そう言うと、擦り寄ってくる縫いぐるみを再び投げ飛ばした。
「あー、また邪魔されたねぇ?」
曖浜はがっくり肩を落とした。
この光景に青龍攻撃組は首を傾げた。
なぜ、あの縫いぐるみだけバリアを突破できるのだろう、と。
一方、響が扮するアナザー青龍は酷かった。
戦闘そっちのけで腐っていた。
「人気の擬人化も加味した『クローネ×テオ』なんか良いじゃないですかぁ。ニャンコ耳な獣人テオに、長い黒髪オネェのクローネがヤンデレに高圧的に攻めるのですよっ。いやぁぁん、なんか良いかもぉ。きゅんきゅんしまするぅ!」
椿が顔を赤らめてジタバタすれば、アナザー青龍も「分かる~」と納得。
更に椿は持論を展開してく。
「テオはぱんつ脱がされている方が似合うので、受けです(断言)。肉食獣なのに草食系、でも普段は悪ぶったりしてるテオは、でもクローネから苛められたりする事に次第に抗えない快感を……いやぁんきゅんきゅんなのですぅ!」
「分かる~!」
アナザー青龍のリアクションも激しくなっていく。
「ああ、自作中の、ジャーナル部が舞台のBL物語よりも良い気がしてきました。これがッ、迸るッ、創作のッ、パルプテーション! フゥゥゥゥー!」
「フゥゥゥゥー!」
アナザー青龍と椿はハイタッチ。
腐ってやがる、手遅れなんだ。
「あっちは楽しそうね……」
青龍は腐談義をしたくてウズウズ。
「でも、目の前の素材でカップリングもいいわねー」
ニタリと青龍は笑うと、まずは調査漁団の弓弦原と浅沼を指差した。
「眼鏡の彼の毒舌クールドS攻めと日焼けした彼の関西弁意地っ張り受けなんていいわねー。嫌々ながらも眼鏡の彼に押し切られて、なし崩し的に……♪」
この瞬間、青龍から謎の波動が周囲に発せられ、衣服の一部が吹き飛んだ!
「なんだ、今の……? 毒舌クールドS攻めと関西弁意地っ張り受けだと? 意味はさっぱり分からないが鳥肌が止まらない! そんな目で鼻息荒くして俺達を見るんじゃない!!」
弓弦原が怯めば、浅沼も顔を真っ青にして奥歯をガタガタ震わせる。
「俺と譲ができてるって!? いやいや、何言うてるんかさっぱり分からん!? 確かに何か色んな疑惑持たれたけど!」
青龍は見事、1発で調査漁団の戦意をへし折った。
狼狽える2人を、防御結界の中から見守る十文字は、ほんのり頬を染めてしまう。
(誤解だって分かってるのに……。あの2人、やっぱりお似合いなのかな……?)
どうやら十文字も椿同様、無自覚の腐女子の素質を持っている模様。
「で、そっちは女装のコが俺様受けで提督のお兄さんが無邪気攻めといったところかしら?」
「ごフッ!?」
腐波動を浴びた深雪の服が一気に大破した!
ちなみに渚砂はイマイチ理解していなかった模様でノーダメージだった。
「ただでさえ露出高いのに、これ以上どこ晒せっていうんだよ!」
「ああ! 深雪の肌が晒されてしまう! 深雪、
そういうのはお兄さんと2人だけの時に見せてくれ!
」
今度は渚砂から無意識の腐女子ホイホイ発言波動が発生し、周りの衣服が大破していく。
ナギや小山内は完全にとばっちりを受けている!
「おまっ、誤解を生むような発言はやめろー! さっきの渚砂の発言でパンツちぎれたじゃねーか!」
「うわわわ!? 精霊さーん! 深雪の驚きの白さをガードしてー!」
霧生艦隊、大混乱!
青龍は鼻血まみれでご満悦だ!
彼女は追い打ちを掛けるように、さらに妄想を膨らませていく。
「んん~、そっちの漁団コンビはリバ有りな気もしてきたわ。眼鏡受けも悪くないし、関西弁ドS攻めもそそるわね!」
凍てつく腐波動が再び調査漁団を襲う!
浅沼の上半身の衣服が爆発した!
「やめてくれへん……? 若菜先輩がめっちゃ見てるやん……! また疑われるやん、もう嫌や……!」
彼の心は折れ掛かっていた。
しかし、弓弦原の衣服は吹き飛ばなかった。
「俺の服はこれ以上、吹き飛ばん。何故だか分かるか?」
彼は覚悟を決めた表情で、ハッキリと言った。
「俺には、好きな女性がいる! 俺はホモでもないし、受けでも攻めでもない!」
この時、弓弦原の二刀流が青龍のバリアを切り裂いた!
「なるほど、ホモに対する抵抗力、もしくは無関心さがあれば、このバリアを突破できるのか」
彼はバリアのカラクリに気が付いたのだ。
(あの縫いぐるみを操る少年の攻撃が通じるのは、彼がBL知識などがないからだろう。無垢の勝利、というわけか)
事実、曖浜はBL知識はゼロだった。
「カップリング? 何だろう、よくわからないなぁ? 掛け算? そっか、九九の事かぁ!」
小学3年生のイノセントは無敵である。
「浅沼、今のお前じゃ無理だな」
「あ、せやなー、ははは……」
涙目でBLトラウマと戦う浅沼の肩を叩く弓弦原である。
「え、譲君好きな人がいるの!?」
十文字は初耳であった。
……今まで彼女は、弓弦原の恋愛対象は浅沼だと信じて疑わなかったのだ。
突然の否定、そして、向けられる熱い弓弦原の眼差し。
(どうして私を見詰めてるの……?)
高鳴る十文字の胸の音。彼女は全く身に覚えのないことだった。
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SF・ファンタジー
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定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
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