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ひと夏のろっこん
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○濡れ濡れ触手と召喚獣?
そのころ、
屑利 執
は家でまったりとお茶を飲んでいた。
自分のろっこんが引き起こしていることなど想像もせずに。
桜崎 巴
は、さっき拾ったチョークを放り出した。
「どうやら世間様は、ろっこんが入れ替わったとかでてんやわんやみたいだね。ああ五月蝿い。ひとまず、混乱を見物しに行くかい」
そこで、隣に立っている地味で物静かな中年男に気付く。
「で、そこのおっさんはいつからそこにいたんだい?」
「今、あなたに喚ばれて来ました」
「何、あたしが喚んだって?」
巴はぎょっとする。
そんなはずはない……なのに、心のどこかで納得する自分がいた。
「そういやさっき、何故か唐突にこの魔法陣を描いたんだったね。自分でも意味がわからなかったが、成る程、あたしも誰かのろっこんを無意識で発動させちまった訳か」
中年男は、執のろっこん「降臨の儀」で呼び出された『沼田さん』だった。
本土に住む地味で物静かな中年サラリーマンで、妻と娘二人の4人家族であるらしい。
「用はないんで帰ってくれ……と言いたいところだが、帰し方もわからん。ついて来られても邪魔臭いね、高級アイスでも買ってきて貰うか」
沼田は、困ったような笑みを浮かべながらどこかへ歩いていくと、アイスを持って戻ってきた。
「本当に買ってきやがった!」
「次は何すればいいんでしょう」
アイスを受けとり、半分あきれたようにつぶやく巴に、沼田はあくまで低姿勢だ。
「じゃ、あたしを団扇で扇いどくれ」
これまた言われた通りに扇ぐ沼田。
「……ああそれでいい。思った以上に気持ちのいい風を送ってくれるじゃないかい。こりゃ有難い」
朝野 未沙
は、夏向けの買い物にシーサイドタウンを訪れていた。
「水分補給は大事よね!」
薄手の白い半袖ブラウスにミニスカートという格好で、水のたっぷり入ったコップを持ち歩いている。
ふと未沙の頭に、薄紅色のリップクリームで空中に線を描くイメージが浮かんだ。
頭の中で、線に沿って物が飛んでいくイメージ。
なんだかできそうな気がして、試しに水を空に飛ばしてみた。
「あ、ほんとにできた。楽しいかも」
イメージ通りに、水は直線や弧を描き飛んでいく。
つい夢中で前をよく見ずに飛ばしながら歩いていると、何かにぶつかった。
「あちー」
御剣 刀
は、ジュースを片手に街を歩いていた。
そこへ何かがぶつかってきた。
「わっ、冷たっ!?」
上手く抱きとめたつもりだったが、勢いを殺しきれずに転んでしまう。
「痛っ、大丈夫か? って朝野か」
未沙のコップの水がこぼれ、服が濡れてブラが透けて見えていた。
刀を見上げながら未沙は、
「……ごめんなさい」
とつぶやいた。
「うわっ黒だ……いや俺は大丈夫だから、朝野は大丈夫か?」
と立ち上がって手を貸そうとした刀だったが。
……手が手じゃなかった。
触手だった。
「なんだコレ!?」
(あれ? なんか刀君の様子がおかしいよ? 手足がなんだがウネウネヌルヌルしているような気がする……)
訳が分からず手足を動かそうとした刀だが、上手く動かせず未沙の身体に絡みつく!
「止めて! それセクハラだから!! 後が怖いから!」
青くなりながら叫ぶ刀だが、止められない。
いつのまにか、抜け出そうと抵抗する未沙に上に乗られている。
小山内 海
は、画材の補給に買い物に行く途中で違和感を感じた。
自分のじゃないろっこんの使用条件がふと頭に浮かんで、なんだか使えるような気がしたのだ。
(頭の中の撃鉄……あれ、このろっこんって刀くんの……)
「加速」。何度も話に聞いていた、ガチン! と、撃鉄が落ちるイメージをすると加速できるろっこん。
(刀くんの見てる世界、見てみたい)
頭の中で、撃鉄を落として、走り出す。
(うわっ、周りが遅くなって自分は早くなって……こういう世界なんだ……ってわわ、せ、制御が)
予想以上のスピードに、止まれない。
(前に倒れてる人が! このままじゃぶつかっちゃう! 二人ともど、どいてー)
しかし声を出せない海には伝えるすべがなかった。
(ス、スケブを……)
どしん!
白のノースリーブワンピースに、刀の持っているコップのジュースがかかった。
もつれ合って押し倒す形になり、服が透けていく。
(あいたたた……うぅ、冷たい)
『ごめんなさい!』
海は刀の上に乗ったままスケッチブックに書き込んで謝った。
「いててっ、水色の縞々? って小山内」
つい下着の柄を呟いてしまう刀。
「何で俺は女の子二人に乗られてるのさ?」
(嫌じゃないけれど)
と心の中で呟く。
降りようとした海だったが。
(刀くんの様子がおかしい気が……何これ!?)
いつのまにか海の足に絡みついているそれは、刀から生えていた。手でも足でもない。
(触手!? この触手刀くんのなの!?)
「あ、やめて、そこは……! いやー、ぬめぬめするー!!」
未沙があられもない声を上げる。
未沙のろっこん「あなたの後ろに這い寄る触手」は、興奮している時に水分が身体に付着するのが発動条件である。
そしてそれは、今や刀の能力となって未沙と海を襲うのだった。
(そ、そこは……あ、ダメっ やっ、ぬるぬるする)
触手に絡みつかれて、海も声を出せないまま顔を赤らめ苦悶の表情になる。
逆に青ざめているのが刀だ。
(おい何か二人の様子が変なんだけど、この柔らかい感触とか俺は今彼女達の何処を触っているんですかね!?)
「止めて、しんじゃう、このままいったら俺が社会的に死んじゃう!」
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担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月23日
参加申し込みの期限
2014年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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