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●奏でるは受け継いだ夢と思い
都内某所、7月中旬。
雨寺 凛
は、4ヶ月ぶりに我が家に帰ってきた。
「パパ! ママ! ただいまー!」
玄関を開けると、誕生日に父親からもらったギターが入っているケースを担いだ凛の元気な声が響く。
その声を聞いた父の透、母の美代子が走ってきて出迎えてくれた。
「おおっ! おかえり、凛! 久しぶりに元気な凛の顔が見れて、パパは嬉しいぞー!」
「私もうれしいよー!」
抱きついた父に頭を撫でられ凛はエヘヘと笑うが、大切なギターが壊れちゃいそうだよ、とボソリ。
「相変わらず、ファザコンは治ってないのねぇ」
クスリと笑い、父と娘のやりとりを微笑ましく見る母。
「そこは否定できないや、てへへ……」
「外は暑かったでしょう? 話は、家の中でゆっくりしましょう」
「はーい!」
毎日のように家族とメールでのやりとりをしているが、こうして、直接会って話すほうがもっと楽しい。
(寝子島であったたくさんの思い出、いっぱい話したいな。どんなことから話そうかな?)
クーラーの効いたリビングで、母が用意してくれたお茶をお菓子でティータイム。
「メールにも書いたけど、私、向こうでも毎日楽しくやってるよ! 学校で友達もたくさんできたんだ!」
友達の名前を何人か挙げる凛は、すごくいきいきとした表情をしている。
「休みの日や放課後に一緒に遊んだり、買い物に行ったりして、お出かけしたりしてるよ!」
シーサイドタウンのアウトレットと寝子島シーサイドタウン駅は楽しいところだよ! と教えると、両親は、寝子島に行ったら連れて行ってくれる? というので「うん!」と答えた。
大好きなパパとママと行ったら、友達と行くのとは違った楽しみ方があるだろう。
「それと、
七夕ゆかた祭りの屋台
で金魚すくいしたんだよ。その時、パパが金魚をすくってくれたこと思い出したんだよ」
寝子高の友達と行った縁日も楽しかったが、やっぱり、パパとママと一緒のほうが楽しい。
「あの時のパパ、すごく頼もしく思えたよ」
「そうか? そう言ってもらえるとパパ嬉しいな」
「そうそう、それでね、今度
ネコフェス
っていう音楽イベントがあるんだ! そこで私、軽音楽部のお友達と一緒にライブするんだよ!」
「ライブまでするようになったんだなぁ……。パパの諦めた夢、凛なら、すぐ叶えてくれそうだね!」
父がプロのミュージシャンになりたい、ということは聞いたことがある。
凛が音楽好きになったのは、父の影響もあるのだろう。
「ママも、ネコフェスを楽しみにしてるわね」
「うん! 私、絶対プロのミュージシャンになるよ!」
せっかくだしと、凛は、生演奏と歌を両親に聴いてもらうことに。
演奏する楽器は、父がくれた大事な相棒のギターだ。
「私がライブしてるところ、パパやママにも見てもらいたいなぁ♪ 演奏したいんだけど、大丈夫かなぁ?」
「夜中ならご近所迷惑になるけど、今なら大丈夫よ」
「パパ、凛の生演奏を聴いてみたいな。頼むよ」
じゃあ、せっかくだし、と凛はギターケースから相棒を取り出し、生演奏と歌を両親に聞かせる。
「さぁ、盛り上がっていくよ! 私の曲で、パパとママを湧かせてみせるよ!」
奏でるのは、仲間達と一緒にネコフェスで歌う曲。
(本当はネコフェス会場に来て聴いてほしいけど、生で聴いてもらいたいしね!)
本番さながらの熱気が、リビングにビンビンと伝わってくる。
演奏が終わると、父は感激のあまり泣き出した。
「上手くなったなぁ、凛! ……ううっ」
「やだ、パパ! 泣くなんて大袈裟だって!」
「いや、本当に上手くなった! これなら、パパの代わりに夢を叶えられそうだ」
「パパも相変わらずねぇ、ふふふっ」
楽しかった日々はあっという間に過ぎ、帰省最終日に。
「じゃあ、私、そろそろ行くね!」
「もう行っちゃうのか……またいつでも戻って来てくれよ……!」
笑顔で見送ろうと決めていた父だったが、娘がいなくなる寂しさが我慢できず泣いてしまった。
「パパったら……凛、気を付けてね」
「うん、またメールもするよ! 次に戻るのは、年末かお正月かな? パパもママも体には気を付けてね!」
笑顔で手を振りながら帰る凛を、同じように笑顔で見送る母。
(凛……パパ、また帰って来るのを待っているから!)
父は、泣きながら母の隣で見送っていた。
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担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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