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●兄妹仲良く自転車で
佐々 寿美礼
と兄の
佐々 藤寿
の実家は、富士山が見える静岡県境の神奈川側にある。
寿美礼は1年生の頃、実家から電車で約1時間半かけて電車通学していた。
通学は大変だったが、藤寿が木天蓼大学の寝子島キャンパス設置に伴い寝子島に移住するまで続けていた。
「あたしも寝子島に住みたい!」
兄が寝子島で住むことを知ると、両親は兄妹で住むことを条件に引っ越しすることを許可した。
そういうこともあり、 寿美礼は、藤寿と一緒に寝子島で暮らしている。
友達は飛行機や電車に乗って帰る中、佐々兄妹は自転車で帰省し、帰りも自転車で寝子島へ。
(実家でも乗りたいけど、自転車を島に送る訳にはいかないし、乗れば電車賃は浮くし。目指せ! 寝子島!)
行きも帰りも大きい荷物は郵便にしたので、手荷物は最低限に留めてある。
そう思いペダルを漕いでいたが、飽きてきた。
「休憩をとりながら、日没までに島に着くようにするぞ。自転車で来たんだから、自転車で帰るしかねーだろ」
「藤兄のろっこん使えば、楽に飛んで帰れるのにー。ダメ?」
「ろっこんは使わないぞ。こんな晴れてる日には目立ってしょうがないだろ」
藤寿のろっこんは乗っているものを飛ばす能力があるので、自転車に使えば、島に着く時間が大幅に短縮される。
盆時ということもあり、車や人の通りが多いので、ろっこんを使っているところを見られては大変だ。
断られたので、頬をぷーっと膨らませ「けちっ!」と怒る寿美礼。
「怒るな。それ以外のことならしてやるから」
「じゃあ、喋りながら行こうよ。それならいいでしょ?」
「それならいいだろう」
帰省中、寿美礼が楽しかったことは、久々に実家で飼っている柴犬の菖蒲と散歩できたことだ。
「引っ越しもあって、半年以上実家に帰ってなかったもん。帰ってきた時、真っ先に走って出迎えてくれてから、あたしのこと、ちゃんと覚えてたんだなーってね」
柴犬の名前のアヤメ(菖蒲)は、藤寿のフジ(藤)、寿美礼のスミレ(菫)と兄妹同様、春に咲く紫の花繋がりだ。
「夕方、あたしが菖蒲を散歩に連れて行った時、藤兄はお父さんと縁側で缶ビール飲んでたね。何を話してたの?」
「ああ、あの時か」
父と飲みながらした会話は、
ライブフェス
で歌ったり、浴衣を着たり、高校生と合同サークルをやった、という話をしただけ。
飛行部隊
のことは、ろっこん暴走で起きた出来事なのでぼかして説明。
詳しく話すと、神魂のことから話さないといけないので。
父の青司は寡黙な性格なので、藤寿の話を聞いても相槌を打つくらいだったが、いつものことなのはわかっている。
何も言わないが、首にかけているタオルは藤寿と寿美礼が
父の日にプレゼントしたもの
だった。
(元々こんな性格だけど、中身は熱い人なんだよな。明るい母さんとは大違いだ)
エアロビクスのインストラクターをしている母の茜子は、天然で底抜けに明るい性格だ。
寿美礼が前向きな性格なのは、母に似たのかもしれない。そう思う兄だった。
「あたしに秘密にしてることとかないー? あるなら言わなくてもいいけどー」
妹にそう言われたので、一瞬ドキッとなったが、秘密なので言えない。
ビールを飲み終え、後片付けをしている時、父が「最近は物騒だから、寿美礼を頼む」と頼んだ。
(神魂自体は世界中に散らばったって聞いたし、親父がもれいびでも不思議ではないんだが……)
神魂の存在がわかっているのか、それとも、影響に気付いたのか。
それとも、父親として娘を心配しているだけなのだろうか。
藤寿も父も酔っていたので、そのことを詳しく聞かず話さずで眠ってしまったのだった。
そんなことを考えていると、寝子島大橋が見えてきた。
「藤兄、寝子島大橋が見えたよ! 寝子島の入口まで帰って来たよ!」
「おっ、見えてきたか!」
橋が懐かしく見えるのも、寝子島が第2の故郷になってきたからなのかもしれない。
寝子島に移り住んでから、たくさんの人と出会えて、たくさんの思い出ができた。
(あたし、藤兄と一緒に木天蓼大学に通うつもりでいるんだからねっ)
そうしたら当分ここにいられるし、と思ったのは内緒。
「もうひと頑張りだ、このまま一気に家まで行くぞ!」
そう言うものの、帰宅したら、届いた荷物の開封と部屋の掃除がある。
(めんどくせ……)
帰宅早々の仕事にげんなりする藤寿だったが、早く帰ろうとペダルを漕ぐ速度を速める。
「寿美礼、かえったら分担して片付けるからなー」
「えー!」
「文句言うな!」
急いで帰る2人を、荷物を詰め込んだリュックを背負った
桜庭 円
が追い越した。
「藤兄、あの子、重そうなリュック背負ってるのにペース落ちてなかったよ」
「ああ、すごいな。普段から身体を鍛えているのかもしれないな」
佐々兄妹にすごい体力の持ち主と感心されている円は、早く帰って、持って帰った本を読みたいけど、その前ににゃーくんにご飯をあげないと、と考えているのはここだけの話。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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