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●安らぎの帰郷
ドイツに里帰りした
ゼシカ・ホーエンハイム
は、日本にいる時も、神父の
ハクア・クロスフォード
とシスターの
リリー・コルヴィッツ
とは文通を続けていた。
(実際に故郷の地を踏むことは格別の喜びですわ。神父様にシスターリリー、子供達は元気でしょうか)
ゼシカが孤児院を併設している教会に向かい歩いている頃、ハクアとリリーは、孤児院の子供達と料理やお菓子の準備をして待っていた。
「シスターゼシカが帰ってくるんだね!」
子供のひとりが言い出すと、他の子供達も「帰って来るの楽しみ!」とはしゃぎだす。
「そうよ。皆で明るく、帰って来るゼシカを出迎えましょう」
顔には出さないが、子供達の様子を見ているハクアが一番楽しみにしているのがわかる。
「どうしたリリー、俺の顔に何かついているのか?」
「ハクア、あなた、ゼシカの帰りを相当楽しみにしているわね?」
「そう見えるか?」
「ええ。長い付き合いだからわかるわ」
それに、あなたの一番大切な女の子だもの。この一言は、心の中でこっそりと。
ふたりが話していると、窓の外を見ていた子供達が「シスターゼシカが帰って来た!」とはしゃぎだした。
「ただいま帰りました。神父様」
教会に着き、挨拶をするゼシカを、ハクアは珍しくしっかりと微笑み「おかえり」と優しく出迎えた。
「おかえりなさい、ゼシカ!」
「シスターリリー!」
「元気そうね。長旅、大変だったでしょう?」
駆けつけてきたリリーは再会の抱擁を交わし、ゼシカとの再会を喜ぶ。
「あなたもお元気そうで何より。ずっとお会いしたかったですわ。ご報告したいことが山ほどございますの」
「それは後で。荷物だけど、随分多いのね……」
「お土産ですわ。子供達の分もありますのよ」
大荷物になってしまったが、孤児院の子供たちが喜んでくれるならと苦労して持ってきたのだった。
部屋に持っていくと、リリーはゼシカの荷物を持つ。
「シスターゼシカ、おかえりなさい!」
「ただいま、みんな」
笑顔で、元気良く出迎えてくれた子供達をひとりひとり抱きしめながら、再会を喜ぶ。
「みんな元気そうで……」
「シスター、どうして泣いているの?」
「え……?」
抱きしめている子供にそう言われ、涙を流していることに気付いた。
「あら、涙が……」
子供達の無邪気な笑顔に出迎えられた嬉し涙が流れたのだろう。
「寂しい思いをさせてごめんなさい。わたくしは、しばらくはここにます。みんなと一緒にいられますから、たくさん、たくさん遊びましょうね」
さっそく遊ぼうと子供のひとりがゼシカの手を引っ張るが、ハクアがあやしながら落ちつかせる。
「みんな、ゼシカは帰ってきたばかりで疲れているんだ。今日はゆっくり休ませてあげなさい」
「大丈夫ですわ、神父様。さあ、遊びましょう」
嬉しそうなゼシカと子供達の様子を見つつ、リリーはキッチンで食事の支度を。
「わたくしも手伝いますわ」
「ゼシカは休んでいて、長旅で疲れているんだから。それに、あなたの帰りを待ちわびていた子供達が日本のことを聞きたがっているわ。話してあげて」
「わかりました。では、今日だけお休みさせていただきます」
ゼシカから遠い異国の話を聞いている子供達は、質問以外は、誰一人として喋らなかった。
(みんな、とてもいい子ですわ。わたくしがいない間、とても寂しい思いをさせてしまいましたわね)
そのお詫びとして、教会にいる間は子供達をたっぷり甘えさせてあげようと決めたゼシカだった。
帰郷した翌日からは、シスターリリーを手伝い、孤児院の子供たちの世話や洗濯物を干したり。
お掃除をしたり、お食事の支度をしたり、教会でハクアの手伝いや礼拝をしたり。
ゼシカは、日本に行く前と変わらない穏やかな日常生活を過ごしていた。
「こうしていると、昔、キリスト降誕劇で天使の扮装をして、讃美歌を歌ったことを思い出しますわ」
ゼシカは礼拝堂の掃除をしながら、天使の扮装をし、マリア像の前で歌った少女時代のことを思い出した。
「今年の降誕劇では、誰がソロを歌うかって女の子同士が張り合っているのよ。昔の写真を見せたらゼシカの写真があってね、それに憧れたみたい」
「それは……少し恥ずかしいですわ」
「恥ずかしがることはないじゃない。それだけ、ゼシカが天使みたいに見えたってことなんだから」
礼拝堂の掃除が終わった頃、ハクアが「皆でお茶にしよう」とふたりを呼びに来た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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