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●母の原点、ここにあり!
「やっと着いたー♪」
伊藤 恵美
の実家は、大阪府北河内地域に位置する寝屋川。
大阪の両親に孫の顔を見せたいし、行きたい場所もあるということで、娘の
伊藤 佳奈
と帰省したのだった。
(帰省の間は地元を楽しむわよ♪)
元気な恵美に対し、佳奈は早くも移動疲れ気味。
「あ~、疲れた~」
「佳奈ちゃん知ってる? ここ、大人気少年探偵アニメに登場している色黒高校生探偵が住んでる町なのよ」
アニメオタクな恵美は、アニメの登場人物の在住地に実家があることがとても嬉しかった。
「知ってるよ、ていうか、いつも来るたびに言ってるし」
そのアニメの放映時間になると、恵美は家事を一旦中断してテレビに釘付け。
そのことは佳奈だけでなく、父も知っている。
「あたしはそれより、ひとつ前の萱島駅の駅舎を貫く楠、あれがいつも不思議なんだよね」
なんで駅の中を木が貫いているんだろう? 大阪に来るたび、それが不思議でたまらない佳奈だった。
話し込んでいるうちに、恵美の父が車で迎えにきてくれたのでそのまま実家へ。
「お爺ちゃん、お父さんが都合で来られなくて済みませんって言ってたよ。ほな行こか」
「そか。町役場勤めじゃあ、休み取れんやろ。しゃあないわ」
祖父は残念がるが、それなら仕方ないと納得する。
実家に着いた恵美と佳奈は、祖母と叔父夫婦に挨拶。
「ただいま、母さん」
「お婆ちゃん、叔父さん、叔母さん、こんにちは」
父方の祖父母は厳しい感じだが、母方の祖父母は両方優しいというか、のんびりした感じの人だ。
(お母さんが割とのんきなのって血筋かな?)
と考えていると、祖母は「よぉ来たなぁ」と恵美をあからさまに無視し、孫の佳奈にベッタリ。祖父も便乗してベッタリ。
(うちの両親は相変わらずね。帰省の時くらいは、ま、いいか)
そうこうしてるうちに、小学3年の従兄のケンちゃんがビニールの刀を持って来て佳奈に宣戦布告。
「佳奈姉ちゃん、勝負や!」
「最近、剣道を始めたらしいね、ケンちゃん。ふっ、いいでしょう。このお姉ちゃんを倒せるものなら倒してごらんなさい!」
などとじゃれあっていると、叔母の「晩ご飯はすき焼きやで~」の一言に耳がピクつき、仲良く大喜び。
恵美も準備を手伝おうとしたが、義妹に「お姉さんは帰省したばっかやろ、休んでてや~」と言われた。
(あの弟にしては、できたお嫁さんを捕まえたものね♪)
当の弟と言えば「姉ちゃんみたいにアニメオタクやあらへんからな」ときっぱり。
「って、オタクを馬鹿にせんといて!」
反論が思わず大阪弁になったので、それを聞いた佳奈がクスリと笑った。
「いただきまーす!」
「ケンちゃん、負けず嫌いはいいけど、お腹壊すから食べ過ぎはほどほどにね?」
「わかっとるがな。そういう佳奈姉ちゃんも気ぃつけや」
そんなふたりは、競うようにたらふくすき焼きを食べるのだった。
孫達の様子を祖父母と叔父夫婦、恵美は楽しんで見ていた。
食事は大勢で、わいわい楽しく食べるのが一番おいしい。
翌日。某プロダククション所属のお笑い芸人が舞台上で演じる喜劇を観に難波へ。
大阪市の中央区から浪速区にまたがり、道頓堀・千日前などとともに「ミナミ」と称される繁華街だ。
「やっぱり、大阪のお笑いは一味違うなぁ」
「せやろ? ミナミのお笑い見んと、大阪に帰って来たって気ぃせぇへんわ。そう思わへん?」
「そう言われても……私、生まれも育ちも大阪じゃないし」
お笑いがないと大阪やない、と喜劇を見て大笑いする恵美だが、本命はここではなく、劇場から徒歩数分の場所だった。
(私の本命は西の秋葉原、日本橋やで!)
劇場から道具屋筋を抜けると、恵美お目当ての日本橋がすぐそこにあった。
ちなみに
にっぽんばし
と読む。
にほんばしだと東京都にある橋、あるいは地名になってしまうので要注意。
「読み方、間違えたらあかんで? にっぽんばしやで!」
クルリと振り向いてツッコミを入れる恵美。
「お母さん、誰に突っ込んだの?」
「誰でもええやん。ほな、いこかー」
「私がおった頃と、いろいろお店も変わっとるな。メイド喫茶も増えとるし。いろいろ見て回りたいけど時間無いし、オタロード周辺だけにしとこか」
学生時代は友達と良くここに来ては、アニメグッズとかを買い込んだものだ。
(行きたいところがあるっていうから、どんなところかと思えば……)
ついて行った場所は、母らしいといえばらしい。
「なんだか萌え~な看板が多いけど、ケンちゃんが変な方向に行っちゃったどうしよう?」
従弟がオタクになるかも、と心配する佳奈だったが、珍しそうに辺りを見て楽しんでいるので、今のところ大丈夫のようだ。
(ここが、お母さんの青春時代の思い出の場所なんだね。なんだかあまり羨ましくないけどね)
その頃に戻ったかのようにルンルン気分な恵美を、佳奈と祖父母、叔父夫婦は呆れた顔で見ている。
「って、皆、呆れた顔で見とるやん! もー、佳奈ちゃんまで苦笑いせんといて!」
大阪にいる間、恵美はずっと大阪弁だった。
(でも、故郷の言葉ってやっぱええもんやわ♪)
アニメ好き、同人作家、現役コスプレイヤー。
3年に1度行われる寝子高創立記念感謝祭
寝子高制服☆トリエンナーレ
に出場し、
アダルトパート女性部門
を受賞したアラフォー母の原点は日本橋にあり。
今回の帰省で、そう思った佳奈だった。
(お母さんが楽しく、元気でいられるならいっか。そろそろ年齢を考えてほしいかな?)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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