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●帰ってきたという実感
(母さんと買い物するなんて久々だな)
妹の
高梨 彩葉
と帰省した
高梨 煉
は、夕飯の食材を買いに行くために母とスーパーへ。
「母さん、今日の夜ご飯はどうするんだ?」
「今日は二人の好物を中心だ。もちろんバランスよく作る」
「俺達が食いきれないくらいに作らないでくれよ? 母さん、張り切るとたくさん作るじゃないか」
「ぬ……」
料理人である母の沙世は、誕生日、イベントとかになると張り切りすぎ、食べきれない量の料理を作ることがある。
(美味しいんだけど、食べ終わる頃には、俺達の腹はパンパンだ)
イベントの思い出は、母の手料理で満腹になることくらいしか印象に残っていない。それほど、大量なのだ。
母と買い物しつつ、煉は、寝子島の学校で友達ができたこと、学校であった行事などを歩きながらし喋る。
息子が楽しく学校生活を過ごしている様子がわかったような感じの母が、振り向いてフッと笑った。
「煉、変わったな」
「へ?」
「寝子島に行く前よりも顔立ちが変わった。いい方向にな」
変わった、と言われても、煉にはその自覚がない。
(……変わった、か。そうだとしたら、一番の理由は
あのテスト前の出来事
かもな)
もしも、神魂で起きたあの出来事がなかったら、煉は一生、親友だったあいつを許してなかったと思う。
不思議で、変なことも多いが、あいつを許すきっかけをくれた神魂には感謝している。
「なぁ、母さん」
「なんだ?」
「ちょっと電話をかけたい奴がいるんだ。名前は帰ってから教えるから。いいかな?」
「ああ、かまわない。帰ったら、家でゆっくり話すといい」
深く追求しなかったが、母には、相手が誰だかわかっているだろう。
帰宅し、買い物したものを冷蔵庫などにしまい終えるなり、小学校時代の親友だった人物に電話をかけた。
親友とは、あの出来事が起きるまでは一緒に馬鹿やって遊び、一緒に親や先生に怒られる仲だった。
「俺だ。あの時、お前の謝罪を嘘と決めつけ、一方的に責めてごめん。今更だと思うだろうけど……そろそろ、仲直りしないとな」
嘘つきと決めつけ、何も信用できなくなった煉は、親友の涙も謝罪も嘘だと決めつけ一方的に絶縁した。
それ以来、彼は人間不信に陥りかけたが、それは、テスト目前のあの日の出来事を境に変わった。
だからこそ、かなり時間はかかったが、心から謝罪することができた。
かつての親友は、煉の謝罪にどう返事するだろうか……。怖くもあったが、楽しみでもある。
煉が電話でかつての会話している時、彩葉はリビングでのんびり。
(しばっち、今頃なにしてるのかな?)
福岡に帰省している
志波 拓郎
は、どのように自分と同じように実家でのんびりしているのだろう。
そう考えいる時、夕飯ができたので台所へ。
「夕食、すっごくおいしかったー! ごちそうさまー!」
(食べた後に寝ると牛になるっていうけど、いいよね。しばっちも、そろそろご飯が終わった頃かな?)
夕食後、自室でダラダラ、ゴロゴロしている彩葉は、
志波 拓郎
にメールを。
その最中、部屋のドアから愛犬の黒と白の豆柴犬のマメが入ってきた。
「おマメー、どうしたの?」
ひとりにしないでーと言うように、マメが彩葉の足にスリスリして甘えてきた。
「そうだ! マメと一緒に写真を撮ろう。しばっち犬が好きみたいだし、マメと一緒に写ったら、喜ぶかもしれないし」
誰に撮ってもらおうと思ったので、兄に頼むことに。頼みに行こうとしたした時、突然、ドアが開いた。
「彩葉ちゃーん! ゼリーが完成したからみんなで食べよう!」
ノックもしないでドアを開けたのは、元パティシエで今は主夫の父、椎名だった。
「お父さん、部屋に入る時はノックしてって言ってるでしょー。プライバシーの侵害で訴えるよ!」
「ノックしないだけで、お父さん、娘に訴えられちゃうの!?」
「ドアをノックするのは常識だよ! あ、そうだ。お父さん、写メ撮ってくれない?」
父にスマホを手渡し、マメをだっこした写真を撮ってとお願い。
(部屋着でキャミソール姿だけど、まぁいっか)
着替えるべきかどうか迷ったが、マメで誤魔化すことに。
「恥ずかしいから、マメのほうを注目してね」
「恥ずかしい? ということは、彼氏にでも送るのかい?」
詰問されたので、彼氏にメールしていると答えると父はすごく動揺した。
「ちょ、ちょっと! お父さん、彼氏ができてるとか聞いてないんですけどー!」
「お母さんにはもう言ったよ?」
「え!? 沙世さーん!!」
慌てた様子でリビングに向かい、母に問い詰める父。
「酷いんだよ! 沙世さんには話したのに、お父さんには彼氏がいること、話してくれなかったんだよ!」
「なに子供みたいなことを言っているんだい」
呆れる母とショックを受け茫然状態の父をそのままにし、彩葉は、マメを思う存分もふもふしている。
「父さんと母さんのやりとりを見てると、帰ってきたんだなって気になるな」
煉は、やれやれ、といった表情で両親のやり取りを見ている。
「兄貴もそう思う? 私もだよ。お父さん、お母さん、皆でゼリー食べよう♪ ね?」
実家はやっぱりこうでないと。
顔を合わせ、クスりと笑ってそう思う煉と彩葉だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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