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\ オーバータイム!/
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大北海道物産展 in miao
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「きみ、どうかしたですにゃ?」
一郎太は、きょろきょろと周囲を見回していた澄佳を呼び止めた。
どうみても、迷っているように見えたのだ。
「あの、あのっ。『大雪恵』っていうお店があるはずなんだべっ!」
着ぐるみ一郎太に話しかけられて、澄佳は涙目で訴える。
大北海道物産展というぐらいなので、それなりに広い事は予想していたのだが、よもやまさか迷うほど広いとは。
「大雪恵ですにゃ? それならこちらですにゃ」
一郎太は澄佳の手をつなぎ、迷うことなく大雪恵に案内する。
館内放送を使うまでもない。
すべての店の配置ぐらい、一郎太は事前に完璧に頭に叩き込んであるのだ。
「ありがとうございますっ」
ぺこりと頭を下げる澄佳に、一郎太はにゃーと鳴いて手を振って、次の持ち場へと戻ってゆく。
(意外と混んでいるのね)
さゆるが大北海道展について最初に思ったのはそれだった。
どこを向いても人、人、人。
寝子島中の人々が集まっているのではと思えるほどの盛況ぶりだった。
(とりあえず、何か試食してみようかしら)
朝御飯すら食べていないことを思い出す。
最初に手を伸ばしたのは、ポテトチーズケーキ。
しっとりとして、ジャガイモのほっくりとした舌触りもさゆる好みだった。
(三年前には、食べてなかったわ)
さゆるが北海道に旅行したのは、ちょうどいまから三年前。
多忙な両親が珍しく、長期休暇を取れて、家族三人で旅行に出かけたのだ。
今思えば、家政婦はいても、家で一人で過ごす事の多いさゆるの為に、二人で休暇を無理して入れてくれたのだろう。
豪邸と呼んで差し支えないさゆるの家。
楽しかった北海道旅行の思い出と、莫大な財産。
それらを残して、二人は天国へといってしまった。
北海道旅行から、たった一ヵ月後のことだった。
(北海道で、アイスを食べたわね)
いまも耳に残る母の声。
―― さゆる、バニラアイスがあるわよ。北海道のアイスはミルクの風味が特徴で……。
ニャンタオのアイスが目にとまり、さゆるは買ってみる。
一口食べると、キンとした冷たさと、ミルクのコクが口いっぱいに広がった。
(連れて行ってくれてもよかったのよ)
一緒に、そちら側に。
アイスよりも何よりも冷たい雫が、さゆるの瞳から零れ落ちた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月04日
参加申し込みの期限
2014年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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