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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
７２時間耐久！ フジコと行く酪農体験アルバイト！
【２日目：早朝（朝食）】
農家の朝は早い。
だが元々俺も朝が早いからその辺は苦では無い。
今日は豚小屋か……、まぁ頑張ろう。
ゴキブリ？ あー、素揚げにしてやったよ。
（ナレーター：邪衣 士）
２日目も朝４時起きだ。
本日は豚舎を担当する15人。
尾鎌 蛇那伊は初日から日の出前から起床。
ウォーミングアップを兼ねて、太極拳を行っている。
ここにいる間、毎朝やるそうだ。
「起きてすぐに動くより、軽く動いて眠気を飛ばし、身体を温めた方が効率よく動けるわね」
「尾鎌ちゃん、あたしも付き合うわ」
フジコと尾鎌が並ぶと、絵面的に眠気が吹き飛ぶ。
昨日は２人のみだったが、今日は富士山牧場の全従業員を巻き込んで行っていた。
今朝の朝食はビーフカレーだった。
「４時には起きれたけど、まだ眠い……。よし、今日も頑張ろう。いただきます」
恵御納 夏朝はスパイスの効いたカレーを頬張りながら、元気な従業員たちを見遣った。
（牧場の人達は、毎日４時起きなのかな。すごいな……）
心の底から尊敬の念を送る恵御納である。
「朝４時起き……、普段より１時間早いのだハードなのだ～。しかも朝からカレーなんてガッツリなのだ今日も作業がキツそうなのだちゃんと食べなきゃへばるのだ！」
後木は昨日の疲れが残っている口振りを見せるが、カレーはどんどん胃袋に収まっていく。
「すっげーのだ御１人様さま３万円なのだ良いバイトなのだ！ カレーも美味しいのだおかわりなのだ！」
後木のテンションは青天井。やる気と食欲は充分のようだ。
そして食事をデジカメで撮影。
「旅の思い出なのだみんなにも帰ったら配布するのだ～！」
彼女はデジカメ２台とインスタントカメラ１台という万全の態勢で、昨日からフジコの了承を得て仕事の合間を撮影していた。
「真央ちゃんは朝から元気ダナー！」
志波 武道はカレーをモグモグ頬張りながら、フジコにツッコミを入れた。
「金欠一気に解消できそうだと参加してみたが……、１日目からハードモードじゃないですかぁヤダー！ だが俺は負けなぁい！」
志波はカレーを完食した。
「フジコセンセ！ 今から頭に叩き込むんで、ここの豚の名前と種類と好物とか教えてくださぁい！ バイトで１回限りとはいえ、お客さんに豚の種類や名前聞かれたときアドリブ対応できるかで差が出ますよネ☆」
「まぁ、良い心掛けね？ はい、大盛りよ♪」
志波の前に大盛りカレー（２杯目）が差し出された。
「エット、俺、オナカイッパイ……」
「たくさんいるから、ゆっくり食べながら覚えなさいな。まず一番大きい黒豚がタカモリ。メスよ」
「斬新すぎるネーミングセンスですね、ぶふっ……！」
榛名 九はカレーをむせた。
「豚の話を聞いて豚のように鳴くとは。そこまで榛名君が豚に親近感を湧いていたなんて知らなかったな」
メルヒオール・ハルトマンの毒ある言い振りに、榛名の頬が急に赤く染まった。
「メルさん、もう１度言って下さい！」
「食事中は黙れないか、豚名君」
「ブヒィ♪」
それを見てしまった奈良橋 博美は、この先のカオスを予感して苦笑いをしてしまう。
フジコは諸々をスルーして説明を続行。
「タカモリはすぐ脱走するの。それも日常茶飯事よ。ふれあい広場の柵を何度タックルで破壊したか、もう数えるのを止めたわ……」
「タカモリ君、なんて少年漫画向けの黒豚なんだ……！ メスだけど！」
志波はこのとき決意した。
（タカモリ君にとって、脱走は日常的なフツウなのか。なら、ろっこんは使うべきではない、な）
志波のろっこんは、いわば局部麻酔だ。
使用すれば簡単に捕獲はできるだろうが、タカモリの日常を邪魔するとならば生身でこちらはぶつかるのが適切だと感じ取ったのだ。
「もし、今日も脱走することがあったら、大好物のおからで呼び寄せると良いわ」
「豚さん、おから食べるの？」
恵御納の疑問にフジコ父が解説してくれた。
豚は雑食性で、肉も魚も野菜も食べる。
最近では近隣の小中学校の余った給食を肥料として、ここでは与えているのだとか。
その過程で、タカモリはおからを好むようになったそうだ。
ちなみに、おからは食材という認識が一般的かもしれないが、その多くが産業廃棄物として捨てられている現状もあるのだとか。
そんな豆知識を得たところで、豚舎の作業へ赴く面々であった。
農家の朝は早い。
だが元々俺も朝が早いからその辺は苦では無い。
今日は豚小屋か……、まぁ頑張ろう。
ゴキブリ？ あー、素揚げにしてやったよ。
（ナレーター：邪衣 士）
２日目も朝４時起きだ。
本日は豚舎を担当する15人。
尾鎌 蛇那伊は初日から日の出前から起床。
ウォーミングアップを兼ねて、太極拳を行っている。
ここにいる間、毎朝やるそうだ。
「起きてすぐに動くより、軽く動いて眠気を飛ばし、身体を温めた方が効率よく動けるわね」
「尾鎌ちゃん、あたしも付き合うわ」
フジコと尾鎌が並ぶと、絵面的に眠気が吹き飛ぶ。
昨日は２人のみだったが、今日は富士山牧場の全従業員を巻き込んで行っていた。
今朝の朝食はビーフカレーだった。
「４時には起きれたけど、まだ眠い……。よし、今日も頑張ろう。いただきます」
恵御納 夏朝はスパイスの効いたカレーを頬張りながら、元気な従業員たちを見遣った。
（牧場の人達は、毎日４時起きなのかな。すごいな……）
心の底から尊敬の念を送る恵御納である。
「朝４時起き……、普段より１時間早いのだハードなのだ～。しかも朝からカレーなんてガッツリなのだ今日も作業がキツそうなのだちゃんと食べなきゃへばるのだ！」
後木は昨日の疲れが残っている口振りを見せるが、カレーはどんどん胃袋に収まっていく。
「すっげーのだ御１人様さま３万円なのだ良いバイトなのだ！ カレーも美味しいのだおかわりなのだ！」
後木のテンションは青天井。やる気と食欲は充分のようだ。
そして食事をデジカメで撮影。
「旅の思い出なのだみんなにも帰ったら配布するのだ～！」
彼女はデジカメ２台とインスタントカメラ１台という万全の態勢で、昨日からフジコの了承を得て仕事の合間を撮影していた。
「真央ちゃんは朝から元気ダナー！」
志波 武道はカレーをモグモグ頬張りながら、フジコにツッコミを入れた。
「金欠一気に解消できそうだと参加してみたが……、１日目からハードモードじゃないですかぁヤダー！ だが俺は負けなぁい！」
志波はカレーを完食した。
「フジコセンセ！ 今から頭に叩き込むんで、ここの豚の名前と種類と好物とか教えてくださぁい！ バイトで１回限りとはいえ、お客さんに豚の種類や名前聞かれたときアドリブ対応できるかで差が出ますよネ☆」
「まぁ、良い心掛けね？ はい、大盛りよ♪」
志波の前に大盛りカレー（２杯目）が差し出された。
「エット、俺、オナカイッパイ……」
「たくさんいるから、ゆっくり食べながら覚えなさいな。まず一番大きい黒豚がタカモリ。メスよ」
「斬新すぎるネーミングセンスですね、ぶふっ……！」
榛名 九はカレーをむせた。
「豚の話を聞いて豚のように鳴くとは。そこまで榛名君が豚に親近感を湧いていたなんて知らなかったな」
メルヒオール・ハルトマンの毒ある言い振りに、榛名の頬が急に赤く染まった。
「メルさん、もう１度言って下さい！」
「食事中は黙れないか、豚名君」
「ブヒィ♪」
それを見てしまった奈良橋 博美は、この先のカオスを予感して苦笑いをしてしまう。
フジコは諸々をスルーして説明を続行。
「タカモリはすぐ脱走するの。それも日常茶飯事よ。ふれあい広場の柵を何度タックルで破壊したか、もう数えるのを止めたわ……」
「タカモリ君、なんて少年漫画向けの黒豚なんだ……！ メスだけど！」
志波はこのとき決意した。
（タカモリ君にとって、脱走は日常的なフツウなのか。なら、ろっこんは使うべきではない、な）
志波のろっこんは、いわば局部麻酔だ。
使用すれば簡単に捕獲はできるだろうが、タカモリの日常を邪魔するとならば生身でこちらはぶつかるのが適切だと感じ取ったのだ。
「もし、今日も脱走することがあったら、大好物のおからで呼び寄せると良いわ」
「豚さん、おから食べるの？」
恵御納の疑問にフジコ父が解説してくれた。
豚は雑食性で、肉も魚も野菜も食べる。
最近では近隣の小中学校の余った給食を肥料として、ここでは与えているのだとか。
その過程で、タカモリはおからを好むようになったそうだ。
ちなみに、おからは食材という認識が一般的かもしれないが、その多くが産業廃棄物として捨てられている現状もあるのだとか。
そんな豆知識を得たところで、豚舎の作業へ赴く面々であった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年06月02日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年06月09日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2014年06月09日 11時00分
