this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【ネコミケ】修羅場を超えろ!寝子島大爆発!(芸術的な意味で)
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
25
つぎへ >>
【爆発レベル2:連鎖で爆発してみた】
「うーん……、風邪ひいたっぽいなぁ……」
雨寺 凛
はおぼつかない足取りで体温計を探す。
「……なんか体がだるいし熱っぽい……」
ようやく見付けた体温計で熱を測ってみると、体温37.2。
「微熱かぁ。カンペキに夏風邪だよ……」
ルームメイトに風邪を伝染すわけにもいかないので、おとなしく横になろうとした午後4時。
神魂の効果、発動。
「あれ……? なんかすごい音楽のインスピレーションが沸いてきた……!」
脳内に響くうねる様なギターサウンドは一向になり止む気配がない。
「うわああーかっこいいリフ思い付いちゃた! 書き留めなきゃ、ってもう! 寝てる場合じゃないや! じっとしてたら音楽が溢れて私が爆発しちゃいそう!」
寝巻きからちょっとロックテイストなファッションに身を包み、愛用のギターを背負って寮室を飛び出していった。
「ここじゃ迷惑掛かるし、なにより私の熱い魂が収まりきらないよ!」
ひとまず寝子高の軽音楽部の部室を目指す雨寺である。
御剣 刀
は夏休みの選択課題を前にして、腕を組んで唸り続けていた。
「あー絵よりはマシだろうと思って選択した文芸が難しくて死にそう。絵より簡単だと思ってスイマセンでした!」
原稿用紙にキレイな土下座をする御剣である。
「あ、いけね! バイトの時間に遅れる!」
そして今日も課題を先送り。
バイト先の珈琲店へ、いそいそと彼は向かっていく。
「いや、やるよ? たださ、まだ俺は本気出してないだけだし……」
1人でブツブツ言いながら自室を後にしていく彼が、このあと本気を出すことになろうとは……。
日暮 ねむる
はキーボード演奏の魅力にとりつかれていた。
「ライブという目標があったから、毎日練習しているうちにハマっちゃったよ……」
今では暇さえあればキーボードを練習している。
夏休みということもあり、時間はたっぷりある。
しかし、我流での練習に、ここ数日行き詰まりを日暮は感じ始めていた。
「う~ん……。なかなか上達しないなあ」
納得のいく演奏が出来ない。
ライブのために必死に練習し、人並みの演奏レベルが身に付いたと彼は思っていた。
しかし、そこから上がるのが大変だった。
「もしかしてこれがいわゆる燃え尽き症候群ってやつ? なんだかモチベーションも下がり気味だし、ちょっとスランプ気味かもなあ」
努力をしているが、成長している実感が湧かない。
故にモチベーションが低下、そして更に成長の停滞を感じてしまうという負のスパイラル。
日暮は肩に入った力を抜くと、自然と足は寝床の方へ。
「こういう時は、とりあえず寝よう……。なんだか疲れちゃったしねえ」
午前中に寝てしまった日暮。
彼が午後4時を迎えた瞬間、色々と覚醒してしまうのだ。
針ヶ谷 夕市
は神魂の影響を受けるやいなや、いてもたってもいられなくなった。
「いつもと違う……、なんだろ、描かなくちゃ……」
閃きに従い、バッグに目一杯詰め込んだカラースプレー缶を取り出し、それを壁へ次々に吹き付けていく。
針ヶ谷が行っているのは所謂ストリートアート。
インスピレーションが湧くと時間も場所も弁えず描きたい衝動が抑えられなくなる彼にとって、街全てがキャンバスだ。
この日もシーサイドアウトレット内の合法スペースへ向かう途中だったが、我慢できずにシーサイド駅前のネコジマスクエア脇の壁の前に陣取った。
針ヶ谷は赤を中心に使ったギラギラと輝く『太陽』の描かれた空を無我夢中に描き始めた。
「でも……んー……、なんだろう? なんか違う、オレの絵じゃないような……?」
半ば本能的に壁に感性をぶつけている針ヶ谷だが、神魂の影響による作品の違和感が彼の理性を刺激し続けていた。
一方、寝子島高校の軽音楽部では、雨寺が一心不乱にギターを掻き鳴らしながらシャウトしていた。
「おおっ! すごい! 指が自然に動くよ! すごく滑らかに演奏できる! 風邪ひいてたのに歌声も綺麗に出せるよ!」
邦楽洋楽問わずに、様々なジャンルのコピーに飽き足らず、遂には即興でメロディを奏で出す雨寺。
「アドリブでここまで出来ちゃうなんて! テンション上がって体が熱くなってきた……!」
雨寺の体温が37.8まで上昇していく。
「私のロックは、こんなところで終わらない! そうだ、ネコジマスクエアに行って、みんなに聞いてもらおう!」
彼女は学校の閉門間際、熱に浮かされながらシーサイドタウン駅方面へギターと小型アンプを抱えて向かうのだった。
日暮は自宅を飛び出し、今、ネコジマスクエアにいる。
先ほど目が覚めた彼は、神魂の影響を受けて気持ちが劇的に変化していた。
「ん、あれ……おかしいぞ。今日は寝起きがとってもスッキリだし……何だかすごくキーボードが弾きたい! それも大勢の前で!!」
と、いうことで、日暮はワンマンゲリラライブを敢行するためにここまでやってきた。
目立つために、
仮装マラソンで使用した衣装
で登場した彼は、必然的に注目を浴びる。
(わぁ……みんな、僕を見てくれてる! うん、それじゃ、早速ぶちかまそう!)
心の中で歓喜する日暮は、キーボードを地面に1つ置き、腰ぐらいの高さにもう1つセットで設置。
2つのキーボードを前に、無言で高速打鍵を開始!
目にも止まらぬスピードで両手の指を動かし、観客の度肝を抜く!
うねるようなグルーブ感は聞いた者の心を掴んで離さず、たちどころに足を止めて日暮の前に集まってきた。
「ん……? 誰かが演奏始めた……。ちょっとノってきた、かも?」
近くで情熱を壁にぶつけていた針ヶ谷も、音楽に乗りながら更にカラースプレー缶を吹き付ける。
激しいアップテンポに合わせ、彼もまた踊るように描き続けていく。
「でも……、やっぱり違うんだよなぁー……」
違和感はあるが、今は掴んだインスピレーションを信じて、壁に描き続けるしかなかった。
雨寺は先客が居るネコジマスクエア前に唖然としていた。
もう夜も更けたというのに、黒山の人盛りは大熱狂のるつぼ。
そして流れてくるキーボードの激情的なメロディに、彼女の体温とロック魂が更に熱を帯びていく。
「私も演(や)るよ!」
日暮の横で問答無用とばかりにチューニングとセッティングを開始。
「みんなー! ロックしてるー!?」
ギュイィィィィーンッとディストーションエフェクトを効かせたギター音がメロディに加わると、観客は大いにヒートアップ!
「へぇ、飛び入りなんて、しびれるねえ!」
ドクロマスクの日暮が嬉しそうな声を雨寺に掛ける。
雨寺は熱で若干焦点合ってないが、笑顔で日暮に返した。
「こんな熱いメロディ聞いちゃったら、私、我慢できないよー!」
2人は即興で変幻自在のパフォーマンスを魅せていく。
「なんだか全身がうずいて動きたくなってきた……、演奏しながらダンスのパフォーマンスまで出来そう……!」
日暮の横で、トントンと飛び跳ねた後、雨寺は体を大きく反らす。
「ステップ、ヘドバン、かーらーのー! バク転! やぁー!」
見事、着地成功!
「こんなことまで出来た! 私じゃないみたい! しんどかったのも忘れちゃいそう! 俄然燃えてきたよ!」
雨寺の体温が38.5まで上昇!
「僕も負けてられないね! これで、どうだ!」
日暮の流れるような超光速打鍵に、観客は一際大きな歓声を上げる。
「はは、僕、すごく目立ってる……! 夢みたいだ……!」
「す、すごいっ! でも私もすごいよっ!」
雨寺、謎の対抗意識を燃やし、演奏とダンスを同時にこなす神技を披露!
なに、問題ない。神魂の影響だからね。
「あわわ、腕も体も止まらない、というか止められない! どんどん曲が奏でられるし歌もダンスも超仕上がってる!」
キレキレのダンスを踊っても、彼女のハイトーンシャウトが途絶えることがない。
「あははははっ! やばいっ! 楽しい、楽しいよおおぉ!」
完全にキマッてしまっている雨寺の体温が、遂に39度を突破!
「君ってすごくロックだねえ……! 名前、聞いてもいいかな?」
演奏中に日暮は彼女に尋ねた。
すると彼女はこう答えてくれた。
「
リン・レイニー。
それが今の私の名前! あなたは?」
「
スリーピィ・F・ヒグラシ
! FはFUTONのFだよ! スリーピィとでも呼んでよ!」
神魂の影響で、ロック魂溢れる自己紹介をお互いすると、2人はニカッと歯を見せ合った。
「「ロックな名前だね!」」
そして演奏は続いていく!
喫茶店のバイト帰りで通り過ぎようとした御剣が2人の演奏に釘付けとなっていた。
「こ、これがロックってやつか……。日暮と雨寺、演奏上手いな。路上ライブも悪くないな」
感銘を受ける御剣。
その時、彼に電流が走る。
「あれ? これ何かいいかもしれない!」
2人の演奏が御剣の感性を刺激し、唐突に彼の作詞の才能を目覚めさせてしまったのだ!
連鎖反応、万歳!
「文学のぶの字も出なかった俺の頭の中から、様々な詩が浮かんでは消えていく……って、消えたら駄目だ!」
もっと聞いていたい衝動に駆られながらも、御剣は抑えきれずにその場でノートに詞を書き連ねだした。
「駄目だ、家に帰ってゆっくり書こうと思ったけど、この熱いビートが俺のウルトラなソウルを掻き乱しやがる!」
御剣は次の瞬間、ガチン!と、撃鉄が落ちるイメージをする。
気が付けば、スリーピィとリンの間に割り込んでいた。
「お 前 ら ッ 俺 の 歌 を 聞 け ェ ー !!」
御剣は出来立てホヤホヤの歌詞を、メロディに乗せて歌いだした!
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【ネコミケ】修羅場を超えろ!寝子島大爆発!(芸術的な意味で)
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月18日
参加申し込みの期限
2014年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!