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【爆発レベル7:カラスで爆発してみた】
「痛!?」
「うわっ?」
恵御納 夏朝
は
綾辻 綾花
と出会い頭に衝突した。
ここは猫鳴館。薄暗い廊下での前方不注意は怪我の元、かもしれない。
「ご、ごめんね……? 大丈夫……?」
画材を抱えた恵御納が綾辻に声を掛けた。
「え、ええ。こちらこそごめんなさい。考え事をしていて……、あれ?」
綾辻は首を傾げた。
「同じ4組の夏朝さん、ですよね?」
「あ、同じクラスの綾辻さん……」
奇しくも、2人はクラスメイトだった。
「やっぱり! って、夏朝さんは桜花寮の住まいのはずですよね?」
綾辻の疑問に、恵御納は抱えた画材を見せた。
「選択課題……漫画を書こうと思って。自室よりも、こっちで書いたほうが集中できると思ったんだ」
「そうだったのですね。私も課題は漫画を書こうと思ってたんですよ」
「わぁ、偶然だね……!」
表情の乏しい恵御納だが、この時ばかりは目を大きくする。
「どんなの描くの? もしよかったら、教えてくれないかな……?」
恵御納の質問に、綾辻は苦笑いを浮かべながら答えた。
「実は……、クローネを主人公にした擬人化漫画を書こうかなぁって思ってます。悪い神様が主人公っていうのも変な話ですが……」
この答えに、恵御納はカッと目を見開いた。
「すごい! 僕も同じようなことを考えてたんだ! 夕方、クローネっぽいカラスを見掛けて……」
「私も見掛けました! そのあと、急にアイデアが浮かんで――!」
「そうそう! 無性に課題を仕上げたくなったんだ!」
2人は共通点の多さに、互いに驚く。
「僕たち、なんか似てるね……!」
「もしよかったら、合作しませんか?」
「そうだね、2人でイイ物を仕上げよう……!」
こうして、偶然が2人を結び付け、共同制作を行うことになったのだ。
恵御納は漫画を描きながら、綾辻へ話し掛けた。
「実を言うとね、僕、クローネなんか大っ嫌いなんだ……」
その口ぶりは、憎しみの一端が感じられるほど強調されていた。
「クローネはフツウを掻き乱して楽しむカラスの悪い神様で、テオやののこちゃんの敵……。だから嫌い……」
彼女のペンを握る力が一瞬強くなった。
「でもね、もし、クローネ自身が神魂の影響に巻き込まれて、なんの超能力もない人間として生きていくことになったら、どうなっちゃうんだろうって思ってね」
「それに近いことを、私も考え付いたんですよ」
綾辻もこくこく、と頷いた。
「そう考えたら、なんだか、どうなっていくんだろうって気になっちゃって。その結末を、自分で描き切りたくなったんだ」
変かな、と綾辻に目配せする恵御納。
綾辻は首を横に振って笑ってみせる。
「そんなことないですよ。私なんか、テオまで擬人化させようって思ってましたから」
「テオの擬人化……!?」
猫好きの恵御納にとって、テオの擬人化は聞き捨てならない案件だった。
「どれ!? 見せて!? イケメンなの? 猫さんを擬人化するなんて、事と内容次第では……」
「夏朝さん、目が怖いです……」
「ご、ごめんね……、綾辻さん」
この2人、互いに猫好きなのだが、どうもその愛でるスタンスが違うようだ。
「クローネが人間になって、テオも人間になって、寝子高に通いだしたらどうなるでしょうか?」
綾辻がサラサラと相関図を書き出した。
「お互い意識して、顔合わせると喧嘩ばかり。でも本当は相手を異性として見ていて……、きゃー!」
「綾辻さんのテンションが高い……!」
恵御納は若干気圧されている様子。
「じゃあ、ののこちゃんはテオの幼馴染だね。テオが何かとののこちゃんの肩を持つから、クローネが嫉妬しちゃいそう」
恵御納がテオのとなりにののこを書き足した。
ついでに矢印もいっぱい付け足していく。
「夏朝さん、それ凄く良いですね! 三角関係は少女漫画の基本ですから!」
「そ、そうなんだ……?」
※あくまでも個人の主観によるものです。
「つまり、テオとののこさんは兄妹のような存在で、異性とは互いに思ってないけど、傍から見たらテオがののこさんラブに見える展開ですね」
「そうだね、でもクローネが人間になってしまった時に、彼女はののこちゃんに助けられたんだ。その恩と友情が、クローネを苦しめていく、て設定はどうかな、綾辻さん?」
「夏朝さん、すごい! そこへ擬人化サンマさんがテオとクローネへ別々に愛の告白をすれば完璧ですね!」
「ちょっと待ってよ、綾辻さん? 擬人化サンマさんってどこから出たの? 発想が斜め上すぎて、僕、ちょっとツッコミが追い付かないよ?」
「でもイケメンですから!」
「そういう問題じゃないよ!? しかもテオとクローネ、両方に告白? え、バイなの? サンマさんってそういう趣味だったの……?」
ショックを隠しきれない恵御納に、慌てて綾辻は「Ifの話です! フィクションです!」と弁解した。
恵御納も「取り乱してごめんなさい」とお辞儀をした。
こうして、盛り上がるガールズトークから生まれた話が、これである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月18日
参加申し込みの期限
2014年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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