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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【ネコミケ】修羅場を超えろ！寝子島大爆発！（芸術的な意味で）
【爆発レベル５：初夢工房の災難】
シーサイドタウンに店を構える鷹峰書房の女店長、鷹峰 凪は腐っている。
壮絶なほどの男色的な腐敗臭を撒き散らす腐女子である。
更には、超展開カオス作風がウリの『初夢書房』の同人作家、富士鷹茄子でもある。
今年のネコミケの準備を前々から行っていた彼女だが、今年は少々事情が違うようで……？
「今年のネコミケはネタ多めで、描きたい物ばかりでうち困っちゃってたの」
作業の手を止め、ふぅ、と憂う鷹峰。
その後ろ、背中合わせでガリガリとトーン張りをこなしていく吉祥寺 黒子は、顔を引きつらせながら鷹峰の言葉に噛み付く。
「……ああ、だろうな、そんな気がしたぜ。この有様だとよォ……」
うずたかく積まれた原稿は極力視界に入れないように努める。
吉祥寺の向かい側でベタ塗りとホワイト修正を行う冴木 竜司は、既に目がうつろ気味だ。
「ど、どいひ～ィ……！ 作業が終わらない！？ 塗っても塗っても、終わりが見えない、だと……？」
鷹峰が下書きをこなし、吉祥寺と冴木が手伝い、最後は鷹峰自身が仕上げる。
このサイクルを、朝から延々と行っているのだ。
「まだまだあるから、頑張ってね？」
けれんみのない笑顔を２人に振りまく鷹峰。
「登山家はよく言うじゃない？ なぜ登るか、そこに山があるからだって。同人作家も同じよ。なぜ描くか、そこにネタがあるから！」
彼女は急に上目遣いで告げた。
「だから……、ついサークルサイトで告知しちゃった♪ 『今年は新刊10冊出します！』って、てへぺろ☆」
「馬鹿だろっ！？ なぁ、凪、お前、絶対にアホだろ、なぁっ！？」
吉祥寺が半狂乱で机をバシバシ叩く。
便乗して冴木も抗議の声を上げた。
「凪さん、やっぱ無謀ですって。常識的に考えて、同人本を１回のイベントで10冊出すなんて、段差を降りただけで即死する探検家が徒手空拳でアークドラゴンに挑むようなもんですって」
「笑わせないで、うちのサークル【初夢工房】は常識に囚われないのが基本！ 同人作家の富士鷹茄子として！ この原稿は落とせないのよぉ！ それが同人作家の生き様！ 凄絶に、ね！」
だが、２人の抗議など右の耳から入っても左の耳から抜けてしまう鷹峰の目は真剣そのもの。
神魂効果もあってか、下書きが面白いほど進み、仕上げもサクサク進んでいく。
「既に折り返し地点は超えたわ。今夜は徹夜よ？ さぁ、手を進めて！」
「マジか。俺、原稿書く前にコスプレ衣装作成もやってたんだぜ？ まだこき使う気かよ？」
吉祥寺は午前中、サークルの売り子用のコスプレ衣装の作成にあたっていた。
彼女は芸術家の娘であり、頼まれた依頼は投げ出すなんて考えは一切なかったが、あまりの突飛な注文に目を回していた。
「つか、なんだあの衣装は。もはやスカートじゃねぇぜ、ありゃプリーツの入った腰ミノだ腰ミノ！ 下着がモロ見えじゃねーか！？ 全部見えちまうぜっ？」
「クロちゃん、哲学者シトラス・ガムダンはこう言ったわ。『真実は隠れてるくらいでちょうどいい』と。つまり、具が見えなきゃセーフよ！ というか当日はＴバック穿くから大丈夫よ」
「女子が具とか言うな！ 恥らいを持てよ！」
身なりは不良の吉祥寺だが、心は純情可憐な乙女そのものなのだ。
「そもそも、なんだこの本の内容は？ テオル×クローム本？ しかも、は、裸で絡み合った挙句、唐突にクロームがヤンデレ化してるし……！ こっちはブリピュアの、うッ、なんでスルメイカと■■■してるんだよ！ 触手本？ 大きなお友達用？ わけがわからないぜ！？」
吉祥寺は混乱している！
いままでトーン貼りに集中しすぎて、内容まで頭に入ってこなかったのだ。
「相変わらず元ネタブレイカーだな、凪！？」
そんな吉祥寺の方へ振り返り、自身のふくよかな胸を押し付けてくる鷹峰。
「ああ、クロちゃん怒らないで！ コスプレ衣装縫ってもらってるだけでも大助かりなのにベタとかトーンまで手伝ってもらっちゃって！ そんなクロちゃんが大好き♪ ちょっと隣の部屋の布団の中で休憩しようか？」
「おい、やめろ。何する気だよ？」
「ナニをするに決まってるじゃない、新刊の参考資料に使いたいの、協力してくれないかなぁ？」
鷹峰は百合も行けるクチだった。
２人の百合絡みを目の前で見せつけられた冴木のエロス指数が急上昇。
「エロス指数、オーバー140……！ 我慢できねぇ、俺も混ぜてください、おなしゃーす！」
その場でコンパクト土下座を披露する冴木に、鷹峰は笑顔で言い放った。
「ただしロリコン、テメーは駄目だ」
「どいひーっ!!」
「い い 加 減 に し や が れ 、２ 人 と も っ ！」
吉祥寺の怒りが爆発したちょうどその時、２人の来客が現れた。
シーサイドタウンに店を構える鷹峰書房の女店長、鷹峰 凪は腐っている。
壮絶なほどの男色的な腐敗臭を撒き散らす腐女子である。
更には、超展開カオス作風がウリの『初夢書房』の同人作家、富士鷹茄子でもある。
今年のネコミケの準備を前々から行っていた彼女だが、今年は少々事情が違うようで……？
「今年のネコミケはネタ多めで、描きたい物ばかりでうち困っちゃってたの」
作業の手を止め、ふぅ、と憂う鷹峰。
その後ろ、背中合わせでガリガリとトーン張りをこなしていく吉祥寺 黒子は、顔を引きつらせながら鷹峰の言葉に噛み付く。
「……ああ、だろうな、そんな気がしたぜ。この有様だとよォ……」
うずたかく積まれた原稿は極力視界に入れないように努める。
吉祥寺の向かい側でベタ塗りとホワイト修正を行う冴木 竜司は、既に目がうつろ気味だ。
「ど、どいひ～ィ……！ 作業が終わらない！？ 塗っても塗っても、終わりが見えない、だと……？」
鷹峰が下書きをこなし、吉祥寺と冴木が手伝い、最後は鷹峰自身が仕上げる。
このサイクルを、朝から延々と行っているのだ。
「まだまだあるから、頑張ってね？」
けれんみのない笑顔を２人に振りまく鷹峰。
「登山家はよく言うじゃない？ なぜ登るか、そこに山があるからだって。同人作家も同じよ。なぜ描くか、そこにネタがあるから！」
彼女は急に上目遣いで告げた。
「だから……、ついサークルサイトで告知しちゃった♪ 『今年は新刊10冊出します！』って、てへぺろ☆」
「馬鹿だろっ！？ なぁ、凪、お前、絶対にアホだろ、なぁっ！？」
吉祥寺が半狂乱で机をバシバシ叩く。
便乗して冴木も抗議の声を上げた。
「凪さん、やっぱ無謀ですって。常識的に考えて、同人本を１回のイベントで10冊出すなんて、段差を降りただけで即死する探検家が徒手空拳でアークドラゴンに挑むようなもんですって」
「笑わせないで、うちのサークル【初夢工房】は常識に囚われないのが基本！ 同人作家の富士鷹茄子として！ この原稿は落とせないのよぉ！ それが同人作家の生き様！ 凄絶に、ね！」
だが、２人の抗議など右の耳から入っても左の耳から抜けてしまう鷹峰の目は真剣そのもの。
神魂効果もあってか、下書きが面白いほど進み、仕上げもサクサク進んでいく。
「既に折り返し地点は超えたわ。今夜は徹夜よ？ さぁ、手を進めて！」
「マジか。俺、原稿書く前にコスプレ衣装作成もやってたんだぜ？ まだこき使う気かよ？」
吉祥寺は午前中、サークルの売り子用のコスプレ衣装の作成にあたっていた。
彼女は芸術家の娘であり、頼まれた依頼は投げ出すなんて考えは一切なかったが、あまりの突飛な注文に目を回していた。
「つか、なんだあの衣装は。もはやスカートじゃねぇぜ、ありゃプリーツの入った腰ミノだ腰ミノ！ 下着がモロ見えじゃねーか！？ 全部見えちまうぜっ？」
「クロちゃん、哲学者シトラス・ガムダンはこう言ったわ。『真実は隠れてるくらいでちょうどいい』と。つまり、具が見えなきゃセーフよ！ というか当日はＴバック穿くから大丈夫よ」
「女子が具とか言うな！ 恥らいを持てよ！」
身なりは不良の吉祥寺だが、心は純情可憐な乙女そのものなのだ。
「そもそも、なんだこの本の内容は？ テオル×クローム本？ しかも、は、裸で絡み合った挙句、唐突にクロームがヤンデレ化してるし……！ こっちはブリピュアの、うッ、なんでスルメイカと■■■してるんだよ！ 触手本？ 大きなお友達用？ わけがわからないぜ！？」
吉祥寺は混乱している！
いままでトーン貼りに集中しすぎて、内容まで頭に入ってこなかったのだ。
「相変わらず元ネタブレイカーだな、凪！？」
そんな吉祥寺の方へ振り返り、自身のふくよかな胸を押し付けてくる鷹峰。
「ああ、クロちゃん怒らないで！ コスプレ衣装縫ってもらってるだけでも大助かりなのにベタとかトーンまで手伝ってもらっちゃって！ そんなクロちゃんが大好き♪ ちょっと隣の部屋の布団の中で休憩しようか？」
「おい、やめろ。何する気だよ？」
「ナニをするに決まってるじゃない、新刊の参考資料に使いたいの、協力してくれないかなぁ？」
鷹峰は百合も行けるクチだった。
２人の百合絡みを目の前で見せつけられた冴木のエロス指数が急上昇。
「エロス指数、オーバー140……！ 我慢できねぇ、俺も混ぜてください、おなしゃーす！」
その場でコンパクト土下座を披露する冴木に、鷹峰は笑顔で言い放った。
「ただしロリコン、テメーは駄目だ」
「どいひーっ!!」
「い い 加 減 に し や が れ 、２ 人 と も っ ！」
吉祥寺の怒りが爆発したちょうどその時、２人の来客が現れた。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年06月18日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年06月25日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2014年06月25日 11時00分
