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私を野球に連れてって!
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「八神ぶちょー、始球式かっこよかったですよ!」
椿 美咲紀
は興奮を隠しきれないでいる。
先日、夏風邪で寝込んだ修を看病したお礼という名目で、野球観戦に誘われたのだ。
「いやあ、まさかサンマさんが出てきた時は驚いたけどね」
「それでも動じないぶちょーはさすがです!」
「でも、こないだのお礼が野球観戦で本当に良かったのかな。楽しめればいいんだけど……」
気がかりな表情を見せる修に、美咲紀は胸を張って答える。
「生で見るのが初めてどころか、野球はルールからして全く分かりません! なので、楽しめるようにぶちょーが解説してください!」
「ハードルの高いことを言うなあ。頑張って分かりやすく説明してみるよ」
修は苦笑しながら言った。
「ちなみに野球について私の知ってることは三つ。9人でする。投手の投げたボールを打者が打つ。ベースを一周したら一点。これだけですっ」
「……威張るな。こりゃ骨が折れそうだ」
修が呆れ顔をしたその時。
「おや、修君じゃないかい」
背後からの声に、修は振り向く。そこにいたのは―――
「あっ、うさぎ屋の―――」
「おっと、デートの真っ最中かい。ごめんね、邪魔して」
からかうような口調の
宇佐見 満月
に、修と美咲紀の二人は揃って言葉を返す。
「違います!」
「お、ハモったな。いいコンビネーションだ」
満月の隣にいた精悍な顔つきの男性まで、笑いながら口を出してきた。
「いや、そーいうのではなくてですね……」
美咲紀が力説しようとしたとき、彼女はふと小さな影が横に伸びているのに気づいた。
「……思い思いに観戦を楽しむ観客。皆、いい表情をしてる」
「旅鴉!? 何してるんだ、そんなところで」
声の主、
旅鴉 月詠
は、驚く修にも表情を変えない。
「生だとめったに見れない物が描けるから、絵を描きに来たんだよ。見てみるかい」
その言葉通り、月詠の手には濃さの違う鉛筆とスケッチブックがあった。鋭い目つきのバッター、緊張気味に守備をする野手、冷静に指示を出す監督らの姿が収められている。
「グラウンドの選手や監督だけじゃない。観客や応援団も書きたくて、あちこち席を移動して描いてる。さっき、皆はすごくいい顔をしてたから、ちょっと題材にさせてもらうよ」
「絵を描くくらい、別に構わないけど……」
「それじゃ、遠慮なく」
美咲紀の言葉に、月詠は座席の間の狭い通路のところに、ちょこんと腰掛けた。
グラウンドでは、タイタンズ先発の左腕・宮崎の前に二死無走者の状態になっていた。三番ファースト・鳥羽がコールされる。
「あれ? ぶちょー、さっきフォアボールで出たランナーはいつの間にいなくなっちゃったんですか?」
「ピッチャーの牽制に刺されてアウトになったよ」
「けんせい? なんですかそれ」
「ランナーはほうっておくと、スキを見て次の塁に進んだりする。それを防ぐために、ランナーが塁にいるときはよくピッチャーがボールを投げるのさ。で、ランナーがうっかり塁を離れている時にボールをタッチされるとアウトになってしまう。さっきの牽制は上手かったよ」
「ふーん……わかったようなわからないような……おっ!」
打者・鳥羽がバットを振り抜いた。打球は一塁線上をぐんぐんと伸びていく。ホームラン性の打球にスタジアムは歓声に包まれるが―――打球はきわどいところで切れた。
「やった! ホームラン!」
一人だけ腰を浮かせて喜ぶ美咲紀に、周囲からの総突っ込みが入る。
「今のはファール!」
「えー。よく飛んだんだから、おまけでホームランにしてあげればいいのに……」
「惜しいところでホームランを逃したバッターの悔しそうな表情……これも題材にしよう」
鳥羽は気落ちしたのか、結局セカンドゴロに倒れた。一回の裏表の攻撃は、両軍無得点。
一方観客席では、観客同士の会話も弾み、交流も深まっていっている模様だ。
〈一回裏終了 ドルフィンズ0-0タイタンズ〉
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月01日
参加申し込みの期限
2014年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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