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変態の軍隊
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【8】
高梨 彩葉
はいつもと違って冷めた眼差しで変態と対峙していた。
その傍らには、襲われていた
哀坂 零葉
の姿が。
「なんで逃げた先々に変態たちがいるのでしょう……!?」
「……哀坂さんのタイツと下着が、変態の手に落ちちゃった!」
善戦虚しく生足の哀坂、そのスカートの中身が『お察し下さい』状態になっている。
容赦のない変態の所業に、静かに怒りを示す高梨。
「春になったら頭の陽気な人たちが増えるって聞いたことはある。人の趣味趣向にはとやかく口出さないけど、人様に迷惑をかけるのは流石に駄目だよ?」
前髪をヘアピンで止めると、変態たちを屠殺所の豚を見るような視線を放つ青い双眼が覗く。
「……ということで、人様に迷惑をかける変態さんたちにはちょっと痛い目にあってもらうことにしようか」
完全に目が笑っていない。何やらとても不機嫌である。
「別に、嫌なことがあったから八つ当たりするんじゃないよ? そんなんじゃないからね、うん。さぁ、ショータイムだよ……!」
ろっこん発動のトリガーワードをきっかけに、高梨が腕に抱いていた自作の編みぐるみが自律二足歩行を開始する。
「貴様、人形の魔法使いか何かか!? だがしかし、人形ごときにやられる我々、桃色破廉恥小隊ではないわ!」
かかかっと高笑いするリーダーらしき1人は、飛び掛る編みぐるみをいとも簡単に蹴り飛ばしてしまう。
「うぅ、諦めないよ!」
果敢に突貫を試みるが、多勢に無勢。なかなか有効打を与えられない!
「うそ、上手くいくはずじゃないの!?」
「かはははっ! さっきからチラチラ見えている、貴様のスパッツも脱がしてやろう!」
「……変態なんかに負けてたまるかー!」
高梨の熱い想いが奇跡を呼ぶ!
「よく言った、彩葉ちゃん!」
背後からの手刀一発! そしてゆっくりと変態の1人が仰向けに昏倒する。
「
志波 武道
、只今けんざーん! 弟の大事なお友達は、おにーちゃんが守る!」
「助太刀ありがとうだよ! ブドー先輩!」
志波の加勢で一気に形勢逆転!
志波のサポートからの高梨の仮面剥ぎコンボが、次々と変態たちを無力化していく!
「なんてことだ! せめてスパッツでなければモチベが上がったのに! なんでスパッツなんだー!?」
変態が言い訳を叫ぶと、氷のような視線を高梨は向ける。
「なんでスパッツ履いてるかって? 動きやすさ重視に決まってるじゃん」
リーダーの仮面も剥ぎ取り、志波が延髄に局部麻酔を施し昏睡させた。
高梨はねこったーで変態どもを晒し上げると、とある情報が目に飛び込んでくる。
「どうやら、安全な場所があるようだよ」
3人が移動を開始しようとしたその時、金髪の男が不敵な笑みを浮かべて現れたのだった!
大田原 いいな
は、
五郎丸 冬子
の情報を元に、予想進軍ルートにバリケードを構築していた。
「……何やら面妖な輩が、ぞろぞろ歩いて来とるのう……。ねこったぁにも何やら投稿があるようじゃ……」
周囲にいた生徒たちも巻き添えに、予想進軍ルートにどんどんバリケードを築き上げていく。
「ほれ、お主等もあのぴんくの軍隊にアレとかソレとかナニをされたいのかの? 嫌ならとっとと“ばりけえど”を張るのじゃ!」
珍しく指揮官のように振舞う大田原。今日の彼女は一味違うようだ。
「ねこったぁには……、ぴんくの軍団が体育館側に向かったという志波兄の投稿と、逆に向かったという天野殿の投稿があるのう」
真逆の情報が同時に更新されている現状。普段の大田原なら、気にも留めないのだが。
「天野殿が今回の事件の解決に当たってるならば……、この情報は陽動じゃな? 端から見れば、情報が錯綜しているように見えるが、そこが狙いと見た!」
逆巻 天野
と歌留多同好会で話したことがある大田原は、彼の性格を何となくだが把握していたのだ。
「おそらく、ぴんくの軍団もねこったぁを見ておるじゃろうからな? 天野殿、逆手に取りおったな? これは面白いことになったのぅ……!」
くつくつと邪悪な笑みを浮かべる大田原は、作業の手が止まっている生徒に檄を飛ばす。
「ほれ、皆、急ぐのじゃ! 入口の施錠を忘れんようにの!」
大田原、ここに来て覚醒である。
この行為が、桃色破廉恥小隊の進軍を大幅に遅らせることになり、多くの生徒を被害から守ることとなるのだった。
「隊長! バリケードが張られています!」
「俺たちのエロスに障害は付き物だ! 撤去開始!」
「「オッパイ!」」
横嶋が本隊メンバーに声を掛け、バリケード撤去を命じる。
そこへ、草薙が右手を突き出し、念を込める!
「――穿て!」
射出音と共に圧縮された空気が手の平から射出され、バリケードの一角を破壊する!
「バリケードなんて、日常(フツウ)じゃないからな……。ククク、それを除外する俺のろっこんは、問題なく発動するわけだな……!」
大田原の誤算は、草薙のろっこん発動であった。
バリケードという非日常を除外するために、皮肉にも草薙のろっこん『破空法』の発動を誘発してしまっていたのだ!
このままでは短時間でこの場を突破されてしまう!
それを風上の物陰から観察する大田原。
「あれは恐らく、仇敵の
草薙 龍八
じゃなー! ……じゃが、今日の儂はこれで潰えんぞ?」
科学室から拝借……は、劇物扱いで施錠されてたため無理だったが、薬局でアンモニア水を購入していた大田原。
おもむろに風上からアンモニア水をばら撒き始める!
すると強烈な臭気が、変態どもへ襲い掛かる!
「「おええええぇぇー!!」」
鼻が曲がりそうな奇襲に浮き足立つ変態ども。
数名が堪らず逃亡を開始する!
「……掛かりおったわ!」
遠巻きで眺める大田原がほくそ笑む。
「ぎゃあ! 足が動かない!」
「なんだこれ!? ベッタベタだ!?」
なんと、変態たちの逃走経路に、白い粘着性の物体が撒かれているではないか!?
「見たかー!! 儂特製のすらいむの威力をーっ!」
事前に洗濯糊でスライム状のトリモチを作成していた大田原!
今日はどうした? マジで冴え渡っているぞ!?
「ちぃ! 何処の誰だが知らないが、よくも汚い手を……!」
臭気で集中力が削がれ、ろっこん発動に手間取る草薙。
やむなく、隊員の人力でバリケード撤去を並行して開始。
時間稼ぎに成功するのであった!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月28日
参加申し込みの期限
2013年03月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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