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変態の軍隊
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【10】
葛城 璃人
は逃げた先でも変態に囲まれていた。
如何せん数が多すぎる!
「も、もうおしまいですぅ……」
泣き崩れ、その場にしゃがみこみ、頭まで抱えてしまう。
「ぐへへへへ、(残念ですが検閲対象です)してぇ~」
両手を湧き湧きさせながら、十数名の変態たちが葛城への包囲網を狭めていく。
「「いただきまーす!」」
今度こそ葛城のヴァージ二ティ喪失の危機!
だが、葛城は顔を上げると、凄惨な笑みを浮かべて呪文を唱え出す!
「メットル・ユヌ・ヴォレー……!」
右手に出現するはマジ狩る、もといマジカルステッキ!
葛城はそれを握り締めると、ウィンドミルの要領で自身の身体を回転させる!
その手足はまるで暴風の如し。
変態たちを転ばせ、吹き飛ばし、誰一人と葛城へ触れられない!
「ふふふふ……。変態さん、捕まえたっ♪ そろそろお仕置きなのですよー♪」
一通り変態をぶっ飛ばしたあと立ち上がると、葛城は一番近くで倒れていた変態の仮面を剥ぐ。
そして、その顔にステッキを目一杯めり込ませた!
「ただ打ちのめすだけじゃ面白くも何でもないですしねぇ……? ちょーっと遊んでもらいましょうかっ♪」
「痛い痛い痛い! 何このステッキ! 玩具じゃないの!?」
自分の顔の骨の軋む音を聞きながら、変態Aは恐怖に慄く。
「フツウじゃない事をするから悪いのですよーっ! あ、りぃのこれ、実は火力特化型なのです!」
葛城 璃人
のろっこん『魔法少女(ソルシエール)☆りぃ』
S型(signal-合図型)、条件は「メットル・ユヌ・ヴォレー」と唱えること。
召喚タイプで、キラキラ光る魔法のステッキを呼び出すことができるろっこんである。
その能力詳細は、スピード1、距離・範囲1、コントロール1、持続性1、演出の可愛さ2。
そして
パワー5
である。
「安心してくださいなのですっ! 命までは取りません! お話を聞いてくれれば、ですが」
「なんていう殴り魔法少女(♂)……!」
変態どもは震撼した。
繰り返す、
パワー5
である。
と、ここで突然、葛城の表情が悪魔のような笑みから妖艶な微笑みに切り替わる。
「……ねぇ、女の子が好きなんでしょう? 妄想でいっぱいだったんでしょう?」
変態Aの耳元に自身の顔を近付け、その人差し指で胸のあたりを『の』の字を書くように爪を立てる。
なんというアメとムチ。この温度差は、変態Aの理性を木っ端微塵にするには十分すぎる破壊力を持っていた。
「それなら、自分でどうにか実現してしまえばいいと思いません? もちろん、女子を捕まえてくるなんてリスクを冒さずスマートに」
「そんなこと……、出来る、のか? あっ、そこは……」
こそばゆいところへ指を滑り込まれ、正常な判断ができない変態A。
「簡単なことなのですよ? あなた若しくはお仲間が、女装すればいいのです。自分で女装することによって、恥辱に染まって、頬を赤らめ、涙を滲ませる姿が見れますよ……。とっても素敵な光景だと思いません??」
「は、はひぃ……!」
葛城の色香に当てられた変態A、遂に陥落!
それに満足した葛城は、ガタガタ震える仲間の変態たちを一瞥した。
「服ならいくらでも貸して差し上げますし、ね♪ では、コスプレ部へご案内するですよーっ!」
変態たちは逃げられない!
ただただ、葛城の歓喜の声が、その場に響いていた……。
「ふふ……、あはっ、あはははははははははっ!!」
――魔王、再び降臨。
【離反】
葛城 璃人
17時1分
「俺の“妹”が魔王のはずがない……!」
思わず頭を抱えてしまう。
葛城を遊撃として向かわせたら、魔王となって防衛軍から離脱してしまった。
加瀬 礼二
、最大の誤算である。
「……現時点を持って、
葛城 璃人
は防衛軍から除名。以後、『葛城魔王軍』と銘打ち、その動向を監視しよう。僕らの妨害をするなら排除も辞さないけどね」
逆巻 天野
がパイプ椅子と長机にどっかりと腰を落ち着け、司令官のようにその場にいる全員へ通達した。
そのポーズはもちろん、両肘を机に付けて、顔の前で手を組んでクールに唇を歪めているアレだ。
「了解だ。罠も完成したし、あとはここへ誘い込むだけだな」
防衛軍の1人、
八神 修
が頷く。科学部の実験の最中に飛び出してきたので、白衣を着たままである。
その手には、カメラと実験で使っていたと思われるアンモニア臭のする液体が。
「大田原が何かやっているようだが、見失ってしまった。目的は同じのようだが……」
「寝子高の生徒は暴走すると歯止め効かないからね。そっちも警戒しておこうか」
逆巻はあくまでも冷淡に述べた。
「変態どもや暴走する生徒たちに、これ以上校舎を壊させないよ。僕らが食い止めるんだ」
体育館にいた生徒たちと協力し、天井からネットとボールが降ってくる罠を設置した。
その場にいる生徒たちも表情を引き締め、迫り来る決戦に向けて気合を高めている。
だが、密かにこれに同調しない者がいた。
(参ったな……。まぁ、タイミングを見計らってバレなければ問題ないな)
八神は対変態トラップに、この体育館の床を使おうとしていた。
早い話、八神のろっこん『分解』で、床に大穴を開けて一網打尽にしようという考えだ。
既に工作のための小穴をバスケットボールのカゴの下に作成済み。
逆巻たちの目が届かないタイミングで床下に手を突っ込み、ギリギリまで床を薄く“削り取って”、大勢の人の体重がかかった瞬間に自壊するように仕掛けるのだ。
問題は、一向に逆巻たちがここを動こうとしないことだが。
どうしたものかと思案しながらねこったーを見ていると、とある発言に目を奪われる。
「逆巻、ねこったーに妙なメッセージがあるぞ?」
八神に促され、訝しがりながら逆巻がねこったーを閲覧すると、そこに
御剣 刀
の悲痛な訴えがあった。
『誰か、応援求む。桜庭を止めてくれ!』
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月28日
参加申し込みの期限
2013年03月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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