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変態の軍隊
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【9】
大田原が本体の足止めに成功している間、分散した変態どもを有志が個別撃破していく。
毒舌で最近頭角を現してきたロリっ娘、
神城 凛
は桃色破廉恥小隊を見るなりこう呟いた。
「よし、去勢しよう」
真顔で言い放った。
ツカツカと変態どもに近付くと、無言で変態の1人にスライディングタックル!
変態が体勢を崩した瞬間、寝転がった状態からの顔面蹴り上げが炸裂!
「これで終わりだと思うな」
更にそこからコンパスを投げ付ける!
助太刀に入ろうとした変態どもは、壁に突き刺さったコンパスに戦々恐々だ!
(しょうがない。これを止めるのも学級委員としてのボクの役目だ)
やれやれと肩を竦めながら侮蔑の目線を変態どもに向ける。
「おい、そこのピンクの変態共。正座しろ」
神城の圧倒的威圧感に、何も言わずに素直に正座をしだす変態男女数名。
「いいか? よく聞け。今、ここはボクの場所でありボクの監視下だ。この場でボクは、お前達より強い権限を持っている……」
ロリっ娘が鬼の形相でマジギレしてらっしゃる。
完全に変態たちを人間として見ていない目をしているのだ。
例えるなら、虫ケラか何かを見ているかのような目付きである。
「ボクがその気になれば貴様等のプロフィールを全て調べ上げた上に晒し者にする事もできるのだぞ? ああ、ちなみに貴様等の正体はボクが毎日やってる人間観察から癖や行動などを推測した結果、誰が誰なのかおおよその事は分かってる。それでも貴様等はやめるつもりはないのか?」
なにこの子、もしかしてエスパー!?
それとも興信所の回し者!?
これには変態たちも動揺が走る!
身元バレは彼らにとって社会的死を意味するからだ!
ブルブルと震える彼らを見下し、自分の役目を終えたと実感する神城。
「ふぅ、今日もいい仕事をした」
充実感を得た矢先、遠くから悲鳴が聞こえてきた。
「……まだ変態がいるのか」
ツカツカと悲鳴のする方向へ歩いていく。
「こんな変態ども、地獄へ流してやるよ……!」
水都乃 れい
がろっこん『とりあえず水に流す』で変態たちを地獄送りにしていた。
ちなみに、男装の彼女のろっこんの効果は、『彼女が描いた絵の上を踏んだ者を近場の水場に転送する』というものだ。
だが、何故か高確率で近場の水洗便所へ叩き込まれるのだが。
(私のろっこんはクセの強いものだが……。じゃあ、いつ使う?)
クロッキーで描いた人物画を相手の足元に滑らせ、的確に踏ませていく水都乃。
また1人悲鳴とともにトイレへ流されていった。
「……今でしょ!?」
その口調に迷いはなかった。
しかし、やはり多勢に無勢。ナリは男子でも水都乃はフツウの女の子なのだ。
「貴様ら! わ、私に近付くなっ!」
変態の魔手が水都乃に伸びようとしたその瞬間、彼女の脳裏に禁断の魔法が思い浮かぶ!
「――くっ……こうなったら……!」
物理魔法! 禁 的 攻 撃 !<エターナルフォーススマッシュ>
『男の股間を急激に圧縮・圧迫する物理魔法。
相手は死ぬ(♂的な意味で)』
「……恐ろしい魔法(物理)だった」
二度とこの禁術を使用しまいと固く誓う水都乃。
その一部始終を神城が眺めていた。
「おい、そこのキミ」
水都乃に声を掛ける神城。
いきなり話し掛けられて思わず挙動不審になる水都乃に、神城が拍手を送る。
「いい去勢だった」
「……どうも」
2人に、えも言えぬ連帯感が生まれた。
如月 庚
はスマホを手に取り、
加瀬 礼二
へ連絡を取っていた。
「やっぱりな……。お前のことだろうから、また参謀みてぇなことをやってるだろうと思ったぜ……」
騒動を聞き着けた瞬間、撃退側へ一枚噛んでると如月は考えての連絡だった。
そして、その考えは的中していた。
『ご明察ですねぇ、如月さん。今まさに、変態どもを体育館へ追い込む作戦を開始するところですよ~』
受話器の向こうの加瀬の口調は軽いが、普段と違って棘のある印象が伝わってくる。
「……もしかして、罠にでもハメようって魂胆か? しかも徹底的に」
『おや、バレましたかぁ?』
「当たり前だ。加瀬、今日のお前、すごく機嫌悪そうだしな……。声から殺気が嫌ってほど伝わってくるんだが?」
『気のせいですよ~? 決して
身体測定のトラウマ
の当て付けなんかじゃありませんからぁ?』
「……全然声が笑ってねぇぞ?」
如月、嘆息混じりに肩を落とすと、変態の軍隊の接近を確認する。
「南校舎1階に変態どもを確認した。ある程度合わせる。……どうすりゃいい?」
如月の言葉に、加瀬は手短に指示を与えた。
『Kill them all(皆殺し) ……!』
流石にこれには如月も乾いた笑いしか出てこなかった。
「アイアイサー。要は殴って体育館へ追い込めばいいんだな……?」
『そういうことです~、頼りにしてますよ~?』
通話が終了すると、右手で額の傷をなぞる如月。
ろっこん『蒼穹』、発動……!
視界の先には、
葛城 璃人
の姿があった。
「……や、嫌ぁ……っ」
涙目で変態どもに、にじり寄られる葛城(♂)。
今日も今日とて、女子制服が似合い過ぎている。
それを眺める群がる変態たちも、心なしか活き活きとしている。
「はぁはぁ……、寝子高でNo.1の呼び声が高い男の娘、璃人きゅんにぃ! 東京都民にお見せできないようなあんな事やこんな事でペロペロするっす!」
「「ペロペロ! ペロペロ!」」
「じ、条例を恐れないとか、真正過ぎるのですよーっ!!」
……救いのない状況だった。
「りぃはノーマルなのですっ! 変態さんとは違うのですーっ!!」
自らを囮として出張ったまでは良かったが、あまりにも変態の質が斜め上過ぎたのは誤算だった。
いいのかい? ホイホイ単独行動しちゃって?
変態どもは喜び勇んで飛び付くんだぜ?
「「璃人きゅぅぅぅ~ん!! 貴方とッ! ドッキングしたいッ!」」
前方から弾丸のように飛び付く変態ども!
葛城、万事休す!
「――30連蒼穹ッッ!!」
その時、青く輝く拳の弾幕が変態どもを薙ぎ倒していくではないか!!
「……!」
葛城の目の前に、無言で立ちはだかる如月の姿があった。
「庚さん!」
その逞しい背中の影にすかさず隠れる葛城。
葛城を庇いながら、如月は心の中で自問自答をしていた。
(そう……、これは、再生の一歩。
秘密結社ネコノメにてギャグキャラに完敗した俺の、『自信』を再び取り戻すための話
だ……)
変態どもに睨みを利かし、なおも如月は自問自答を続ける。
Q.シリアスキャラはギャグキャラに勝てないのか?
A.ノゥ!
Q.いっそ変態の仲間入りを果たして、ギャグキャラに転身してもいいんじゃないか?
A.絶対にノゥ!
俺は不良(アウトロー)だぜ? NOとしか言わない男さ!
Q.多勢に無勢のこの状況で、俺は変態集団に勝つ事は出来るか?
「イエス、イエス、イエス、イエス……ッ!」
右腕の輝きが一段と強くなり、如月の戦闘力が限界まで高まっていく。
精神高揚。いつになく如月の心に闘争心が漲っていく。
「『身内は守る、変態はブチのめす』……。悪ぃが、俺はこのやり方でしか納得出来ねぇ……」
背中越しに葛城へ訴える如月。
早く行け、と。
その意を汲み取った葛城は、一目散にその場を離れていった。
「俺は『納得』したいだけだ。この手の輩に、シリアスが『通用』するのかを! 『納得』は全てに優先するぜッ!!」
葛城が行ったことを悟り、如月は変態たちへ向けて構える。
「でないと俺は『前』へ進めねぇッ! 俺のキャラが迷子になってッ! 探すことが出来ねぇッ!」
如月のモノローグに、この子大丈夫なの、という空気が変態たちに流れ始める。
「大体テメェら恥ずかしくねぇのか? ……女なら見境なく、って、葛城♂は女じゃねぇか。ともかく、寄って集って欲情しやがって……」
「り、璃人きゅんは性別を超えたエロスを感じるから問題ないっす!」
「黙れ変態。俺のジジイは言っていた……」
如月はキメ顔でこう言い放った。
「『的を絞れ……。人生のうち……真に欲情して良い相手は、精々2~3人だ』とな」
「……1人じゃないんっすね?」
「……」
変態にツッコミ入れられた如月、言葉を反芻して愕然とする!
(おい、ジジイ! 意外と女にだらしねぇダメ人間の言葉じゃねぇかコレ!!)
「うるせぇ、とにかく今からテメェらは俺に殴られて星になれッ!」
「「ちょ、理不尽すぎっすー!!」」
問答無用でシバきまわる如月の表情は、一周回って晴れ晴れとしたものだったという。
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コメディ
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神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月28日
参加申し込みの期限
2013年03月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月07日 11時00分
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