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ミエコ、再び
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「うーん、まずいなぁ……」
腕を組み、ひとりごちたのは、金髪にサングラスと目立つ容貌の少年。
女性に優しい紳士、
八十八旗 信彦
である。
「本当に危なくなったら、俺もミエコを元のサイズに戻すために動こう」
遊具に腰掛けて、油断なく目を光らせる
御剣 刀
に、信彦は軽く肩を竦めた。
「いやいや、例えジャイアントサイズのニャンコとはいえ、ミエコちゃんだって立派なレディだ。
他のレディ達と同様、紳士的に臨まないと! 手荒な真似なんて、もっての外さ」
「え?」
刀は耳を疑った、信彦が紳士なのは知っていたが。
「人外までカバーしてたとは……」
いや、ミエコがオスだったとしても、傷つけば乙女達が悲しむ。
きっと信彦は、そんな事態を避けようするだろう。
「フッ、俺の器の広さに恐れ入ったかな?」
刀は、そう納得する事にした。
「あぁ、くそう! 欲を出したらキリがねぇ」
信彦達の視線の先には、都の姿。
「だっていままで、ぬこ抱きしめたことすらないし……! こんなんもんじゃ、満たされない!!
喉なでてゴロゴロ鳴かしたり、背中ゆっくり撫でてあげたり、お腹わちゃわちゃしたり、ねずみのおもちゃで遊んであげたりするまで、うちは、絶対、諦めないっ!!」
振り落とされ、ミエコをわちゃわちゃするはずが、ミエコにわちゃわちゃされている。
お気に入りのパーカーは、すでにヨダレと毛だらけだ。それでも幸せそうな、彼女。
宣言どおり、はたかれても、はたかれても、都は特攻をやめない。
普通に見れば心配な状況だが、
後木 真央
は違っていた。
「おおーっ! もふもふ猫塗れ、うらやましいのだ~♪ いいアングルいただきーなのだ」
手にしたデジカメで、目の前の光景をパシャパシャ撮りまくる。
しかし撮った写真は、ミエコの動きが早すぎて、三色の残像に成り果てていた。
「ぶふぉっ!? これは連写じゃなきゃムリなのだ!! ミエコちゃんは驚愕のシノビキャットだったのだ」
「いけない……!
このままではミエコちゃんに滅茶苦茶にされて
ミヤコちゃんが一生モノの傷を負ってしまうかもしれない、主に心に!」
信彦の背筋に、緊張が走る。
「あらあら……」
そんな成り行きに、深い溜息をつくのは、猫好き美少女の一人。
綾辻 綾花
である。
手にするのは、寝子島中を歩いて書き溜めた、猫達のメモ。
丹念に描き込まれたそれには、一匹一匹の特徴を捉えたスケッチもある。
ツンとおすましの表情や、悟ったような表情、甘えてくる愛嬌のある仕草、気まぐれで掴みどころのない姿、どこか黄昏て見える雰囲気。
切り取られた猫達の日常は、愛情に溢れ、それぞれの個性をよく表現していた。
「猫の尻尾にヘアゴムつけるなんて、いけない飼い主さんですね。とはいえ……」
綾花はミエコをスケッチする手を止めて、夢見るような笑顔を浮かべる。
――やっぱり可愛い! もふもふしたいですっ!!
「嬉しそうだね、レディ……。
出来る事なら、悦びに溢れるその美しい瞳を、この瞬間だけでも独り占めにしたいよ」
「えっ!? あ、と、ともあれ、飼い主さんは疲れているみたいですし。
お説教は後回しにして、ミエコをどうにかしましょうか」
「了解だよ、レディ! 張り切って、ミヤコちゃんの気を引k……じゃなかった。
ミヤコちゃんのために、ミエコちゃんの気を引くぞ!」
「はい!」
「いい返事だ、レディ。
いざという時は、この八十八旗信彦が守らせてもらうから、大船に乗ったつもりで任せてくれたまえ」
真っ赤なバラの花を差し出して、綾花にウィンクする信彦。
少しばかり緊張していた綾花の表情が、和らいだ。
「わあ、ありがとうございます。
そうですね。まずはミエコをもふもふ……じゃなくて」
信彦は鷹揚に扇子で扇いでいるが、和らぎ過ぎたので仕切りなおし。
「ミエコを大人しくさせないと」
ネコメモをポシェットに、バラの花をポケットに大事に仕舞うと、綾花は代わりに煮干を取り出した。
「小さいけど、食べるでしょうか……」
「完璧だよ、レディ!」
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月25日
参加申し込みの期限
2014年12月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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