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あつくてあつくて
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◆
キャットロード、和菓子屋「萩屋」。
今年も暑い夏がやってきた。ギラギラと照り付ける太陽を見上げ、店主
矢萩 秋
は言う。
「こういう時こそ、かき氷で納涼するわよ!」
萩屋名物、「納涼! かき氷フェスタ」が始まろうとしていた。
普段は剣道部や風紀委員の仕事で忙しいため、姉の仕事を手伝うのがおろそかになっていた
矢萩 咲
。
いつもお世話になっているのに、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
しかも今は、「かき氷はじめました」のビラを刷ってかき氷フェスタをやろうとしている。
手伝うなら、きっと今だ。
かき氷器の用意や氷の仕入れ等の準備に勤しむ秋に、咲は声をかけた。
「秋姉さん、咲も手伝うわ。こういう時こそ頼ってください」
大切な姉だから、と続く言葉は小さくぼそりと。
すると秋は顔を輝かせ、
「咲ちゃん! なんて姉思いのいい子なの! お姉ちゃん嬉しい!」
暑いのなんておかまいなし、飛びついて咲をぎゅーっと抱きしめた。
「そんなくっつかないでください! ただでさえ、暑いのに!」
無理やり引っぺがすのに、しばらく時間がかかったとかなんとか。
というわけで。
かき氷フェスタの開催に合わせ、萩屋の店員として咲は働くことに。
服装は萩屋女子従業員制服の和風メイド服である。制服故、当然他の女子従業員が来ているものと何ら変わりは無い、はずなのだが。
咲が着ると、どういうわけかアレでソレな雰囲気――一言で表現すれば、「エロ可愛い」印象に。
だからなのか、和菓子職人の先輩方をやけに感じたり。
「先輩方、さっきから咲の格好をじろじろ見ないでください!」
鬼矢萩の眼光に退散する先輩方。
しかし一人だけ、動じずにスマホのカメラで激写する者が居た。
秋である。ラフなライダースーツに身を包み、またがるのは屋台に変形可能な改造バイク。
「という訳で、お姉ちゃんは出張希望のお客様の為に行ってくるね!」
口ではそう言いつつ、スマホのカメラで激写を続行中。
「姉さんも! 撮ってないでさっさと出店に行ってきなさい!」
呆れ顔で叱ると、
「はーい!」
ようやく秋は出店の為に出発した。
そんな姉を見送って、咲は店の接客に。
接客は笑顔が命、ということで精一杯できる限りの笑顔で!
「いらっしゃいませー!」
……しかし。
人目も憚らずイチャコラするカップルなど、来店しようものなら大変である。
「……」
ふっと光の消えた目で、ゆらりとした足取りで近づく咲。
その背中からは、とっても黒い殺意の波動めいた何かが見える。マズい、と従業員達は直感が告げる。
まあ、イチャコラするカップルにはそれも見えていないんだけど。
「お客様――」
手を振りかざしかけ――
「お嬢! 落ち着いて!」
「あっ! 何をするんです!」
先輩方の果敢な制止によって、何とか事なきを得るのだった。
◆
寮の部屋間の移動すら億劫になりそうな土曜の真夏日。
そんな日にやってきた友人に、
浮舟 久雨
は小首を傾げた。
「零葉? 突然、どうし」
さてその友人――
哀坂 零葉
が、図らずとも疑問の言葉を遮るような格好で差し出したのは紙袋。その口から顔をちちょろっと覗かせているのは、
「鯨……! これは、一体!?」
お気に入りである鯨の姿をみとめ、久雨の瞳が歳相応の輝きを帯びる。それに半ば気圧されるようにというか、なんというか。
「こ、この間作ったものでして……!」
「成る程、手作りなのか……」
「初めてのぬいぐるみ作成で、あまり出来に自信はございませんが……ど、どうぞ……」
おずおずと付け加える。アドバイスのおかげで無事に完成させられたとはいえ、元々何かを作ることに関しては壊滅的な不器用さの零葉だ。どこかしら不格好な部分があったりしてもおかしくはないのだけれど、
「出来など関係ない。一生懸命、作ってくれたのだな」
そんな心配など杞憂だとばかり、久雨が微笑んだ。
「嬉しいぞ。……感謝する」
お気にいりの鯨のぬいぐるみ――それも友人が手作りしてくれたとなれば、嬉しくないわけがない。
そして久雨は微笑みの後ろで考える。礼は勿論だが……私からも何かしてやりたいな、と。
「……この後、何か予定はあるか?」
プレゼントを無事渡せたことに安堵していた零葉は、久雨の問いに幾度か目を瞬かせる。
「え? この後ですか…いえ、特に何も……」
なら、と久雨。
「少々付き合ってくれ。この暑さだ、喫茶店へ冷たいものでも食べに行こう」
「あ、お出掛けですね。解りました、お付き合いしますね」
得心のいった零葉をつれ、涼を求めて喫茶店へ。
◆
ちょっと所用で自室からエントランスに行ったら、道中の暑いこと暑いこと。
全体でひとつの街を形成している星ヶ丘寮、寮内であっても外に出なければならないのは思わぬ欠点だった。
うんざりした気分になってしまった
檜扇 舞華
は、今日は一日部屋からでないことを決めた。
(こんな時は中にいるに限るです)
自室に戻って、ひとまず作り置きのアイスティーを一杯。
「……ふーっ」
一息ついた舞華の脳裏に、ふと楽しそうな思いつきがよぎる。暑さで頭がやられたかな、ハッハー。
おもむろにカメラを引っ掴み、キッチンへ向かう。
さて、取り出しましたるは鍋と寒天。
カメラのスイッチを入れ、おもむろに撮影しながら作るのは塩水ようかん。
寒天を水と一緒に鍋へ入れ、まずは沸騰させる。
弱火でしっかり溶かしたら、火をとめてあんこと塩を少々。
熱を取ったら、冷蔵庫へ入れて固まるのを待つ。
固めている間に、冷やし中華も作ることにした。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月29日
参加申し込みの期限
2014年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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