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◇朝のさえずり
朝の九夜山の山道を、
御巫 時子
が行く。
登山客もいない静けさの中、時折鳥のさえずりがこだましている。
先ほど寮の廊下で話しかけられた時のことを覗けば、
今朝の時子はほとんど誰とも出会っていない。
こんな朝早くに山道を分け入っているのだから、当然ともいえる。
時子は、かつて写生大会の時に見つけた祠のある場所をめざしていた。
山道の休憩小屋で足を休め、水筒にいれたお茶を口にふくむ。
祠までの道はなんとなく覚えていたはずだった。
「ここを右、でしたっけ……」
しかし、いざ実際に来てみると記憶は思ったほど頼りにならず、
祠の場所がわからなくなってしまった。
道を尋ねようにも近くに人はいない……だが、それはろっこんを安心して使えるという意味でもある。
(鳥さんに聞いたら、道案内を頼めるでしょうか……)
樹上に見えたヒヨドリに向けて、時子は願いをこめてろっこんを発動させた。
『聞こえますか……』
チュピピピ、と声が返ってきた。つづいてヒヨドリが木を飛び立ち、近くの低木に降りてくるのが見えた。
どうやら願いは通じたらしい。
『おはよう。いい天気だね。これからどこかへ行くの?』
話したことのある鳥なら皆覚えているという時子だったが、
今回応じてくれたのは初対面の鳥だ。
三夜湖近くに祠があること、そこに行きたいことを伝え、道案内を頼んでみる。
『変わったところへ行くんだね? いいよ、ついてきて』
そういって飛び立つヒヨドリのあとを、置いていかれないようつけていく。
見覚えのある小さな道を抜けると、そこには小さな祠が以前と変わらぬ姿で鎮座していた。
しばらく見ない間に雨が降ったのか、周囲には雑草が生い茂っている。
『さあ、ついたよ。僕はこれで』
そう言い残すと、ヒヨドリはあっという間に姿を消してしまった。
「あまり人の来る場所でもありませんし……お掃除、しておきましょうか……」
湧き水にハンカチをひたし、祠の表面を拭いて綺麗にしていく。
こびりついた汚れは思ったより頑固で、ハンカチの生地が少しいたんでしまった。
それでも目立ったところの汚れはとれ、幾分きれいになったように見える。
「綺麗に……なったみたい、ですね……」
祠の前で目をつむり、手を合わせる。
(また、鳥さんたちと一緒に来たいですね……)
何かが祀ってあるのか、それとも特にいわれのないものなのか。
まわりの時間軸から切り離された祠からは、不思議な印象を受ける。
(帰ってから、図書館で調べてみましょうか……)
そう考えながら、時子は祠をあとにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月22日
参加申し込みの期限
2014年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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