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Summer night pleasur
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●夏宵のカルテット●
「あ……当たったー!!」
「なんだ、何が当たったんだTAS」
「渚砂さん、丁度いいところに! 俺の勉強がてらお泊り&バーに付き合ってくれー!」
「どわーっ!?」
「そんな訳で自分、
霧生 渚砂
は、TASこと
伊予 祐
に連れ攫われ、何故か超高そうなバーの前にいます……」
弟と有名な巨大テーマパークに遊びに行く為のヘソクリを胸に抱き、小さくなっている渚砂。
当の祐はといえば、シャツにチノパン、濃紺のジャケットを羽織って気合が漲っている。
福引で当てた宿泊券を使って、ホテルには既にチェックイン済みという、『もし酔っ払っちゃっても大丈夫』な万全の体制だ。
「付き合ってくれてサンキュ!」
「いやあの、最近飲みすぎたせいで金欠の禁酒生活だったのか、ある意味健康的だからそのままでいいと思うんだが。しかもこんな高いところ……」
階も高けりゃ値段も高い。
しかし、胸弾ませる祐は止めようもなく、渚砂は引っ張られるようにして店に入っていった。
その少し前、ホテルのエントランスに二つの人影が訪れていた。
「久し振りにこういう格好したなあ」
カジュアルなスーツに身を包んだ
諸星 譲
は、少し緊張気味に
南戸河 蔵人
の柔和そうな顔を見遣った。
「譲も立派になったな」
小さい頃からよく知っている従兄弟の姿に、眼鏡の奥の目尻が下がる。
「そんな事ないよ。こんなオシャレなとこ知ってるなんて、兄ちゃんも隅に置けないなぁ」
「なんせ2年待たされたからな。楽しみにしてたんだぞ」
譲の気持ちを解すように軽く言って、蔵人は彼を促すよう歩き出した。
ようやく一緒に酒が飲める年頃に、と思った矢先、譲は海外へ旅立ってしまった。
今ではいっぱしの戦場カメラマンとして活動していた彼が日本に戻って来たのは祖母の容体の為とはいえ、大学に復学した事がめでたい事には変わりない。
「でも少し太ったんじゃないの? もうオジサンに片足突っ込みかけてるんだから、食生活気をつけてよね」
「はは、言うようになったじゃないか」
何度も修羅場を潜り抜け、精神的にも達観してきた譲だったけれど、こんな時くらいは弟として甘えたい。
蔵人も彼の気持ちが分かるのか、軽口を叩き合いながら7階を目指した。
「うわぁ……」
席に通された譲は、思わずパノラマの窓ガラスを前に身を乗り出し、目を見張った。
ヨットハーバーの灯りから東に目を移すと、シーサイドタウンの夜景が広がっている。
「外国でもこういうところは見た事なかったかい?」
「こんな高い建物、そんなに上る機会なかったから……ていうか夜景凄くない!? うわー! カメラ持ってくれば良かった!」
興奮気味な従兄弟に笑んで、蔵人は「おし、まずは乾杯といこうか」とメニューから幾つか軽めな酒や料理を注文していく。
その間に、譲も落ち着いてくる。
「や、やばい騒ぎ過ぎたごめんなさい……」
この程度はしゃぐ客ならそう珍しくないのか、注文を受けているボーイも微笑んでいるだけだ。
その声のお陰かどうか。
「あれ、JO君じゃないか、お久し振り!」
聞き覚えのある声の方に目を向けると、祐に連れられた渚砂が片手を上げていた。
「お、譲さん! こんばんは」
祐もすぐに気付いて声を上げる。
「渚砂さんと祐さんも来てたんだ」
「TASが福引で宿泊券当たったからって、飲みに連行されたんだけど……お連れの人は?」
「従兄弟の兄ちゃんで、俺を連れて来てくれたんだよ」
「譲の友達かい?」
尋ねる蔵人を、譲は振り返る。
「うん。寝子島のバイク仲間で、霧生渚砂さんと伊予祐さん。で、兄ちゃんは南戸河蔵人さんっていうんだ」
「蔵人君というのか若者よ!」
「若者?」
渚砂の口癖のような呼び掛けに、蔵人は目を瞬かせた。
確かにフォルムが丸いせいか、若く見られる事もあるが……
「俺、29なんだけどな」
「あれ、って事はお兄さん30歳以上?」
「そうは見えないけど……」
蔵人の呟きにトボけた発言をする渚砂を見て、祐と譲は顔を見合わせた。
ともあれ、折角顔を合わせたのだからと4人は同席する事にして、ボックス席に移動した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月21日
参加申し込みの期限
2014年05月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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