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\ オーバータイム!/
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Summer night pleasur
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「ふふ、うふふ……面白い」
「まさちゃん、完全に出来上がっちゃってるみたいねぇ……」
色んな人にスキンシップを取ってはころころ笑っている万里をしげしげ眺め、あゆかは呟いた。
なんだかいつ寝入ってしまってもおかしくないような雰囲気だ。
「彼女も部屋を取っているんだよね? なら、部屋で休んで貰った方が良いかも知れないね」
「あ、私も電車のあるうちに帰ろうと思っていたので、そろそろ……」
席を立った徹に釣られるように、記士郎も椅子を引く。
「失礼……おっと」
徹が立たせようと手を伸ばすと、万里が反射的に関節を極めようとしたのをすんでのところで避ける。
「ここはお任せ下さい」
スッとやってきたスタッフのひとりが妙に手馴れた感じで彼女を往なし、肩を貸した。
こういう事も、よくあるのだろうか?
「じゃあ僕も、彼女を送ってお暇する事にしよう。今日は楽しかったよ」
あくまで紳士的な態度を崩さず、徹はチェックを済ませると万里を支えるスタッフと一緒に場を辞した。
記士郎もちょこんと頭を下げて後を追う。
――酔いが醒めた後、万里は酒の席での事を思い返して大分小さくなっていたようだ。
「私も少しくらくらするかも……楽しかったから、ちょっと飲みすぎちゃったかなぁ」
「Oh、顔もちょっと赤いみたいだな。介抱した方が良いかい?」
ノリのいい杏にクスッと笑って、あゆかは首を振った。
「大丈夫、でも次で最後にするよ。お任せにしようかなぁ……」
程なくしてマスターが手すがら持ってきた盆には、人数分のグラスが並んでいた。
「こちらはサービスです」
飲んでみると、蜂蜜とショウガの風味がじんわりと染みる、優しい味だ。
「これは……?」
アルコールが入っていない事に気付いて、永姫がグラスとマスターを交互に見遣る。
「ナイトキャップ代わりに、私の特製ドリンクですよ。暑い時期でも、身体の芯は冷やしすぎないでリラックスした状態の方が、よく眠れますよ」
「……」
穏やかに微笑んだマスターの言葉に、永姫は思案げに視線を下げた。
「まったく気の利くマスターだな。よし、これ飲んだら帰ろう。良けりゃ送ってくぜ」
託志も笑って肩を竦める。
「俺はフリーだけど、送り狼にゃならねぇから安心してくれ。後で自分の店にも顔出しておきたいしな」
彼の締めで、爽やかな空気の中酒席はお開きになった。
「私も少し、飲みすぎてしまいましたかねぇ」
ほろ酔い気分で、オーデンはホテルの外に出た。
夏の夜は、やはり蒸し暑い。
彼は歩き出しながら、歯車型のトップを動かしてチョーカーと襟元を緩めた。
「ですが、楽しいお酒でしたね……」
あゆかも名残惜しそうに、お開きの時に自分の名前と開いている店の名を告げていた。
またここで、他の場所でも飲む事があったら、今回の面子にも再び会えるかも知れない。
ともあれ、同じ寝子島に住む者たち。
何処かでひょっこり会う事もあるだろう。
「私の『
ドムス・エクス・マキナ
』にも、来て下さると嬉しいですが」
目を細めたオーデンは、ステッキを揺らしながら夜道に消えていくのだった。
楽しい夜に、乾杯。
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あとがき
担当マスター:
羽月ゆきな
ファンレターはマスターページから!
お待たせ致しました!
バーでのひと時、如何でしたでしょうか?
なるべく楽しいお酒になるよう、工夫などして執筆させて頂きました。
おひとり様の方も、なるべく多くの方に絡んで頂けたらと思い、最終的に結構大所帯になってしまいましたが、これを切欠に楽しい交流の幅が広がったら素敵だなぁ、と思っております。
初めて私のシナリオにご参加頂いたキャラクターさんが多かった事もあるのか、行動よりキャラクターさんの設定の紹介に重点を置かれていた方が多かったように思います。
なるべく行動に絡めたり、心情を匂わせたりなどで活用出来ないかと工夫してはみましたが、実際の行動を重点的に書いている方に比べて動きが少なく見えるところもあるかも知れません。
この辺りは、ご了承頂けましたら幸いです。
マスターとしてもとても楽しいシナリオだったので、いずれまたお酒絡みのシナリオを出したいなぁと考えております。
こちらのバーだけでなく、庶民的なお店や屋台みたいなものを舞台にしたものも、面白そうですね。
その際もご参加頂けましたら幸いです。
この度はご参加、ありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月21日
参加申し込みの期限
2014年05月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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