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サマー! 部活動のお時間です! ~文化部編~
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洗い物を済ませ、明里が時計を見る。
「まだかなあ。そろそろいいかな?」
「ちょっと早いんじゃないかな?」
望春が言うが、明里はもう冷蔵庫を開けている。
「あ、固まってるよ、大丈夫なの~」
そう言ってゼリーを冷蔵庫から出し、型から外し始めた。
「大丈夫? あっ……」
彩葉が声をかけた時には、ゼリーの端がくずれ容器に残ってしまっていた。
まだ固まりきっていなかったようだ。
「ぴぎゃー、またしっぱいしちゃったなの!」
けれど明里はめげていない。
「失敗からどんどん学んで、最終的には美味しそうなゼリーを作るの!」
明里は考える。
「型から抜いただけじゃなんか寂しくないかな。そこであかりのスキルが役に立つ時!」
「あ、明里ちゃんのスキルって?」
尋ねる彩葉に明里は自信満々に説明する。
「それは粘土細工に対する並々ならぬ努力のせいか! カービングと呼ばれる技術を使い、ゼリーをより立派にしていくの」
「明里ちゃんって体育科だったよね? すごいねー、粘土も得意なんだ」
明里は高揚した様子でカービングナイフで器用に凸凹を刻んでいった。
(えーと、猫? あっちのは籠なのかな?)
余計なことを言って間違えてたら困るな、と思いつつ望春も感心して眺めている。
言うだけあってなかなかうまい。みるみるうちに芸術的なゼリーが完成していった。
「試食会までもうしばらく冷やしておこうか」
壊れないよう、彩葉がそっと冷蔵庫にしまった。
片づけも済み、アイスが固まる時間。
テーブルに並んだみんなの作品を撮影していると、白沢先生が戻ってきた。
明里はすごくキラキラした目でスイーツを見つめている。
「綺麗! 素敵! おいしそなの!」
本当に高校生? と思うくらい子供っぽい喜び方だ。
「無事みんなの分が完成したので試食会をします!」
彩葉が宣言し、みんなは食べ始めた。
「俺の作った竹流し水ようかん、美味しくできてるといいな」
「これ、どうやって開けるの」
明里の質問に望春が答える。
「本物の竹筒とかだとキリ使ったりするらしいけど、これはプラスチック容器だから、後ろのつまみを折れば、中の水羊羹がでてくるよ」
「うわあ、出てきた!」
「いただきまーす」
彩葉がさっそく試食する。
「うん、水ようかん美味しいー! やっぱり夏の和菓子と言ったら水ようかんだよねー」
「これはお店でも売れるのなの!」
明里も幸せな顔でパクパクと食べ続けている。
「固すぎず、水っぽくもなく、口当たりがなめらかでちょうどいい甘さだわ。良くできているわ」
白沢先生もにっこりと頷いてくれた。
「よかった……ありがとうございます」
ほっとする望春。
「それじゃ次はアイスねー。本当はウェハースとかあればよかったんだけどねー」
一つのお皿にバニラとチョコレートを乗せて、彩葉がみんなの前に並べる。
「おいしそなの! バニラとチョコ、どっちから食べようかな」
「いただきます。うん、おいしい!」
バニラを口にした望春が力強く言う。
「うん、おいしいのなの! 彩葉ちゃんアイス屋さんになれるのなの」
こちらもにっこり、ご満悦の明里。
「混ぜ方もちゃんとできているし、味もちょうどいいわ」
白沢先生からも合格点がもらえた。
「いよいよあかりのラムネ入りゼリーなの」
ゼリーは、籠を模した細工がしてあったり猫の形だったり。目を楽しませる出来栄えだった。
「まあ、とても綺麗ね」
白沢先生も感心し、彩葉も頷いた。
「食べるのがもったいないくらいだねー」
(味は大丈夫かな……?)
感心しつつちょっと不安な望春。
姉たちの料理の試食を何度もしてきている望春だから、微妙なものが出てきても覚悟はできている。
嘘はつけないけどはっきりも言えない、そんな時彼は決まって「……ま、不味くはない……よ」とわかりやすい反応をするのだった。
今回はどうだろうか?
明里が目を輝かせて見守る中、思い切ってぱくっ、と一口食べてみる。
「おいしい! うん、見かけどおり美味しいよ」
ほっとしながら望春は答える。
「ほんとだ、おいしいよ明里ちゃん」
「そうね、よくできているわ」
口々の賛辞に、明里は満足そうだ。
「ちひひー、よかったなの。この次はもっとたくさん作ってたくさんの人に食べてもらおうかな」
「皆でわいわいお菓子を食べるのてやっぱり楽しいよね!」
製菓部を作って良かった、と思う彩葉だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
37人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月25日
参加申し込みの期限
2014年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月01日 11時00分
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