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サマー! 部活動のお時間です! ~文化部編~
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○軽音楽部合宿~さがしもの~
都内某所、山中にあるスタジオ付きのロッジ。
「夏だな……あちぃな……確かに、夏の合宿って言や定番だけどよ。軽音部で合宿ってどうなんだろうな?」
面倒くさがりの
吾妻 優
が溜息をつき、ダルそうに暑さで服の裾をまくり上げる。
「優くんは……大丈夫? 夏バテ気味?」
副部長の
雨寺 凛
が、冷水で冷やしたタオルを渡してくれた。
「いや……だりぃだけだけどな……サンキュー」
実は隠れて体力づくりをしたりもしている優だが、ありがたくタオルを受け取り汗を拭く。
「ネコフェスの練習にちょうどいいんじゃないかしら。部活で泊まりにくるのって初めてなのよね」
クールに見える
黒依 アリーセ
だが、内心は緊張している。
それは社交的な
仲村渠 鳴
も同じだった。
「スタジオ付きロッジなんて初めてだしね」
内心すごくドキドキしている鳴である。
「……ま、もう来ちまってる俺が言ってもな。……あー、俺何で来たんだろう……だりぃ……。そういや、羽黒はまだ来ないのか」
女子に囲まれている美味しいポジションに緊張する様子もなく、マイペースな優だ。
「うん、ちょっと遅れるって言ってた。見てこようかな? うーん、やっぱり空気が澄んでるところは気持ちいいねー♪ ちょっと散歩がてら辺りを散策してくるね」
羽黒 空
はろっこん『飛翔八咫烏』でカラスの羽根を生やし飛んでくる予定なのだ。人目を避けなくてはならないし、カラスがねぐらに帰るくらいの時間のほうがいいだろう。
凛は、部屋に荷物を置いて散策に出かけた。
薄暗くなりそうな時間になり、空がろっこんで空から到着した。
「遅くなりました」
いつも眠そうで表情ジト目。だが手に巻かれた包帯は練習でできた豆が潰れた流血を隠すためのもの。真面目で頑張り屋の女の子だ。
すでに荷物は配送されていることを確認し、物腰丁寧にぺこりと頭を下げる。
「楽器は……予備も含めて多めに手配しましたので自由に使ってくださいませ」
吹奏楽部にも所属している空は、様々な楽器が得意だ。
特にドラムが好きで、暇を見つけてはスタジオ等を借りては気が済むまで叩きっぱなし。
(でも今回の合宿では、メンバーのサポートに回りたいですね)
自分のスタジオを持つ空は、スタジオからメンバーが使ってみたい楽器を運び輸送・手配してくれたのだ。
「曲の楽譜もいくつかご用意いたしました。ご自由にどうぞ」
曲はCDやテープなどいくつかジャンルに分けて用意してあった。
先日ゲーセンで出会った
DOG110の曲もある。
「へえ……こんなにあるのか」
優はさまざまな楽器、CDの曲名を眺める。
(んー、ベースもシンセもカッコいいよな……。お、こないだ
テストの打ち上げ
で歌ったバラードもあるな)
自分から、やりたいなどとは決して言わない優だったが。
合宿まで参加したのだし、いずれは何か弾くことになるんだろうなとは思っている。
「ありがとう、ここに自分で楽器持ってくるのは大変そうだもんねぇ」
ポヤポヤしているように見える
夢宮 瑠奈
は、持参したネコフェス用の衣装を完成させようと取りだす。
皆の音楽を聞きながらのほうが、いい魂を込められるかな、と思いながら合宿にやってきたのだ。
「そう言えば……、 凛さん遅いわね。探しに行こうかな」
アリーセが外へ向かう。
暗くなるころには、到着当初の緊張はどこかへ吹っ飛んでいた。
「えっと、皆、心配掛けちゃってごめんなさい……」
森で迷子になってしまった凛を総出で捜索していたのだ。
凛はお詫び代わりにみんなの晩御飯を作った。
「無事に見つかって良かったわ。このオムライスも美味しいし」
アリーセが微笑む。
「んー、まあまあだな」
優も言う。皆にもオムライスは好評だった。
「安心してお腹も一杯になったし、今日はもう休むのかしら? 最近、一年生の中でもカップルが増えて来たみたいだし、女の子同士でそーいう話をするのも悪くないわよね……」
と期待するアリーセだったが。
「さーて、晩ごはんもたべ終わったし練習始めよっかな! 山の中、空気は綺麗で気持ちがいいし、周りは静かだし、やっぱいつもと環境変えるだけで気分も違ってくるねー!
何だか素敵なアレンジなんかが生まれそうな予感♪」
片づけを終えて凛が意気揚々と戻ってきた。
「え? 練習なの? ……そうよね、合宿なのよ、これは」
少し残念そうなアリーセだったが、ソプラノサックスを手に練習を始める。
音も満足に出せなかった入学当初に比べれば、とりあえず吹けるという程度にはなった。
しかし、まだ演奏に入っていけるレベルには無い。
「まだ……、皆と演奏するには力不足ね。焦ってもライブは待ってくれない。私が今出来る事をやらなきゃ」
「練習……練習な……さて、どうするか……」
今の所「これだ!」と言う楽器やポジションが無い優。
ライブでは専らMCなんかをやって、というよりやらされている。
「ま、チューニングやら、簡単な合わせやらくらいならやるぜ」
ダルそうに、でも何だかんだでちゃんと雑用をこなしていく。
「あれ、これは……」
隠れ努力家の優は、実は楽器や歌の練習もこっそりしている。
とは言え経験は浅く、ノウハウや知識もないのでわからないことは多い。
「どうしました? ああ、これは……」
無表情に周囲の様子を見ていた空がやってきて、楽譜の読み方や説明等事ポイントを絞ってアドバイスしてくれた。
「なるほど……サンキュー」
(羽黒って、腕前はいつプロの道へ進んでもおかしくないんだよな……俺たちの面倒なんか見てもらっていいのかな)
楽器の出来る軽音部員から、こっそりさり気なく、技を盗もうとしていた優。
こうやってきちんと教えてもらえるのはとてもありがたい。だがちょっと申し訳ないような気もする。
凛はギターを弾いてみる。
「ふむふむ、寝子高に入った時より格段に腕は上がってきたっぽいね! この合宿中に泉先生が聴いて驚いちゃうくらいに仕上げたいな!」
(とは言え根つめすぎるのもよくないよね、休憩してみんなの様子も見て回ろうかな!)
「瑠奈ちゃんは……お、衣装づくり!」
瑠奈は、水色の大きなフリルを縫い付けていた。
「発声練習をしたいとは思うんだけど、でもそれ以前に、ネコフェスのほうが気になって」
「そっか、瑠奈ちゃんアイドルもやってるもんね! 私も応援させてもらうよー!」
「ありがとう」
笑顔を返す瑠奈だったが、その声はどことなく力がなかった。
それは小さな違和感。
それは小さな不安。
けれどそれが、だんだんと瑠奈の中で脹らんでいて。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
37人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月25日
参加申し込みの期限
2014年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月01日 11時00分
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