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サマー! 部活動のお時間です! ~文化部編~
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○製菓部
家庭科室には、最近公認された製菓部のメンバーが集まっていた。
この頃暑い日が続くから、涼しいデザートを作って暑さをのりきろう! と、夏に合うひんやりスイーツを作ることになった。
今日は顧問の
白沢 絢子
先生に試食してもらうことになっている。
お願いしたら、作る時も一緒に見ていてくれるとのことだった。
みんなで同じものを作ろうか迷ったが、いろいろ食べたいのでそれぞれお菓子の本を持ち寄って別なものを作ることにした。
「普段、和菓子とかあまり作らないんだけど、せっかくの機会だから」
花厳 望春
は、水羊羹に挑戦してみることにした。
カバンから竹流し用の竹筒を取りだすのを見て、
高梨 彩葉
が驚く。
「竹筒も持って来たの? 本格的だね」
「『水羊羹といえば、竹流しだね』って姉さんが言ってたから持ってきたよ。……さすがに本物の竹筒は用意できなかったから、市販のプラスチックなんだけどね……」
「私が作るのはアイス! 種類はバニラとチョコレートだよー」
エプロンを取り出しながら彩葉が言う。
「おかしはあんまりつくったことないの! でもでも、頑張ろうとおもうのよ! 今回は、ラムネ入りの爽やかなゼリーを創ろうとおもうのよ!」
と元気に言うのは
橘 明里
。 隣りの彩葉の長身と比べるとどうしても小柄に見えることもあり、大きな目と八重歯のせいか余計に幼さが目立つ。
料理の本を開きつつ首を傾げる。
「料理の本は見たんだけれど、いまいちよくわからないの」
「最初は難しいよね。わからない時は聞いてね。さて、先生を呼んでくるよー」
彩葉が白沢先生を呼んできた。
「おはようございます。花厳くんが水羊羹、高梨さんがアイス、橘さんがラムネ入りゼリーね。それではガスや包丁の扱いに気をつけて、楽しく作りましょう」
「「「はい」」」
声をそろえて白沢先生に返事し、3人はそれぞれの作業にかかる。
望春はまず、こしあん、水、砂糖を鍋にいれて火にかける。
(餡も自分で作ってみたかったんだけど、時間かかっちゃうから既製品で代用だ)
「火加減は強火………う、思ってたよりこの作業暑い……」
「暑いけど、美味しいデザートのため我慢よ」
白沢先生が離れたところから涼しい顔で言う。
「固すぎず、水っぽくもならない水羊羹のコツは、餡子の練加減なの」
「はい。しっかり火通さないと滑らかな餡にならないっていうし。ここは耐えないと……!」
冷房が効いている家庭科室で汗をかきながら、腕まくりして作業を続行する望春。
トロトロになってくるにつれて、餡子のおいしそうな匂いが漂いだす。
水につけてある寒天もこの後煮溶かさなくてはならない。
彩葉は卵を卵白と卵黄に分け、まず卵黄を泡だて器でかき混ぜる。
お菓子作りは得意なので、迷わず作業を進めていく。
「砂糖を加えてさらにバニラエッセンスとソルトを泡立て器で白っぽくなるまでよーく混ぜあわせるよ」
ソルトは、ただの塩ではない。部活用に買ってもらったコーシャーソルトだ。
コーシャーソルトとは精製されていない自然塩のことで、マイルドな味でフレーク状だ。最近はプロの料理人が好んで使っているという。
「さすが手際がいいわね」
白沢先生も安心して見ていられるようだ。
「ありがとうございます。美味しくできるといいなあ」
それから生クリームとエバミルクを合わせて火にかける。
「確かに暑いね~」
水羊羹の強火で室温が上がっているのか、彩葉も前髪をかきあげ、噴き出す汗にハンカチを使う。
「まずはゼラチンを溶かすなの……」
明里は恐る恐るゼラチンを水につけ、料理の本を見る。
「さらに湯せんで溶かすとよく混ざります、って書いてあるけど……お湯わかしたほうがいいの?」
「そうね、鍋にお湯を沸かしましょう」
白沢先生の指示に従って、お湯を沸かし始める明里。
「それじゃこれを……あっ」
湯せんしようとボールを持ち上げたとき、溶けかけたゼリー液がこぼれてしまった。
「ちひひー、しっぱいしちゃったなの」
屈託なく笑う明里に、
「あらあら、気をつけてね」
白沢先生が台布巾を持ってきてくれた。
餡を煮詰めおわった望春は、煮溶かしておいた寒天液を少しずついれていく。
「鍋を冷水にあてて混ぜてっと」
「焦らず、ゆっくり、ゆっくりね、急激に冷やすと固くなってしまうの。そう、上手だわ」
白沢先生が褒めてくれた。
「とろみがついたら、目の細かいざるに通して裏ごししてダマを取り除く、っと」
竹筒の容器へ入れたら、あとは冷蔵庫で冷やし固めれば完成だ。
「ふう、味は食べてみないとわからないけど、なんとかそれっぽいのは作れたかも?」
冷蔵庫に入れて時計を確認した後汗をぬぐい、周りを見回す望春。
「他のみんなはもう作り終わったかな?」
「おっと、もうよさそうだね」
沸騰直前に火を止めた彩葉は、あらかじめ容器に取っておいたココアパウダーに、生クリームとエバミルクを少しだけ注いで練り合わせた。
チョコレート用のアイスクリームと混ぜて、バニラのほうは何もいれずに混ぜていく。
製氷室に入れたら、後は固まるのを待つだけだ。
「明里ちゃん、何か手伝うことある?」
声をかけられた明里は、ラムネを入れた後うちわであおいでゼリーの粗熱をとっていた。
「あら熱を取るって、どれくらい冷めればいいのかな?」
首を傾げる明里。
「目安は手でさわれるくらいだけど、冷蔵庫に入れるから熱くないにこしたことはないんだよね……どれどれ……うん、これなら大丈夫」
彩葉は容器に触れてOKを出した。
「それじゃ冷やそうか」
「よーし、冷やすね~」
彩葉が冷蔵庫を開ける。明里は今度はひっくり返さないよう、気を付けて容器を冷蔵庫に入れた。
「大丈夫みたいだね」
その様子を見守る望春。
「固まったら型からはずすのね。早くできないかな」
「ゼリーや水羊羹は、アイスより大分早くできるよ。私はその間洗い物をしてるね」
彩葉が使ったボウルや泡だて器を洗いはじめる。
「ゼリーは30分くらいしたら固まるから、それから型からはずしてね」
そう言って白沢先生は一旦部屋を出ていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
37人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月25日
参加申し込みの期限
2014年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月01日 11時00分
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