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サマー! 部活動のお時間です! ~運動部編~
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陸上部4 <19時の食卓>
陸上部一日目の練習が終わった。シャワーを浴びれて汗を落とすと、空はオレンジの色がかかっている。
「いつもならこれから下校なのに、今日は練習が終わっても帰らないなんて、なんか新鮮な気分!」
普段はヘトヘトになって帰路につく
鴇波 羽衣
も、どこからともなく元気がわいてくる。
「まーここからが合宿のメインイベントみたいなもんだからな」
濡れた頭を拭きながら
桐野 正也
。その横の
青物 といき
はグロッキー気味だ。
「走り過ぎちゃったかにゃー」
「ご飯食べたら元気出るにー」
お腹をさすりながら
七音 侑
。
「じゃあこれからは班ごとに分かれて行動ね」
桃原 空音
と
十文字 若菜
が割り振りを発表していく。
「夕食準備組が宇佐見先輩、冴木先輩、金戸くん、満帆ちゃん、真央ちゃん、……」
「教室を片づけて布団を敷く組は……みちるちゃん、といきちゃん、拓郎君、羽衣ちゃん……ね。あとは私と空音ちゃん、そして正也君は浅井先生とミーティングね」
「はーい」
それぞれ班ごとに集まり準備にかかる。
「さて、ここから俺様の出番だぁ!」
家庭科室の厨房に立つ
宇佐見 望月
は、ハードな練習後とは思えないヴォルテージ。
「みんなで手分けしてカレー作りだ!」
料理班にてきぱきと指示を出していく。
「竜司は米を研いでくれ」
「ラジャ!」
「幸虎ちゃんはサラダ作りを頼む」
「うっス」
下の名前で呼ばれるのが恥ずかしい
金戸 幸虎
。内心動揺しながらも返事する。
「カレーは俺が作るとして……あともう一品何かあるといいんだけどな」
「ウサちゃんせんぱい、スープなんてどうやろ?」
直風 満帆
が提案し、冷蔵庫を開ける。
「お、いいな!」
「色々野菜とれるようにミネストローネなんてどうやろね?」
「ナイスアイデアなのだ!」
配膳の準備をする
後木 真央
がカチャカチャとはしゃぐ。
「シメジにナスにキャベツに……ウィンナーもあるやん」
「よし、満帆ちゃんはスープ作り頼んだぜ」
「任しといてー!」
米を研ぎながら
冴木 竜司
は、窓の外に浮かぶ夕陽を見るうち、いつの間にか妄想に耽っていた。
(まゆ先生は今、どこでこの夕陽を見ているんだろうなあ)
そういえば、水泳部の合宿に参加しているはずだ。彼女に関する情報は誰よりもつかんでいる。
(水着姿のまゆ先生……想像しただけでやばいぜ)
砂浜で追いかけっこをしたり、水をかけあったり……。砂に相合傘、2人の名前を書いてみたりして。夕陽をバックに見つめ合い、自然と口と口が近づき……。
「なんつってな! うぉぉぉぉお!」
「おい、竜司、もっと丁寧に米研げ!」
「あいたっ!」
望月にどつかれ現実に帰ってくる。
「米が壊れて美味しく炊けないだろ。流しにこんなに米飛ばしちまってもったいない」
「う……すまん」
後輩たちにクスクス笑われ、ちょっとしょげながら静かに米を研ぎなおす。
寮にいるときはいつもゴロゴロ、家事とは無縁の幸虎に与えられた仕事は、洗ったレタスをひたすらちぎる作業。
(すげー宇佐見先輩、肉炒めながら野菜切って、使い終わった容器洗って、周りに指示出してもして。全部並行してやってる)
手際よく動く望月に見とれている。
「幸虎ちゃん、レタスが終わったらキュウリの輪切りもしてくれな」
「う、ウス」
包丁使うのか……。レタスをゆっくりちぎって時間稼ぎをする。
「メインはカレーやし、味付けはさっぱり薄めがええな」
満帆はミネストローネの味を整える。
「うん……あとは煮込めばええ味や」
納得の一品が完成した。
橘内 みちる
は鼻をひくつかせた。
「うわーカレーのいいにおいがしとっとー」
家庭科室から漂う夕餉の香りは、陸上部の本日の寝床になる教室にまで届いていた。
「掃除してると余計にお腹が空くにー」
七音 侑
もにおいをかぎつけ、ますますお腹のグーグー鳴るのを止められない。2人は机を片した後、床を念入りに掃除していた。
「トマトの……においもする……な……?」
布団を運んできた
志波 拓郎
がつぶやく。
「早く敷いてご飯食べに行くにゃー」
といきが床にシートを敷き、てきぱきと布団を並べていく。
「いつも授業に使ってる所で寝るなんてーまさに合宿って感じでいいね! ワクワクする〜」
羽衣がフライングで布団に飛び込む。
「うーんこのまま寝ちゃいそう」
「じゃあ羽衣ちゃんのデザートはウチがもらってくにー」
「侑ちゃんだめー!」
といった感じで遊びながらも、男子女子どちらの寝床も整えていく。
いよいよ夕食の時間。家庭科室に入ってくるなり浅井先生は目を輝かせた。
「おーカレーにサラダに……これは何ていうスープだ?」
「あさちゃんせんせ、ミネストローネ言うんやで」
「ミネ……? なんかあったなそんな名前のスープ! とにかく美味しそうだ」
「先生が最後にゃ〜早く座るにゃ」
といきが隣の席へと促す。
「お、おうそうか」
浅井先生、席に着くと咳払いを一つ。家庭科室が波が引くように静かになる。
「みんな合宿初日お疲れさま!」
「「「お疲れさまでーす!」」」」
「スポーツは日々の練習が大切だ。しかしその練習を満足行くものにするには、健康な体を維持しないといけない。そのためにはまず食事。バランスよく栄養が取れるものでないといけない。でも先生は大学時代は貧乏で食べ物が」
「「「いただきまーす!」」」
「ごはん美味しいのだ〜うれしいのだ〜」
「めっちゃおいしいー!」
「おかわり!」
方々から絶賛の嵐、おかわりをする部員が間断なく続く。
「みんな喜んでくれてよかったぜ」
望月が照れくささを紛らわすように、カレーを一気に食べる。
「おいしいな〜」
十文字 若菜
もほわほわ笑顔でカレーに夢中。
「部長部長、そろそろあの話しないと」
正也に言われて思わず口を押さえる。
「あっ、そうだった……(モグモグモグ)……みんな、ちょっと聞いて!」
ガヤガヤ団らんとしていた部員たちの視線が若菜に集まる。
「さっき浅井先生、正也君、空音ちゃんと話したんだけど、明日は本番の記録会を意識して、本格的に部内で対抗レースをしようと思ってるの。皆でタイムを競い合って、チーム全体の底上げを目指そう!」
「いい記録出すためにも、今日はしっかり眠ること。夜更かししない! 分かったな!」
ういー、とか、おー、といった返事が返ってくる。
「それとねー浅井先生からの差し入れで花火があるよー! ご飯食べたら校庭でやろう!」
「やったーみんなで花火楽しみー」
羽衣が手を叩いて喜ぶ。
「ご飯も美味しくて花火もやれて、合宿最高だー!」
と言いつつ侑、一気にカレーをかき込み急いでおかわりする。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月17日
参加申し込みの期限
2014年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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