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寝子島高校
サマー! 部活動のお時間です! ~運動部編~
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卓球部+バドミントン部 <光あれ!>
寝子島高校卓球部はインターハイ決勝にまで勝ち上がっていた。
ここまでの道のりは決して楽ではなかった……。
九十九髪 夜光
はこれまでを回顧しつつ、最後の決戦に望む。
「俺たちはこの光り輝く舞台についに来ることができた」
部員たちの中でもひと際輝いている夜光。全員の心に向けて叫ぶ。
「並み居る強豪たちと一進一退の攻防を繰り広げてきた。あの戦いを忘れるな。俺たちならきっと優勝できる!」
相手は格上も格上、前回の覇者、犬鳴学園だ。
「我ら卓球部! 今日必ず栄光を勝ち取ってみせる! 例え、どれだけ地味であっても! 必ず輝いてみせる!」
夜光のつるっつるんの頭がキラリと光る。
夜光の相手はエース犬江。この一戦でどちらの高校に軍配が上がるかが決まる。
「いざ、真剣勝負!」
試合の細かいところは端折るとして……なんだかんだで熾烈な争いが続き、勝負は最後の最後まで全く勝敗が見えない展開となった。まさに死力を尽くす戦いだ。
「ハゲしい戦いだ」
「なんてハゲしい攻防」
「このハゲしさ、歴史に残るな」
(な、なんだと!?)
観客席から聞こえてくるわずかな声に夜光は耳を疑った。
(ハゲ……? ハゲだと……?)
「早くサーブを打ちなさい!」
審判に警告される夜光。
「は、はい!」
集中を切らしてしまったが、ここは大事な大事な決勝の舞台。この一球で勝敗が決まる。
「食らえ!」
夜光のろっこん「ハゲの明星」が発動したかどうかは定かではない。どちらにせよ、夜光の頭はわりと常に眩しいのだ。
「うわもう眩しくて我慢できない」
相手が夜光の輝きに目を背けたのが、渾身のサーブを決めたのと同時であった。
決勝点はあっさりと決まった。
「や、やった! なんか最後釈然としなかったけど、やった……!」
こうして寝子島高校卓球部は、インターハイ優勝という偉業を成し遂げたのである。
成し遂げたのである。
……なのに。
「なんでまったく話題に上がらないんじゃああああ!!」
優勝旗を掲げ寝子高の門をくぐった夜光。しかし歓迎は猫一匹すらおらず、というか夏休みなので校舎にもほとんど人はいなかった。
「インターハイ優勝じゃぞ! 普通は地元の人総出でお出迎えムードじゃろ!」
職員室に勝手に入って優勝旗を振ってみても、「えっ、卓球部? あったの……」「え……あ、えっと、おめでとう?」「ちょっと、旗邪魔だよ」と、なんかむしろこっちが空気をまずくしちゃったみたいな感じで、職員室を後にした。
「こ、こんな扱い……」
行き場がなくなり、グラウンドの隅でいじける夜光。
よくよく思い出せば、応援は父兄だけ、顧問についても部員ですら「誰だっけ?」状態、公認クラブのはずなのに学校内での知名度は非公式クラブより断然低い。
我が卓球部は
教頭
並みの影の薄さなのだろうか。
「あれ……」
夜光は沈みかける夕陽に向かって問いかける。
「うちの高校って、そもそも教頭いたっけ……」
夜光の頭が橙に輝いた。
一方、体育館ではバドミントン部の活動がしめやかに執り行われていた。
体育館の一角、
本条 小萩
はラケット片手に一人しゃがみ込みじっとしている。
暇だからとバドミントン部に入部したはいいものの、部員は小萩ただ一人。仕方がないのでアガサラ神話における神聖な儀式バド=ミン=トンという、
こんな感じの妄想を抱いて部活動をしのいできたわけだが、このほど部員が加入。
さっそくバドミントンらしいことをしようと活動の連絡を部員に入れたのが、なんと昨夜のことだった。
「まさかみんなに連絡するのを前日まで忘れるとは」
としょげ返るが、すぐに立ち直るのが小萩の性質だ。
「ときにはドジッ娘もしちゃうのが小萩の魅力です!」
というわけで当然誰も来ないので、一人座り、いつもの妄想に耽っているのである。
(しょうがないです。アガサラ神話の続きでも考えましょう)
小萩の創造力は無限大だ。
と、そんなバドミントン部の状況にたまたま居合わせたのが、運動部を見学中の
風雲児 轟
。今日は体育館を中心に、柔道や剣道などを見ていた。入部検討が目的ではなく、あらゆる接近戦を見ることでイメトレをし、今後のヒーロー業へ活かすためである。
「ん、あれは、何やってるんだ?」
片隅で目を閉じ、体育座りしている小萩を観察する。
「まさかイメトレか!?」
手に持っているラケットからしておそらくバドミントン部。室内球技でイメトレを取り入れている部活があるとは、想像にもしていなかった。
「しかもこの体勢、集中力、放たれるオーラ」
イメトレとして完璧な型をなしている。
「まさかこれほどのイメトレの使い手がいたとは……」
「はっ!」
轟の気配にようやく気づく小萩。
「あ、入部希望の方ですか!?」
「いや、すごい集中力でイメトレしてるなって……」
「あ、小萩の妄想クリエイションですか? すごいんですよふふふ……最高神バドはとても美しい女神なのです」
「え、バド、女神?」
轟が思っていたのとは少々趣の異なるイメトレだったようだ。
「そして男神と交わることで……はっ、えっちなのはだめです!」
一人で勝手に「らっかみ!」の年齢対象を考慮してくれている。
(な、なんか分からんがすごい人だな……集中力と創造力がハンパない……俺もこの人くらい創造力たくましくならないと)
小萩の妄想は続く。
「それとですね、聞いてください! もはや私のクリエイティビティは聖書クラスなのです! なぜって、神は天と地を創り『光りあれ』というのが……」
「誰が発光体じゃ!」
と、ここで見るも眩しい男が登場する。もちろん夜光だ。
「あ、あなたは体育館の敷地争いでよくしゃしゃり出てくる卓球部の人!」
「おうおう、おかげで我が卓球部はインターハイを優勝したぜ!」
「え、凄いじゃないですか!」
「お、本当かよ卓球部! やるじゃねぇか!」
「え、あ、うん、ありがとう」
これまでの扱いが嘘のような祝福ムードに、逆に夜光のほうが反応に困る。
「ではその記念に、みんなでバドミントンやりましょう!」
「なんでじゃ!」
「今まで誰も来なかったのでやったことがないのです。せっかく人が集まったのでやりましょう! ルールよくわかんないですけど」
(ま、まあたまにはこういうスポーツもアリか)
なぜか3人でバドミントンに興じることになる。
半強制で付き合わされた轟だったが、バドミントンは球技の中でも瞬発力とスタミナを特に必要とされるスポーツ。後学のためにもいい経験にはなるのだった。
少々混沌じみた展開だが、こうして卓球部とバドミントン部の一日が過ぎていった。
また、卓球部とバドミントン部は、まだまだ部員を募集中!
他の部活も新しいスポーツマンを日々募集しているよ!
あなたも運動部で汗を流し、友情を育み、己を磨き上げ、人生一度の青春を謳歌しよう!
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あとがき
担当マスター:
小西 秀昭
ファンレターはマスターページから!
というわけでサマーサマーした部活動シナリオでございました。どうも、小西秀昭ですっ!
初のシルバーシナリオということで、果たして締め切りに間に合うのか、皆様の希望に添えられるのか
気が気じゃない毎日を過ごしていましたが
おかげさまで締め切り5日前に、謎の腹痛に見舞われました! /(^O^)\
悶絶しながらラストスパートを乗り切り
無事に期間内にて皆様にシナリオをお届けすることができました。わりと危なかった!
どの部活動も事前に打ち合せをしてくださっていて
一体性のある、リアクションをかけやすいアクションをいただき、本当に感謝しております。
全体的な傾向としましては、他プレイヤーとの交流はもちろんのこと、
顧問とのやり取りを望まれている方が多かったかなという印象です。
顧問がまだ決まっていない部活動については
早く顧問が見つかるよう、私たちマスターも促進活動(?)を行っていければいいなと感じた次第です。
今回は大人数参加のため、個々へのコメントは控えさせていただきますが
改めまして、本当に本当に、たくさんの方に参加していただけて嬉しかったです。ありがとうございました!
最後にちょっとだけ、部活ごとの感想やよもやま話的なところを書いて、今回のシナリオを締めたいと思います。
以上、永世帰宅部の小西秀昭でしたっ!
バスケ部
少年マンガ的な王道を目指しつつ描かせていただきました。
試合の勝敗については、シビアに判定しています(これは他の部活動についても同様です)。
当方バスケに疎く、知識や表現の甘いところがあるかもしれません。そこばかりはどうかご容赦を!
テニス部
「セレブリティ」と「昭和のスポ根」を独自にブレンドしたら、こうなりました!
副部長の汎用性抜群なイラストは、多用しまくりたかったけれど、セーブしました……。
サッカー部
テニス部の優雅な部活からの、荒々しくもたくましい雑草蹴球メンの登場です。
サッカー部には他にはない強さの秘訣があると思い、そこに迫るかたちで彼らの群像を描きました。
果たしてフィンランド生まれの彼のナニはどのくらいのサイズだったのか、それは謎のままです。
水泳部
水泳部シナリオを通して、「まゆ先生は非常に使いやすい」ということを身をもって知りました。
彼らの水泳にかける情熱を、フィジカルな方面から描いております。
探検部
「アウトドアの宝石箱や〜」って感じで、勢いに乗って一気に仕上げました。
鈴島についてはまだまだミステリーが残されているので
これからも探検部のアドベンチャーはきっと続いていくのでしょう。
野球部
桐島先生を筆頭とした「データ野球」の長所短所を織り交ぜつつの
タクティクス豊富な甲子園を描きました。
彼らの活躍はきっと寝子島で語り継がれることでしょう。
剣道部
参加者数は全部活動の中でトップの16名。
ひたすら剣の道を突き進む彼らを追いました。
試合は対戦カードを決めるのに錯誤しました。マスター冥利に尽きる贅沢な悩みでした。
射撃部
顧問の誕生がどれだけ部員たちに影響するか
その化学反応をメインに据えたシナリオです。
少々ウォルター先生チートですが、このくらいがきっと、今後の射撃部を強くすると思います。
ボクシング部
アマチュアボクシングの知識がかなり深まりました!
KOを獲るのがかなり難しいスポーツらしく、そのリアリティを維持しつつ
それぞれの特性を意識した試合を描いています。
今後最も伸びしろのある部活のように感じました!
陸上部
浅井先生を筆頭とした暑苦しいアクティブさと
少し儚く寂しいムードを両立させました。
空手部
猛者ぞろいの空手部。
情緒と個性とタフさとバーベキュー感をごちゃまぜにしたシナリオとしました。
卓球部
全てはタイトルに集約されています。
卓球部に光あれ! すでに眩しいけど!
バドミントン部
こちらも今後より一層光が当たることを期待しています。
クリエイティビティなら他の追随を許さないバド部
これからの発展に注目しております!
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小西 秀昭
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月17日
参加申し込みの期限
2014年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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