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寝子島高校
サマー! 部活動のお時間です! ~運動部編~
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陸上部1 <気温の5℃上くらいを駆ける奴ら>
「陸上にとって大切なもの」
陸上部顧問の
浅井 幸太
先生は、寝子島高校第1グラウンドのど真ん中に立ち、可愛い部員たちを前に講釈をたれている。
「まずは走ったり跳んだりすることが大好きなこと。そしてもう1つは」
当てられると思ったのか、部員の何人かが浅井先生から目を逸らす。
「とにかく基礎練。持久力、柔軟性、瞬発力。全ては基礎の積み重ねで作られる。よって——」
「はーい浅井先生」
冴木 竜司
に遮られた浅井先生、ややむすっとした顔を向ける。
「ん、なんだ冴木」
「その話、長くなりそうですかね?」
「まだこの後先生の高校時代のこととか話すから、5分は続くかな……」
部員たちからどよめきが起きる。
「先生、俺たちは先生の言いたいことよく分かってますよ。俺たちはほら言葉じゃなくてさ、走ることで通じ合えてるし」
と副部長の
桐野 正也
が言えば、
「そうですよ。大事なのは基礎の反復。私たちは毎日トレーニングに励む先生の背中を見てきました。だから理解できています」
部長の
十文字 若菜
も加勢。周囲からも「そうだそうだ」「うんうん」という合いの手が飛ぶ。
「む、そ、そうか。昨日2時間くらいかけて練習したんだけどな演説」
「それにこんなバリバリ直射日光当たるところでやってたら、みんなの体力が消耗されちゃいます。練習に支障をきたしますよ!」
浅井先生が激萌えだから、という理由でマネージャーになった
桃原 空音
が、マネージャーらしいことを言う。これには拍手喝采だ。
「簡潔にお願いなのだ幸太ちゃんセンセー!」
後木 真央
に急かされ、浅井先生咳払いを一つ。
「とにかく走ることが好きなお前たちなら、この合宿は難なく乗り越えられると信じている。というわけで陸上部合宿、スタートだ!」
と、前置きが長くなりましたが。寝子島高校陸上部合宿が、浅井先生の号令で始まった。場所はいつもと変わらずだが、慣れた場所でのびのび練習するのが陸上部の方針だ。決して部費を節約しているからではない。
まずは全体練習としてストレッチと基礎練から。……の前に、2年の竜司がある提案をする。
「あれやろうぜ十文字」
「ん?」
「合宿や試合前恒例の円陣!」
「おおそうだな!」
「みんな集合ったい!」
同じく2年の
宇佐見 望月
と
橘内 みちる
が円陣を組み始める。
「ほら、先生も!」
「お、おう」
「よーし全員組んだな。それじゃ十文字よろしく!」
「え、私?」
「まあ、部長だしな」
望月が言うと、全員がうなずく。
「うーんこういうの得意じゃないんだよな、正也君パス!」
「結局そういう流れかよ! ……まあとにかく皆、怪我だけはしないようにな」
「真夏の合宿で生き残るには体調管理ば大事ったい! 記録出す前に倒れたりせんときよー」
みちるがつなげて、また正也へ。
「あ、あと親からアイスの差し入れがある。家庭科室の冷凍庫にあるから、休憩のときに食べよう」
こういうのでボルテージは一気に上がるというものだ。
「それじゃみんな頑張るぞー、せーの」
「寝子高陸上部、ファイトー!」
で、ようやく練習開始。地上を熱する太陽よりも熱い陸上部面々。柔軟を終えた者から筋トレ、走り込み。それぞれの動きを浅井先生が細かくチェックする。
「うん。青物、だいぶフォームが安定してきたな」
「そ、そうかにゃ!?」
青物 といき
の横を浅井先生が並走する。
「ん、いきなり硬くなったぞ。もっとリラックスだリラックス」
浅井先生をいじり対象とみなしていたといきだったが、最近ちょっと違う印象も抱き始めている。そばに寄られると少し緊張してしまうのだった。
「あとはこのフォームを維持できるだけの持久力だな」
「はいにゃ! 夏の暑さを利用して体力つけていくにゃー!」
そのためには走る、走るだけだ。といきの普段見せない強いまなざしに浅井先生も強くうなずき返す。
「よーしバシバシ鍛えるから、覚悟しておけ!」
「浅井先生いると……夏が……」
「さらに暑苦しいよね」
後ろに続いてトラック周回している
志波 拓郎
と
金戸 幸虎
が小声でささやき合う。
「にゃはーみんなで合宿たっのしー!」
しょっぱなからボルテージマックスなのは
七音 侑
。学校でのお泊まりが楽しみ過ぎて、実はあまり眠れていない。そのせいもあってハイテンションだ。
「基本陸部って熱い人多いよね」
内気な性格の幸虎としては見ているだけでお腹いっぱい、一緒に盛り上がる気持ちにはなれないでいる。拓郎も口数が少ないこともあって静かなタイプと取られているが、内心この合宿にかける意気込みは誰よりも強かったりする。
それぞれがそれぞれの想いを込めて、この合宿に参加していた。
陸上部の中では目立って背の小さい2人、
直風 満帆
と
鴇波 羽衣
にとってもそれは同じだ。
「春の記録会では付いていくのがやっとやったし……合宿で皆に付いていけるだけのスピードとスタミナ、付けたいわ」
「あたしも……体格の不利を乗り越えられるだけの自分の強み、見つけないと」
彼女たちは今ぶつかっている壁をどう乗り越えるかが鍵になっている。
「この合宿で背が伸びたらええんやけどな」
「それが叶えば何も困らないけどね」
できるだけ重くはとらえない。心の重さは走りにも出てしまう。
(うん、だいぶ馴染んできたな)
夏休みの初めに買った新しい運動靴
も、だいぶ羽衣の足にフィットしてきている。走りは軽快、前へ進む気持ちを加速させてくれている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月17日
参加申し込みの期限
2014年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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