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夏空にたなびけ、大和の旗!
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「ふわぁー……。今日もあっついよぉー……」
頬をたらりと伝う汗を拭い、ののこはプールへの道をとぼとぼ歩いていた。
こんな日にはプールで遊んで、商店街でアイスを食べて、神社のほうへブラブラお散歩……。
と行きたいところだが、それはプールの掃除が済んでから。
褌水泳大会でスイカまみれになったプールを掃除するため、駆り出されているのである。
「……ん。あそこにはいるのは……あっ。七峯くんだー」
「おう。野々じゃねーか。おまえもプール掃除に来たんだな」
「うん。そうなんだよ。……こんなところで何してるの?」
「何って、掲示板に貼ってあるこれだよ、これ!」
そこには褌水泳大会の記事が書かれた校内新聞。デカデカと亨の褌写真が掲載されている。
「くっくっく……女子に告白されちまったらどーすっかな。困るなぁ……むふっ」
「なーに、ニヤニヤしてんだよっ!」
「あたっ!? ……誰かと思えば、志田じゃねぇか」
はぁとため息を吐いて、朝陽が立っていた。
「おまえが散らかしたプールの掃除してんだから、サボってないで来いよな」
「あたたたたっ!? おいっ、耳引っぱるんじゃねぇ! ちぎれるだろっ!!?」
「あれだけやって優勝できないなんて、なーんたるなーんたることですの……!」
ジャージ姿の華蓮はプールサイドでぷるぷると敗北に打ち震えていた。
「恥ずかしい思いしただけ損ではありませんの! あなたもそう思うでしょう!?」
「別に。伝統芸術を広めることに貢献できたんだからそれでいいんじゃないか?」
隣で掃除を手伝う月詠は、夏の日差しも凍り付くほどにクールだった。
「く……、なんて優等生な解答。面白くないですわ、冷静すぎますわよ!」
「この状況で、面白いことを言う必要はないと思うが?」
「無駄話はそのぐれぇにしときな。そんなんじゃ日が暮れちまうぜ」
「……むっ。の、野沢さん」
コブラはデッキブラシを肩に担いで、プールサイドから空になったプールを見回した。
水を抜かれたプールには、スイカの残骸がところどころ転がっている。
「なんか、どことなく甘い匂いがするな……。後輩の尻拭いも楽じゃねぇぜ」
「……プールを散らかした張本人はどこでサボっているのやら」
「おまえだって散々暴れてたくせによく言うぜ」
こちらでは、瓢と利平が掃除をしている。
「暴れてたとは心外だねぇ。あっしは綺麗にスイカを食べてただけだよぃ。散らかしちゃいないさ」
「……ああ。言われてみりゃそうか。つか、おまえが掃除に出て来るなんてめずらしいな?」
「ああ。掃除を手伝ったら、浅井先生がジュース奢ってくれるって言うんでねぇ。のどを潤しに来たまでさ」
「現金な奴だぜ……。まぁ俺もそれに乗せられた口だけどな。どうせ、家にいても暇だし」
「ところで、二年のゾンビ先輩の姿が見えないようだよぃ? 確か、掃除に来るって行ってた気がするだけどねぃ?」
「ああ。屍先輩なら保健室。一番に掃除に来たんだけど、日差しにやられて一番に運ばれてったんだ」
「相変わらずだねぇ」
「あとで、様子見に行ってみるか」
「むふふっ。いい写真がたくさん撮れたのだー」
真央はプールサイドに腰を下ろして、大会で撮った褌写真を見返している。
褌愛好家としては、入賞を逃してしまったのは残念至極ではあるが、たくさんの褌が見れていいイベントだった。
校長先生にも褌アピールを褒められたし、満足している真央である。
「……あっ。これ竜司ちゃんセンパイの褌。まゆ先生LOVEが輝いてるのだー」
「なかなかのアピールだったな、あれは」
隣に座る修がデジカメを覗き込む。
「こっちは修ちゃんの。修ちゃん、褌姿もクールなのだ似合ってるのだいつも履いたらいいのだ」
「常用はごめんこうむる……。あっ。浅井先生、ちょっといいでしょうか?」
こちらに来た浅井先生に声をかける。
「お聞きしたいことがあるのですが、全クラスのエアコン設置状況はどのような進み具合でしょう?」
「ん? なんで、そのことを八神が知ってるんだ? あれは職員会議で出た話だった気がするが……」
「……ニュースソースは秘匿です」
まさか自分が提案した企画だからとは言えない。
「まぁまだちゃんと動いてはいないと思うぞ。夏休みは先生方も休暇でいないからな、相談も進んでないんだ」
「……そうですか……」
期待はずれの答えにため息を吐いたその時、真央から悲鳴が上がった。
「のわあああああああーーーーーーーーーーーっ!!!?」
「ど、どうした!?」
「な、なんでもないのだ、
へ、変なモノ消すの忘れてたわけじゃないのだぁーーーーっ!!
」
「……浅井先生も褌になってくれれば良かったのににゃー」
浅井先生を人知れず見守りながら、といきは呟いた。
「……ん? 今、なんか言ったか、青物?」
「ああ、柊沢先輩。なんにも言ってないのにゃー。空耳なのにゃー」
「ふーん。ま、いっか。しっかし、よく考えたら、プールこんなにしちまって、水泳部には迷惑かけちまったよなー」
「悪いね、手伝ってもらっちゃって」
武道が言うと、ふたりはいやいや……と首を振った。
「水泳部が総出で片付けしてんのに当事者がなんもしなかったら、悪いだろ」
「掃除しないと水泳の練習できないのにゃー」
「まぁ泳ぐだけだったら海でもできるけど……ん、なに、ジロジロ見てるんだ? ああ、これか!」
ぐぐっと腰を突き出して、愛用のブーメランパンツを見せ付けた。
「ブーメランはいいよ。なんたってフィット感が違う。北斗くんもどう? 勝負用に一枚!」
「え? うーん、やっぱブーメランって言ったらブドーだから、俺は遠慮しとく」
とその時、ダダダダダダッとブラシをかけながら、竜司が走り抜けた。
「まゆ先生、見ててくださいっ! この冴木竜司があなたのためにプールを綺麗に掃除しますからねーーーっ!!!」
水泳部顧問のまゆ先生のため、竜司は掃除に汗を流す。
「
まゆ先生ラァーーーーーーーーーーブッ!!!!!
」
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あとがき
担当マスター:
梅村象山
ファンレターはマスターページから!
マスターの梅村です。
シナリオにご参加くださった皆様、ありがとうございました!
参加人数15人の小規模シナリオながら、
皆さんの魅力溢れるアクションのおかげでおおいに盛り上がった水泳大会となりました!
あ、褌水泳大会となりました!
夏休みシナリオを執筆する今日この頃、まだ6月だというのになんだか夏のような陽気で、
だんだんと現実時間とらっかみタイムの距離が縮まってきているようですね。
これから夏に向けて暑さも厳しくなると思いますが、
皆さま体調にお気をつけて、素敵ならっかみライフをお楽しみください〜〜
ではでは。
また別のシナリオでお会いしましょう。
梅村でした!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月13日
参加申し込みの期限
2014年05月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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