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ご先祖様、奮闘す。
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雲の絨毯が広がる不思議な空間には、クラシックなガーデンテーブルとチェアが並んでいる。
テーブルの上には一級品のティーセット。檜扇家の本家が海外にあった時代、屋敷でよく使用されていたものだ。
檜扇 唱華
は物珍しい来客に紅茶を淹れ、判定を待つ。
「……いい香りですね。淹れ方も温度も素晴らしい」
唱華と同じ顔をした女性は慎重にティーカップの取っ手に触れ、そっと持ち上げる。カップを傾け紅茶の味を堪能すると、彼女は嬉しそうに口元を綻ばせた。
「私が先代のメイド長に教わった淹れ方が、あなたの代まで守られているとは感慨深いものですね」
「先代の方々のご指導の賜物です」
一礼した唱華は先祖と名乗る女性を改めて見た。顔の造詣から体つきまで唱華と瓜二つ。違いは服装だけだ。
視線に気づいた先祖が笑う。
「恐らくは神魂の力で顕現してしまったのでしょうが、私はあなたの守護霊みたいなものです。あなた方姉妹のことをよく見てましたよ」
言って先祖はぼんやりと宙を見る。
「……何か子孫に言わないといけないことが……あった、ような? 何でしたっけ?」
「女の子萌えについてなら某少佐の如く演説できる自信がありますが」
唱華の言葉に先祖は何故ここまで来たのかを思い出す。
「そうそう、思い出しました。あなたが作ってる服装についてなんですが、まともなものを一着作ってみては如何でしょうか」
「コスプレについてですか」
先祖の指摘に唱華は考える。今まで作成した衣装の数々は、ニーズに合わせて動きやすく細工したり、シルエットが綺麗に見栄えするよう改造済み。先祖の言うまともなものはなかった。
「ネコミケが近いのは知ってます。無駄に華美な萌えに溢れたこの界隈に正統派が一人立てば、とても目立つと思うのですよ」
「ああ確かに正統派なものを作っていませんでした」
二人は視線を交わし頷いた。
そう、作るべきものは、
「「正統派な……巫女服!」」
子孫と先祖がハモる。
先祖は満足げに頷くと、うっとりと目を細める。
「あっちで日本の文化を勉強してたら、巫女さんとても可愛いですの。いいですよね巫女さん」
「日本に憧れてというのは聞いておりますね。鴉乃宮家についていくのもありましたが」
しかしこうまで話が合うとは珍しい。唱華にとって萌えの機微がわかる者はとても貴重である。
「ご先祖様、最近一押しの萌えはなんでしょう?」
「それはですね――」
子孫と先祖で語られる萌え談義。やれこの服がいい、やれその髪型がいい。驚くほどに趣味嗜好の波長が合いまくりである。
ひとしきり語り終えた先祖は満足したのか、新たに作られるだろう巫女服に思いを寄せる。きっと唱華の妹、もう一人の子孫に似合うに違いない。
「期待してますよ」
「御期待くださいませ。これからも良いモノを作りますよ」
そう言って二人はどちらともなく笑いあったのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月11日
参加申し込みの期限
2014年06月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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