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ご先祖様、奮闘す。
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今まで見たこともないくらいに精悍さを感じさせるキリッとした自分の顔。しかしながらその眉間にはざくざくと皺が増えていく。
真辺 伸幸
はまじまじと先祖と名乗る自分のそっくりさんを見る。
まず思ったのは、自分にもこんな顔ができると言うことだ。
「あれやあ、俺と同じ顔ー……だけれど言う程似た感じはしないねぇ」
のほほんと物珍しげに観察する伸幸。先祖から、ぷち、と何かが切れる音がした。
「緊張感が、無さ過ぎる……!」
「そうかねぇ……自分ではそんな事はー……」
「現在進行形で無い!」
先祖は断言して伸幸へ指を突きつけた。
「なんださっきから! ふわふわほにゃほにゃ、平和そうな顔をしおって! どうしてお前は俺と同じ顔なんだっ!?」
「どうしてだろうねぇ?」
「他にも沢山言いたいことがあるのに、あるのに……っ!」
呻き、先祖はその場で膝をつく。子孫に何を言っても暖簾に腕押しになる予感がするのは気のせいではない。
先祖の苦悩を伸幸は知ってか知らずが、同じくしゃがむと目線を合わせる。
「でもねぇ。今までもそうだったけれど、この島に来てからも色々在りすぎて『在るものは在る』みたいな感じになってるのよねぇ……」
「それが慢心だ!」
「……ぬん」
先祖の一喝に伸幸は首を傾げた。
別に慢心しているつもりなどない。ただそうなのだと受け入れただけなのだが、先祖の目にはそう映っていないらしい。
「何より、緊張感が無いと思わぬ事故に繋がる」
「それもそうだねぇ……」
先祖が自分を案じてくれているとわかった伸幸は頷く。
「ぬん! 心配してくれて有難う、なのよー」
そしてへにゃりと笑う伸幸を見て、先祖はとうとうそこで雲の上に突っ伏した。
「そこで笑うのが既に緊張感が無いんだ……」
遠い目になる先祖。やはり暖簾に腕押しの予感は正しかった。
「……ご先祖様は俺と同じ顔なのに表情が良く変わるねぇ……」
彼の虚脱感に気づかない伸幸は、まじまじとコロコロ変わる先祖の表情に釘付けだ。
そして思いつく。ここまで顔が同じなら、伸幸も先祖のようなキリッとした顔になれるのではないだろうか、と。
「それなら俺だって、頑張れば緊張感……緊張感……!」
伸幸は精一杯のキリッとした顔を作ってみた。イメージするのは昔流行ったハードボイルドな刑事ドラマ『にゃんぶ警察』。登場人物は揃ってキリっとした顔をしていた。
「ご先祖様、どう? 俺は今キリッとしてるかい?」
呼ばれ、先祖は顔を上げる。その視線の先にあるのは、どこからどうみてもプルプル笑うのを我慢している(しかもそろそろ限界)顔の伸幸だった。
「……いやもうお前無理するな…………」
こいつをキリッとさせるのは無理だ。そう痛感した先祖は頭を抱えてしまうのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月11日
参加申し込みの期限
2014年06月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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