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臨海学校でおおはしゃぎ? 遠泳と地引網のお話
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*まったりお湯に浸かって
――男湯。
こちらでも、遠泳の疲れを癒そうと温泉を楽しんでいる者たちがいた。
三崎 楚良
もその1人で、タオルで眼鏡の曇りを取りながらゆっくりとしていた。
「ふぅ……。生き返るなぁ……」
「そーだなぁ。湯が筋肉と骨に沁みるようだぜ」
七峯 亨
も頷きながら肩まで浸かる。サーフィンをしている亨ではあるが、流石に遠泳は慣れておらず、かなり疲れていた。2人の言葉に頷きながら
市橋 誉
は瞳を細める。
「遠泳の後に温泉……。最高に心地良い物だな」
「ホント、温泉っていいよなぁ」
同じように思ったのか、
桐野 正也
が相槌を打てば、傍らの
哀坂 極夜
がちょっとだけくすり、と笑う。誰かが「親父臭い」と言えば正也が思わず「別に良いじゃねぇか」と返し、誉は「そういわれようと好きな物は好きだ」と苦笑する。
「皆、泳ぎきれたのかい?」
「ああ。案外、3キロは長かったけれど」
楚良の問いに誉が穏やかに答えれば、Aコースを泳いだ者たちは自信に満ちた笑みで頷く。
「今回は誰も脱落しなかったらしい。まぁ、波も荒くなかったし、それでじゃないか?」
亨は先生方の話している内容をちょこっと聞いた、と付け加えてそういえば楚良はよかった、と小さく笑う。
「兎も角、臨海学校もそろそろ終わりですねぇ」
極夜がしみじみとそういえば皆も少し名残惜しいという気持ちになった。
他愛もない話をしつつも、正也は4月からの事を振り返る。進級して後輩ができ、陸上部では副部長になっていた。何気なく充実しすぎてフツウじゃない、なんて苦笑してしまう。そう思っているうちにのぼせてきた彼は、「先にあがるよ」と湯船から出た。
(冷たい牛乳でも飲みながら散策するかな)
身体を拭きながら、正也はそう考える。火照った身体に扇風機の風が心地良くて少し眠気を覚えながら着替えるのだった。
それに続いて亨も上がるのだが……彼には、企んでいる事があった。
*恋話、ふわり?
他愛もない会話から、何故か流れは恋愛話に。というのも子夜は弟である極夜と咲におこったトラブルを見ているのだ。
「そういえば……、咲君は極夜に……恋愛感情というのを……抱いてるのだろうか…?」
突然の問い掛けに、咲の表情が強張る。子夜はまた不思議そうに首をかしげた。
「極夜君とはそんな関係じゃありません! れ、恋愛なんて学生にはまだ早いんですよ!!」
リア充になんてならなくていい、と慌て気味に言う咲の様子に、子夜は少し考える。
「そもそも、恋とは……どんな感情なんだい?」
「そ、それは……!!」
咲は普段の冷静さからは考えられないほど取り乱し、顔を真っ赤にして震えている。そんな姿を見つつも、子夜は弟の気配が近いと勘付いた。彼女は1つ頷くと、男湯の方に通るよう、声を掛けた。
「極夜は……咲君に…どんな感情を抱いてるのか……教えてくれない……かな……?」
「ちょっ!? 子夜さん!!」
まさかダイレクトに問うとは思っておらず、咲は思わず子夜の肩を揺する。それに対し、男湯の極夜は、にっこり笑ってこう答えた。
「咲先輩、ですか? そうですね……。凛々しくて愛らしい、素敵な先輩で、私は好きですよ?」
あっさりと、躊躇いも無く。そんな彼に誉たちの視線が集まる。女湯では聞いていた女子たちから黄色い声が上がり、咲は茹蛸のように真っ赤になって湯に沈もうとする。子夜はそんな様子の咲を引き上げつつ、胸の奥が妙にくすぐったいような気がした。耳を澄ませば、突っ込まれたりからかわれたりする極夜の声が聞こえる。子夜は瞳を細め、僅かに口元を綻ばせた。
*こっそり、こっそり……?
(さぁて、やるぜ!)
亨はくすり、と笑って片手を挙げて指をパチン、と鳴らした。彼はそうする事で1cmほどの大きさに縮むというろっこん『縮身』の持ち主でそれを利用して女湯を覗こうとしていた。
(ふっ……、PECが一人、いざ参る!)
僅かな隙間から侵入し、更衣室を通り抜けて女湯を覗き見れば……ぶわっ、と湯気がお出迎え。シルエットしか見れないっ!! 湯気を払おうとしているうちに女湯へと入り込んでしまった彼は零れるお湯に襲われるわ、踏まれかけるわで命が危ない!
妙な気を感じとったのか、夏朝が洗面器を構える。覗きがいたら投げてやろうと思ったのだ。同じ事を考えたのか、加代もまた辺りを見渡し、桶を手に持った。
「……ん?」
どうしたのだろう、と思った萌が首を傾げていると博美が溜め息混じりに頭あたりで手を組んだ。
「覗きでも出たか?」
「解らない。けど、嫌な予感がした」
博美の問いに夏朝はあたりを警戒したまま応える。萌はたぷん、と湯に足を躍らせて笑う。
「流石にいないんじゃない?」
(覗きたければ覗けば良いさ)
博美は肩を竦めた。彼女自身はあまり女性らしくない体つきだと思っている。それ故に自分の体を見て喜ぶ奴なんて変態だ、と考えていた。
「他の人の迷惑ですし、このような行為は風紀を著しく損ねますから」
加代はそう言って辺りを見渡すも、やがて警戒を解いた。彼女は気のせいだったかも、と夏朝に言うと、2人は苦笑して警戒を解いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
38人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月04日
参加申し込みの期限
2014年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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